切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ
数ある楽器の中でも一番身近にある楽器で、ピアノを弾ける方に会うと思わず憧れてしまう代表的な楽器の一つですよね。
切ない旋律の楽曲は聴いていて思わず世界に入り込んでしまいます。
今回の記事では「切なさ」をテーマとした人気のピアノ曲をご紹介します!
定番のクラシック曲はもちろん、映画やアニメにゲームなどのサウンドトラックで使われたピアノがメインの切なく美しい作品も含めたバラエティが豊かな内容となっていますから、切ないピアノ曲がお好きな方であれば要チェックです!
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切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(81〜90)
幻想的小品集 第1曲「エレジー」セルゲイ・ラフマニノフ

ロシアの伝説的なピアニスト兼作曲家、セルゲイ・ラフマニノフによる全5曲からなるピアノ独奏曲集『幻想的小品集』といえば『第2曲 前奏曲』が最も有名ですが、本稿ではあえて『第1曲 エレジー』を紹介します。
「悲歌」というタイトル通り、作品の中でも悲哀を感じさせる曲調が特徴的で、まだ10代という若さで作曲されたとは思えないほどの切なくも瞑想的な雰囲気は明らかな天才の仕事と言わざるをえないでしょう。
『幻想的小品集』自体がまさに幻想的、空想的な雰囲気を持つ作品なのですが、こちらの『悲歌』はそのイメージが特に強調されているように感じます。
グノシェンヌ第1番Erik Satie

ひとくちに暗い楽曲といっても、その種類はさまざま。
悲劇的なものもあれば、美しさを感じさせるものまであるわけですが、今回はシュールで暗い作品をオススメしたいと思います。
それが、こちらの『グノシェンヌ第1番』。
作曲したのは、シュールな曲調で知られる音楽界の異端児、エリック・サティ。
まるで迷宮に迷い込んだかのような淡々とした無機質なメロディーが秀逸です。
悲しみに浸りたいというよりは、考え込みたいときなどにピッタリな1曲といえるのではないでしょうか。
別れの曲Frederic Chopin

世界で最も美しい作品の一つ、フレデリック・ショパンの『別れの曲』。
誰しも一度はこの作品の耳にしたことがあると思います。
そんなこの作品のポイントは、故郷を懐かしむ絶妙に切ないメロディー。
ショパンの楽曲にありがちな、高い表現力を求められる作品で、和音の連打に関しては高度なテクニックが要求されます。
そういったテクニックを維持しながら、表現力を養うことはピアノを上達する上で非常に重要です。
難しい作品ではないので、ぜひ中級者以上の方は取り組んでみてください。
ピアノソナタ 第8番「悲愴」第2楽章Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンの初期のピアノ作品を代表する『ピアノソナタ 第8番 悲愴』。
なかでも第2楽章は、ベートーヴェンが書いたメロディーのうちでもっとも美しいといわれ、多くの映画やドラマの挿入曲として使用されています。
シンプルなメロディーで音域もそれほど広くありませんが、それ以外のパートの音に厚みがあるため、バランスを注意深く聴きながら演奏しないとメロディーが埋もれてしまいがち。
聴く者の心を温かく包み込んでくれるゆったりと流れる優雅なメロディーと、それを支える重厚な和音を意識しながら、穏やかに演奏してみましょう。
ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2「月光」第1楽章Ludwig van Beethoven

『月光ソナタ』として広く知られている、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2』。
特に、深い悲しみを表すかのようにゆったりと進行していく第1楽章は、「美しいピアノ作品」として必ずといってよいほど名前が挙がる名曲です。
『月光ソナタ』の愛称は、ベートーヴェンの死後、音楽評論家がこの曲に対して述べた言葉からとられたもの。
作曲者本人が何をイメージしていたかは定かではありませんが、『月光』以上にこの曲にふさわしい言葉はないのではないでしょうか?
アメイジング・グレイス作曲者不明

心に染み入る美しいメロディーが印象的な『アメイジング・グレイス』。
本田美奈子さんの透明感あふれる歌声が、記憶に深く残っているという方も多いのではないでしょうか。
「素晴らしき神の恵み」を意味するタイトルが付けられたこの曲は、もとはイギリスの牧師ジョン・ニュートンの作詞による賛美歌。
アメリカでは「第二の国歌」として親しまれており、日本でも映画やドラマなどで広く使用されています。
16小節間のシンプルなメロディーの繰り返しで構成されているため、強弱や表現、アレンジに変化を加えながら、表情豊かに演奏しましょう!
切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(91〜100)
Summer久石譲

日本が世界に誇る作曲家、ジブリ映画でもおなじみの久石譲さんによる名曲中の名曲です!
久石さんと言えばジブリ映画と同じくらい切っても切り離せないのが、北野武監督作品ですよね。
こちらの『Summer』は1999年に公開された北野武監督作品『菊次郎の夏』のメインテーマ曲で、オリジナルの『Summer』はメインの旋律と言える主題と副題などから構成され、アンサンブルとしてもピアノのソロ曲というわけではないのですが、久石さん自身がピアノ曲としてコンサートなどでも演奏しており、自身のピアノソロアルバム『ENCORE』にも収録されています。
聴いているだけで、あの遠い夏の風景が思い浮かぶような軽やかさと切なさとが同居した旋律を、ぜひ久石さん自身のピアノ演奏で味わってみてください!
おわりに
数ある楽器の中で身近な楽器といえばピアノではないでしょうか。
ふと聞くとピアノの音色が聞こえて、聴く人すべてを音楽で癒してくれます。
今回は切ないピアノ曲をテーマにセレクトしました。
聴いているだけで涙が出てしまいそうな切ないピアノの旋律は、世代も言葉も人種も関係なく聴く人の心にさまざまな感情を呼び起こします。
今回紹介した楽曲だけでも分かるように、ピアノ曲は必ずしもクラシックだけではなくゲームやドラマ、映画のサントラなどでも多くの名曲が存在します。
ぜひあなたのお気に入りの切ないピアノ曲を見つけてみてくださいね!