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切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ

数ある楽器の中でも一番身近にある楽器で、ピアノを弾ける方に会うと思わず憧れてしまう代表的な楽器の一つですよね。

切ない旋律の楽曲は聴いていて思わず世界に入り込んでしまいます。

今回の記事では「切なさ」をテーマとした人気のピアノ曲をご紹介します!

定番のクラシック曲はもちろん、映画やアニメにゲームなどのサウンドトラックで使われたピアノがメインの切なく美しい作品も含めたバラエティが豊かな内容となっていますから、切ないピアノ曲がお好きな方であれば要チェックです!

切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(21〜30)

The Sacrificeマイケル・ナイマン

ピアノをテーマとした映画は多く存在しますが、1993年に公開された映画『ピアノレッスン』はまさに恋愛映画にしてピアノ映画でもある名作中の名作ですよね。

劇中で主演のホリー・ハンターさんが実際にピアノを弾くシーンを鮮明に覚えている、という方も多いでしょう。

そんな名作映画の音楽を手掛けたマイケル・ナイマンさんのサウンドトラックは高い評価を得て世界中で大ヒットを記録しましたが、その中でも今回紹介するのは作品のテーマ曲で『楽しみを希う心』という邦題でも知られる『The Heart Asks Pleasure First』をベースとした『The Sacrifice』です。

この2曲は混同されがちなのですが、個人的には後者のほうがより切なさが増していると感じますね。

どちらも聞き比べてみることをおすすめします!

エリーゼのためにLudwig van Beethoven

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エリーゼのためにLudwig van Beethoven

クラシック音楽の巨匠ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの代表作として知られる本作は、1810年頃に作曲されたピアノ曲です。

シンプルで心に残るメロディーが特徴的で、世界中で広く愛されています。

曲の構成は5部からなるロンド形式で、各セクションが異なる雰囲気を醸し出しています。

献呈された「エリーゼ」の正体は謎に包まれていますが、ベートーヴェンの恋愛や友情が込められているとされ、切ない想いが感じられます。

ピアノ初心者から上級者まで、幅広い層に親しまれる名曲です。

クラシック音楽に興味のある方はもちろん、癒しや心の安らぎを求める方にもおすすめの一曲です。

ソナチネ 嬰ヘ短調 M. 40 1楽章 中庸にMaurice Ravel

モーリス・ラヴェルの作品で、嬰ヘ短調の持つ物悲しい響きの中に、ガラス細工のような繊細な美しさが光る曲です。

古典的な形式の中に豊かな和声が織り込まれている本作は、静かな旋律と細やかな装飾音のバランスが絶妙で、ラヴェルの完璧主義者としての一面がうかがえます。

1905年11月に公式に出版され、後にはバレエ作品としても振付けられるなど、音楽の持つ儚い世界観が多方面で表現されました。

悲しみに沈む心に寄り添うような曲想なので、内に秘めた感情を静かに見つめたい時に聴くのがおすすめです。

その構築美に心を委ねてみるのもよいかもしれません。

時には昔の話を 「紅の豚」より加藤登紀子

過ぎ去った青春の日々を懐かしむ、温かくもどこか切ない世界観が心に染みる、加藤登紀子さんが自ら作詞作曲を手がけた作品です。

見えない未来を探しながら、友と熱く語り合った情景が目に浮かぶようで、自らの思い出と重なる方も多いのではないでしょうか?

本作は1987年2月発売のアルバム『MY STORY/時には昔の話を』に収録された楽曲で、1992年公開の映画『紅の豚』のエンディングテーマとしても知られています。

映画で使われたピアノの音色が印象的なアレンジは、物語の余韻にしっとりと浸らせてくれます。

穏やかなメロディなので、作業に集中したい時のBGMとして聴いてみるのもオススメですよ!

旅の途中で「ファイナルファンタジーⅦ ピアノコレクション」植松伸夫

壮大な冒険の途上で訪れる、穏やかな街の情景が目に浮かぶ、ゲーム『FINAL FANTASY VII』からの一曲。

作曲者である植松伸夫さんが監修し、2004年5月に発売された名盤『Piano Collections FINAL FANTASY VII』に収録されています。

原曲が持つ安らぎに満ちた世界観が、ピアノソロになることで一層際立ち、どこか郷愁を誘うような繊細な響きで心に染み渡ります。

本作は、作業や勉強に没頭したい時に流すBGMとして最適!

穏やかで抒情的な旋律が、思考を邪魔することなく心を静めてくれるはずです。

物語の登場人物たちが感じたであろう束の間の平穏に包まれながら、充実した時間を過ごしてみませんか。

ひとりぼっちはやめた矢野顕子

ひとりぼっちはやめた (『ホーホケキョ となりの山田くん』より)…
ひとりぼっちはやめた矢野顕子

「となりの山田くんのテーマ」がすてきなピアノアレンジとなって演奏されています。

一度オーケストラバージョンでも紹介していますが、ほのぼのとした日常を描いた様子がピアノになるとより思い出の中にいるような世界に惹きこまれます。

誰にでもある日常は、それぞれの日常で、誰の基準でもないと思いますが、自分にもあったはずの日常が映像となってみるとしんみりとした「なんかいいな」という感情が芽生えます。

ピアノバージョンとなった本曲はさまざまな人の琴線に触れ、聴いた人の日常を明るくすることでしょう。

ザナルカンドにて植松伸夫

ゲーム音楽って、2021年に開催された東京五輪での開会式の例もありますように、世界に誇れる素晴らしい名曲が本当に多いのですよね。

オーケストラやロックなどジャンルを問わないというのも強みですが、こちらで紹介しているのはあまりにも美しい純然たるピアノ曲です。

『ドラゴンクエスト』と並び日本で最も有名なRPG『ファイナルファンタジー』のシリーズ10作目にあたる『ファイナルファンタジーX』のオープニングテーマとして流れる『ザナルカンドにて』は、冒険への意欲を駆り立てるような勇壮な曲調ではなく、切なく美しい旋律というのが作品のテーマとも合致していて非常に評価の高い名曲なのですね。

ゲーム音楽という枠内をこえて有名な楽曲ですし、一層切なさや悲壮感が増したオーケストラバージョンも素晴らしいですからそちらも必聴ですよ!