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切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ

数ある楽器の中でも一番身近にある楽器で、ピアノを弾ける方に会うと思わず憧れてしまう代表的な楽器の一つですよね。

切ない旋律の楽曲は聴いていて思わず世界に入り込んでしまいます。

今回の記事では「切なさ」をテーマとした人気のピアノ曲をご紹介します!

定番のクラシック曲はもちろん、映画やアニメにゲームなどのサウンドトラックで使われたピアノがメインの切なく美しい作品も含めたバラエティが豊かな内容となっていますから、切ないピアノ曲がお好きな方であれば要チェックです!

切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(71〜80)

幻想的小品集 第1曲「エレジー」セルゲイ・ラフマニノフ

ラフマニノフ:幻想的小品集 第1曲[エレジー](長富 彩)|Rachmaninov: Elegie, Op. 3 -1 ( Aya Nagatomi )
幻想的小品集 第1曲「エレジー」セルゲイ・ラフマニノフ

ロシアの伝説的なピアニスト兼作曲家、セルゲイ・ラフマニノフによる全5曲からなるピアノ独奏曲集『幻想的小品集』といえば『第2曲 前奏曲』が最も有名ですが、本稿ではあえて『第1曲 エレジー』を紹介します。

「悲歌」というタイトル通り、作品の中でも悲哀を感じさせる曲調が特徴的で、まだ10代という若さで作曲されたとは思えないほどの切なくも瞑想的な雰囲気は明らかな天才の仕事と言わざるをえないでしょう。

『幻想的小品集』自体がまさに幻想的、空想的な雰囲気を持つ作品なのですが、こちらの『悲歌』はそのイメージが特に強調されているように感じます。

グノシェンヌ第1番Erik Satie

ひとくちに暗い楽曲といっても、その種類はさまざま。

悲劇的なものもあれば、美しさを感じさせるものまであるわけですが、今回はシュールで暗い作品をオススメしたいと思います。

それが、こちらの『グノシェンヌ第1番』。

作曲したのは、シュールな曲調で知られる音楽界の異端児、エリック・サティ。

まるで迷宮に迷い込んだかのような淡々とした無機質なメロディーが秀逸です。

悲しみに浸りたいというよりは、考え込みたいときなどにピッタリな1曲といえるのではないでしょうか。

24の前奏曲 Op.28 第15番「雨だれ」Frederic Chopin

前奏曲 作品28の15「雨だれ」 ショパン
24の前奏曲 Op.28 第15番「雨だれ」Frederic Chopin

『雨だれ』の題名で有名なこちらのピアノ曲は、フレデリック・ショパンが1839年にマジョルカ島にて完成させた『24の前奏曲作品28』の第15番にあたる作品です。

当時のショパンはスペインのマジョルカ島に療養に来ており、ちょうど雨が降り続く時期だったこともあって、そういった環境も『雨だれ』の完成に影響を与えたと言われています。

抑制された音数の中で、繊細な感性とタッチで描き出す雨の音はどこまでも美しく、聴いているだけでショパンという人がどのような視点で「雨」を見ていたのかが伝わってくるようですね。

暑い夏の日々の中にちょっとした涼をもたらす雨のように、美しい『雨だれ』の音色に耳をすませばその時間だけでも暑さを忘れられるかも?

切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(81〜90)

ワルツ 第7番 Op.64-2Frederic Chopin

美しいメロディーを得意とするポーランド出身の偉大な作曲家、フレデリック・ショパン。

ショパン作品といえば『小犬のワルツ』などの明るい曲をイメージされる方が多いかもしれませんね。

しかし実際には、暗い作品も多く生み出しており、そういった作風も非常に高い評価を受けています。

その中でも特にオススメしたいのが、こちらの『ワルツ 第7番 Op.64-2』。

ショパンらしい美しい音色のなかに暗さを感じる洗練された1曲です。

夜のガスパール 第1曲 オンディーヌMaurice Ravel

フランスの文学に詳しい方であれば、この『夜のガスパール』というタイトルを目にして19世紀のフランスで生まれたルイ・ベルトランによる詩集を思い出すかもしれませんね。

本稿で取り上げているのはモーリス・ラヴェルによるピアノ独奏のための組曲で、実際にルイ・ベルトランの詩集に収録された3篇に着想を得た同名の作品です。

全3曲の中でも、今回は暑い夏に聴きたい曲というテーマですから第1曲『オンディーヌ』を紹介しましょう。

「オンディーヌ」とは四大精霊のうちの水をつかさどる精霊の名前で、日本人としては「ウンディーネ」という名称の方が馴染みがあるかもしれませんね。

ラヴェルによる水をテーマとしたピアノ曲といえば『水の戯れ』が思い浮かべられますが、こちらの『オンディーヌ』もぜひ知っておいてほしい作品です。

人間に恋したオンディーヌの物語を描いており、恋に破れた精霊のエモーションと激しい雨が降る様を、ラヴェルらしい高度な技術でもって表現した繊細かつドラマチックな逸品ですよ。

Maurice Ravel :亡き王女のためのパヴァーヌ藤田真央

Mao Fujita – Ravel: Pavane pour une infante défunte, M. 19 (Live from Tanzsaal an der Panke, Berlin)
Maurice Ravel :亡き王女のためのパヴァーヌ藤田真央

日本でもトップクラスの実力をほこるピアニスト、藤田真央さん。

ショパン国際ピアノコンクールよりもさらにレベルの高い、チャイコフスキー国際コンクールで2位に輝いた化け物です。

そんな彼の名演が、こちらの『Maurice Ravel :亡き王女のためのパヴァーヌ』。

難易度としては中級者でも演奏できるレベルの作品ですが、この作品をここまで高い完成度と表現力で演奏できる人はそうそう居ません。

ホンモノの演奏を聴きたい方は要チェックのピアニストです。

YELLいきものがかり

【ストリートピアノ】「YELL/いきものがかり」を弾いてみた byよみぃ
YELLいきものがかり

ピアノのイントロから始まるポップナンバーながら、何度も聴きたくなるような切ない印象が残る楽曲です。

自分という存在を探し求めながら、時に不安や迷いを感じつつも、前を向いて進もうとする少年少女の心情を優しく描写しています。

2009年9月にリリースされ、NHK全国学校音楽コンクール中学校部門の課題曲として広く親しまれました。

本作は、サヨナラという言葉に別れの悲しみだけでなく、新たな一歩を踏み出す勇気や希望を見出そうとするメッセージが込められています。

みずみずしい感性と温かな励ましの言葉に包まれた楽曲は、夢や目標に向かって頑張る全ての人の背中を、そっと押してくれることでしょう。