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【ピアノ連弾】発表会でのピアノ連弾にピッタリ!おすすめの華やかな作品を厳選

ピアノを二人で弾くことを連弾といい、4手のピアノとも言われ、一人で弾くピアノとはまた異なる魅力があります。

普段のピアノレッスンは、基本的に先生と一対一ですが、定期的に開かれるピアノの発表会では、お友達やご家族と連弾してみたいと思われる方も多いのではないでしょうか?

一方で楽譜を探すものの、なかなか連弾の曲となると思い浮かぶもののもなく大変ですよね。

そこで今回は、発表会映えするおすすめのピアノ連弾作品をご紹介します!

ピックアップした作品の中には楽譜のリンク先もあるようなのでとても便利です。

発表会曲としてはもちろん、先生方の講師演奏用の曲にもいかがでしょうか!

ぜひ、発表会を盛り上げる連弾曲選びの参考にしてみてくださいね!

【ピアノ連弾】発表会でのピアノ連弾にピッタリ!おすすめの華やかな作品を厳選(11〜20)

仮面舞踏会より ワルツAram Khachaturian

旧ソ連を代表する偉大な作曲家、アラム・ハチャトゥリアンさん。

近代音楽を発展させてきた重要人物で、これまでにいくつもの名作を生み出してきました。

今回はその中から、こちらの『仮面舞踏会より ワルツ』を紹介。

基本的な奏法をこなせる方にとっては簡単に取り組める作品で、怪しげでありながらも華やかなメロディーが特徴です。

ワルツにしてはやたらと3連符が少ないのも特徴ですね。

そういった点を踏まえれば、全体としては初心者でも取り組める作品と言って良いでしょう。

組曲「ドリー」Op.56 第2曲 ミ・ア・ウGabriel Fauré

PTNA2014コンペ全国決勝/連弾中級 金賞 長村郁実 & 長村拓実 フォーレ/組曲「ドリー」より 2.ミ・ア・ウー
組曲「ドリー」Op.56 第2曲 ミ・ア・ウGabriel Fauré

ガブリエル・フォーレの名作『組曲:ドリー』。

バルダック家の娘、エレーヌの誕生日を祝うために作曲された作品で、現在ではピアノ発表会の定番として愛されています。

今回はその中からこちらの『組曲「ドリー」Op.56 第2曲 ミ・ア・ウ』を紹介したいと思います。

この作品のポイントは、組曲のフィナーレにふさわしい華やかなメロディー。

エネルギッシュな構成は連弾の迫力を際立たせてくれるでしょう。

ぜひチェックしてみてください。

イタリアン・ポルカSergei Rachmaninov

ラフマニノフ : イタリアン・ポルカ【11_連弾の楽譜付きクラシック音楽のお勧めピアノ曲】
イタリアン・ポルカSergei Rachmaninov

華やかな音色と絶妙な息づかいが織りなす、ピアノ連弾ならではの魅力が詰まった一曲です。

陽気なポルカのリズムと親しみやすい旋律が印象的な本作は、家族や友人との私的な演奏会のために作られました。

プリモとセコンドの掛け合いが生み出す躍動感があふれる響きは、聴く人の心を明るく弾ませてくれます。

ロマン派による特有の美しい和声進行も随所に取り入れられており、短い曲ながらも豊かな音楽性が感じられます。

映画やテレビ番組のBGMとしても使用される、この軽快な楽曲は、連弾を楽しみたいピアノ愛好家の皆様にぴったりの作品です。

音楽を通じて大切な人との絆を深めたい方に、心からおすすめしたい名曲といえるでしょう。

歌劇「カルメン」より 前奏曲Georges Bizet

歌劇「カルメン」より『前奏曲』ビゼー《連弾》Carmen Prelude Bizet (4hands piano)
歌劇「カルメン」より 前奏曲Georges Bizet

世界で最も有名な歌劇の一つ『カルメン』。

今回はその中からこちらの歌劇『カルメン』より「前奏曲」をオススメします。

全体を通してエネルギッシュな雰囲気にまとめられています。

伴奏側も主旋律を弾く側も、しっかりとリズムを頭にたたき込んでおかなければ、とたんに演奏が破綻する可能性のある楽曲なので、メトロノームを使ってしっかりと丁寧に練習することが大切です。

聴き映えのする作品なので、ぜひ発表会の候補にしてみてください。

6つの小品 Op.11 第6番「スラヴァ(栄光)」Sergei Rachmaninov

第38回入賞者記念コンサート 連弾中級[金賞] 長村郁実/長村拓実/ラフマニノフ:「6つの小品」より スラヴァ(栄光) Op.11-6
6つの小品 Op.11 第6番「スラヴァ(栄光)」Sergei Rachmaninov

20世紀最大のクラシック作曲家とも称されるロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフが手掛けた連弾曲集『6つの小品 Op.11』。

「栄光」を意味するタイトルが付けられた最終曲『スラヴァ』は、穏やかさとラフマニノフらしい華やかさを兼ね備えた1曲です。

この曲では、移り変わっていく曲調の変化を大胆に表現することが大切!

曲にちりばめられたテーマの旋律を意識しながらも、場面ごとの雰囲気の違いを十分に味わいながら演奏しましょう。

ハンガリー舞曲 第5番Johannes Brahms

[ピアノ連弾]ハンガリー舞曲第5番/ブラームス/ピアノデュオ ルミエール/Ungarische Tänze Nr.5/Hungarian Dances No.5/Brahms/4hands piano
ハンガリー舞曲 第5番Johannes Brahms

「クラシックのピアノ連弾作品といえば?」と聞かれて、この作品を思い浮べる方は多いはず!

ヨハネス・ブラームスの『ハンガリー舞曲』は、全4集、21曲からなるピアノ連弾曲集。

ハンガリーのロマの音楽に基づいて作曲された楽曲で、オーケストラ曲としても人気の高い作品です。

なかでも第1集の第5曲は人気、知名度tとともに高いため、コンサートなどでも頻繁に演奏されています。

ロマの自由な音楽を表すようなテンポの揺れが、この曲の特徴であり難しいポイント!

お互いの呼吸をしっかり感じとりながら、タイミングをピッタリそろえて演奏しましょう。

【ピアノ連弾】発表会でのピアノ連弾にピッタリ!おすすめの華やかな作品を厳選(21〜30)

HabitSEKAI NO OWARI

Habit – SEKAI NO OWARI ピアノ連弾(byレイカナ)
HabitSEKAI NO OWARI

ピアノの良さを違った形で引き出している連弾アレンジのSEKAI NO OWARI「Habit」。

演奏風景はなく耳だけの情報だと不思議なサウンドになると思いますが、原曲にあるベースラインをピアノの蓋を開けてまるでコントラバスやチェロなどの弦楽器のピチカートのように弾いています。

普段のピアノからは聴いたことがないので冒頭の演奏はなかなか衝撃です。

しかし、演奏を聴けばそれは良い効果となっていることが分かります。

ピアノの音色を変えることによって二人で演奏していることをより際立たせ、ピアノ1台だけとは思えないサウンドを引き出しています。

連弾冒頭のピアノのフレーズは原曲ではいかにもピアノが弾いてるように思えますが、しっかり歌となっており、原曲と連弾版を常に両方を聞きたくなるようなおすすめの良いアレンジです。