切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ
数ある楽器の中でも一番身近にある楽器で、ピアノを弾ける方に会うと思わず憧れてしまう代表的な楽器の一つですよね。
切ない旋律の楽曲は聴いていて思わず世界に入り込んでしまいます。
今回の記事では「切なさ」をテーマとした人気のピアノ曲をご紹介します!
定番のクラシック曲はもちろん、映画やアニメにゲームなどのサウンドトラックで使われたピアノがメインの切なく美しい作品も含めたバラエティが豊かな内容となっていますから、切ないピアノ曲がお好きな方であれば要チェックです!
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切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(41〜60)
Playing Love / 愛を奏でてエンニオ・モリコーネ

イタリアが生んだ映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネさん。
モリコーネさんの音楽があってこそ、歴史に残る名画と成りえた……というくらいに印象深い楽曲をいくつも生み出しており、まさに天才マエストロの名にふさわしい作曲家ですよね。
2020年、91歳でこの世を去ったモリコーネさんについてはぜひドキュメンタリー映画『モリコーネ 映画が恋した音楽家』を見ていただきたいのですが、本稿で取り上げている楽曲はそんなモリコーネさんが音楽を担当した1998年に公開されたイタリア映画の名作『海の上のピアニスト』のサウンドトラックの中から『Playing Love』。
劇中の印象的なシーンで主人公がこの楽曲を弾くシーンがすぐに頭に思い浮かぶ、という方も多くいらっしゃるはず。
まさに甘く切ない、それでいてどこか物悲しげな雰囲気が映画の場面とシンクロしすぎていて驚くほどですから、ぜひ映画本編もチェックすることをおすすめします!
10の小品 作品24-9 ロマンスジャン・シベリウス

フィンランドの偉大な作曲家、ジャン・シベリウスが1894年から1903年にかけて作曲したピアノ作品から10曲を選んで『10の小品 作品24』とした作品の中で、特にピアニストたちが好んで取り上げることの多い第9曲『ロマンス』を紹介します。
作曲されたのは1901年、前年に初演が行われた交響詩『フィンランディア』でヨーロッパにて名声を高めた時期にあたりますね。
後年の隠遁生活でも知られるシベリウスですが、実は隠遁生活に入る以前の私生活はかなり豪快な人物でもあったそうで、この楽曲も切なげな主旋律からダイナミックに展開していくさまがまるで作者の性格そのものといった趣。
切なくも美しい、それでいて起伏の激しいドラマチックな作品がお好きであればぜひ聴いてみてください!
ザナルカンドにて植松伸夫

ゲーム音楽って、2021年に開催された東京五輪での開会式の例もありますように、世界に誇れる素晴らしい名曲が本当に多いのですよね。
オーケストラやロックなどジャンルを問わないというのも強みですが、こちらで紹介しているのはあまりにも美しい純然たるピアノ曲です。
『ドラゴンクエスト』と並び日本で最も有名なRPG『ファイナルファンタジー』のシリーズ10作目にあたる『ファイナルファンタジーX』のオープニングテーマとして流れる『ザナルカンドにて』は、冒険への意欲を駆り立てるような勇壮な曲調ではなく、切なく美しい旋律というのが作品のテーマとも合致していて非常に評価の高い名曲なのですね。
ゲーム音楽という枠内をこえて有名な楽曲ですし、一層切なさや悲壮感が増したオーケストラバージョンも素晴らしいですからそちらも必聴ですよ!
幻想的小品集 前奏曲「鐘」Op.3-2 嬰ハ短調Sergei Rakhmaninov

異常な手の大きさを持っていた作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ。
難曲の多い作曲家として知られていますが、重い曲調も評判です。
そんなラフマニノフの作品のなかでも特にオススメしたいのが、こちらの『幻想的小品集 前奏曲「鐘」Op.3-2 嬰ハ短調』。
本作のポイントはなんといっても、中間部の「Agitato」。
谷底に落ちるかのような悲劇的なメロディーが特徴です。
暗いピアノ作品の定番中の定番ですので、ぜひチェックしてみてください。
energy flow坂本龍一

日本が世界に誇る作曲家、坂本龍一さんがわずか5分で仕上げたといわれている『energy flow』。
切なさと優美さを兼ね備えたこんなにも美しい作品を、たった数分で仕上げてしまうなんて、天才的としか言いようがありませんよね。
この曲のまさかの大ヒットに本人は苦笑いしていた、というエピソードも残されています。
ゆったりとしたテンポで、音数もそれほど多くないため、初級~中級の方でも取り組みやすい作品といえます。
曲想の変化をしっかり表現できると、よりスケールの大きな演奏に仕上げられるでしょう。
愛の夢 第3番Franz Liszt

旋律の美しさが際立つフランツ・リストの『愛の夢 第3番』は、演奏会や発表会だけでなく、映画やドラマなどでも使用され、幅広く親しまれている作品です。
もともとは歌曲『おお、愛しうる限り愛せ』として作曲されたこの曲。
のちにリスト自身によってピアノ独奏版に編曲され、現在ではピアノ曲として演奏される機会の方が多く見受けられます。
ロマンチックな曲調は、秋の心地よい夜にゆったりとくつろぎながら鑑賞したり、美しいメロディを味わいながら演奏するのにピッタリ!
ぜひ、その深みを芸術の秋に堪能してみてください。