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【洋楽】ポストロックのすすめ~基本の名盤・オススメの1枚

従来のスタイルで鳴らされるロックの方法論とは違う、さまざまなアイデアや実験的な趣向を凝らして表現する音楽ジャンルがポストロックです。

定義としてはかなり曖昧な上にサブジャンルも多々あるのですが、ポストロックという括りの中でも世界的な成功を収めたバンドやアーティストは少なくありませんし、ここ日本でもポストロックの方法論に影響を受けた多く存在しているのです。

今回の記事では、最近ポストロックに興味を持ち始めた洋楽ファンに向けて「まずはこの1枚」な名盤の数々を一挙ご紹介します!

ポストロック全盛期の1990年代から2000年代のアルバムを中心としたラインアップとなっておりますから、ぜひチェックしてみてくださいね!

【洋楽】ポストロックのすすめ~基本の名盤・オススメの1枚(51〜55)

look at that car, it’s full of balloonsA Minor Forest

A Minor Forest – look at that car, it’s full of balloons
look at that car, it's full of balloonsA Minor Forest

A Minor Forestは、1992年にサンフランシスコのベイエリアで結成されたマス・ロック・バンドです。

彼らはポップ・ミュージックやプログレッシブ・ロック、パンクロックの影響を受けたサウンドで知られています。

このメロディックなトラックは、1998年にリリースされました。

GenevaRussian Circles

Russian Circlesは、2004年に結成されシカゴを拠点に活動するインストゥルメンタル・バンドです。

このトラックは2009年にリリースされた3枚目のアルバムのタイトル・トラックです。

このアルバムはThe Secret MachinesのメンバーであるBrandon Curtisによってプロデュースされました。

IVBadbadnotgood

BADBADNOTGOOD – IV (Full Live Concert)
IVBadbadnotgood

カナダ・トロント出身のBADBADNOTGOODが2016年7月にリリースしたアルバム『IV』は、ジャズとヒップホップの融合を追求した意欲作です。

サミュエル・T・ヘリングさんやコリン・ステットソンさんなど、豪華ゲストを迎えた本作は、70年代のジャズロックの影響を感じさせつつも、現代的な解釈を加えた斬新なサウンドが特徴的。

ドラムのサウンドやアナログシンセと管楽器のアンサンブルなど、細部にわたる工夫が独特の雰囲気を醸し出しています。

ジャズファンはもちろん、新しい音楽体験を求めるリスナーにもおすすめの1枚です。

Tago MagoCan

Can – Tago Mago (Remastered Edition)
Tago MagoCan

ドイツの実験的ロックバンドCanによる名盤『Tago Mago』は、1971年にリリースされたセカンドアルバムです。

サイケデリックな要素と実験的なアプローチが融合した本作は、クラウトロックの金字塔として高く評価されています。

ダモ・スズキさんの独特なボーカルや、バンドメンバーの卓越した演奏技術が織りなす音の実験は、従来のロック音楽の枠を超えた新たな表現を追求しています。

アルバムには魔術や占星術への興味が反映されており、音楽を通じてリスナーをトランス状態へと誘います。

音楽の可能性を追求したいという方や、既存の音楽の枠にとらわれない自由な表現に触れたい方にぜひおすすめしたい1枚です。

FaustFaust

ドイツが誇る実験音楽の先駆者、Faustのデビューアルバムは、クラウトロックの名盤としてその地位を確立しています。

1971年9月にリリースされたこの作品は、従来のロックの枠を超えた革新的なサウンドで、音楽シーンに衝撃を与えました。

透明なビニールディスクに人間の拳のX線写真をプリントするなど、視覚的にも斬新なアプローチを取っています。

本作は、ノイズ、電子音楽、即興演奏を融合させた実験的な音響体験を提供し、後のインダストリアルやノイズミュージックに多大な影響を与えました。

新しい音楽体験を求める冒険心旺盛なリスナーにおすすめの1枚です。