切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ
数ある楽器の中でも一番身近にある楽器で、ピアノを弾ける方に会うと思わず憧れてしまう代表的な楽器の一つですよね。
切ない旋律の楽曲は聴いていて思わず世界に入り込んでしまいます。
今回の記事では「切なさ」をテーマとした人気のピアノ曲をご紹介します!
定番のクラシック曲はもちろん、映画やアニメにゲームなどのサウンドトラックで使われたピアノがメインの切なく美しい作品も含めたバラエティが豊かな内容となっていますから、切ないピアノ曲がお好きな方であれば要チェックです!
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切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(41〜50)
エレジー ハ短調 作品24Gabriel Fauré

甘く繊細な響きと感情が豊かな旋律が特徴的なフランス近代音楽の名曲です。
深い哀愁を帯びた静かな冒頭から始まり、中間部では情熱的な盛り上がりを見せ、最後は再び静けさへと戻っていく三部形式の曲調は、聴く人の心に深い感動を与えます。
ゆったりとしたテンポの中に込められた繊細なハーモニーと美しい旋律は、フランス音楽ならではの上品さと温かみを感じさせます。
独奏チェロと管弦楽の調和が見事な本作は、2022年の北京冬季オリンピックでも使用され、フィギュアスケートの金メダリストたちの演技を彩りました。
チェロやピアノを学んでいる方で、ロマン派音楽の魅力に触れてみたい方にぴったりの一曲です。
切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(51〜60)
楽園にて「レクイエム」よりGabriel Fauré

天使の声が歌う優美な旋律が印象的な宗教曲から、ピアノ用に編曲された作品で、穏やかで心が和む調べが魅力です。
1888年1月にパリのマドレーヌ教会で初演された作品からの一曲で、映画やドラマでも使用されているため、なじみがある人も多いのではないでしょうか。
天上へと導かれるような優しい音の流れは、慰めと希望に満ちており、フランスの作風らしい繊細な表現が随所に見られます。
本作は技巧的な要素も少なく、ゆったりとしたテンポで進行するため、ピアノ学習中の方でも楽しみながら練習できる楽曲です。
心を落ち着かせたい時や、穏やかな気持ちで演奏したい方におすすめの一曲といえます。
Playing Love / 愛を奏でてエンニオ・モリコーネ

イタリアが生んだ映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネさん。
モリコーネさんの音楽があってこそ、歴史に残る名画と成りえた……というくらいに印象深い楽曲をいくつも生み出しており、まさに天才マエストロの名にふさわしい作曲家ですよね。
2020年、91歳でこの世を去ったモリコーネさんについてはぜひドキュメンタリー映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』を見ていただきたいのですが、本稿で取り上げている楽曲はそんなモリコーネさんが音楽を担当した1998年に公開されたイタリア映画の名作『海の上のピアニスト』のサウンドトラックの中から『Playing Love』。
劇中の印象的なシーンで主人公がこの楽曲を弾くシーンがすぐに頭に思い浮かぶ、という方も多くいらっしゃるはず。
まさに甘く切ない、それでいてどこか物悲しげな雰囲気が映画の場面とシンクロしすぎていて驚くほどですから、ぜひ映画本編もチェックすることをおすすめします!
舟歌 第10番 イ短調 Op.104-2Gabriel Fauré

滑らかに揺れ動く水面のような6/8拍子のリズムが印象的な作品です。
1913年に世に出た本作は、イ短調の調性の中に深い情感を秘めた美しい旋律が流れています。
幻想的な和声の移り変わりと、左右の手で奏でる繊細なリズムの絡み合いが、ヴェネツィアの水上を漂うゴンドラの情景を鮮やかに描き出しています。
穏やかな印象を持ちながらも、中間部では徐々に音楽が盛り上がり、テクスチュアも豊かになっていく構成も魅力です。
ピアノ学習者の方には、基本的なリズムパターンを保ちながら、繊細な表現力を養える格好の曲といえます。
フランス音楽特有の洗練された雰囲気を味わいたい方におすすめの1曲です。
幻想的小品集 前奏曲「鐘」Op.3-2 嬰ハ短調Sergei Rakhmaninov

異常な手の大きさを持っていた作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。
難曲の多い作曲家として知られていますが、重い曲調も評判です。
そんなラフマニノフの作品のなかでも特にオススメしたいのが、こちらの『幻想的小品集 前奏曲「鐘」Op.3-2 嬰ハ短調』。
本作のポイントはなんといっても、中間部の「Agitato」。
谷底に落ちるかのような悲劇的なメロディーが特徴です。
暗いピアノ作品の定番中の定番ですので、ぜひチェックしてみてください。
オルゴールCharles-Henry

オルゴールの繊細な音色をピアノで表現した心温まる一曲です。
まるで宝石箱を開けたかのような優雅な旋律は、聴く人の心に穏やかな安らぎを与えてくれます。
アルバム『Histoires Presque Vraies』に収録された本作は、機械的でありながらも人間味が溢れる音色が見事に表現されており、懐かしい思い出が詰まったオルゴールの世界へと誘ってくれます。
優しい音色とシンプルな構成は、日々の喧騒から離れて心を癒やしたい方や、穏やかなひとときを過ごしたい方におすすめです。
また、ピアノ演奏に挑戦してみたい方にとっても、取り組みがしやすい曲になっています。
間奏曲 Op.118-2Johannes Brahms

穏やかで優美な旋律が心に染み入る一曲。
寄せては返す波のように、ゆったりと流れるメロディーの中に、深い感情と静かな思索が込められています。
1893年に書かれた本作は、右手が歌うような旋律を奏でる一方で、左手が柔らかな和音で支えていく構成が特徴的です。
中間部では情熱的な展開を見せながらも、再び穏やかな旋律へと戻っていく流れが、人生の起伏を思わせます。
秋の夕暮れのような静けさと、内に秘めた想いを表現した楽曲は、ピアノの深い魅力に触れたい方や、繊細な表現力を磨きたい方にぴったりです。
技巧的な難しさよりも、音色の変化や感情表現を大切にしながら、ぜひ挑戦してみてください。





