洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】
R&B、リズム・アンド・ブルースの歴史は古く、その言葉自体は1940年代からすでに存在していたそうです。
とはいえ、現在のR&Bという音楽ジャンルに対するイメージは、クラブ・ミュージックを通過した主に1990年代以降に確立されたものでしょう。
こちらの記事では前半に最新の人気曲や注目の若手の曲を中心としたラインアップを、後半以降にR&Bの黄金期と呼ばれる1990年代の名曲たちもたっぷりと紹介しています!
コンテンポラリーなR&Bからネオソウル、オルタナティブR&Bなどのサブ・ジャンルにも目を向けた幅広いラインアップとなっておりますから、R&B初心者の方もぜひチェックしてみてください。
洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】(141〜150)
7 DaysCraig David

ノリの良い軽やかなR&Bが好きな方は、こちらの『7 Days』がオススメです。
この曲を歌っているのは、イギリスを代表するR&Bシンガー、クレイグ・デイヴィッドさんです。
彼のR&Bはヒップホップの要素が強く反映されており、ラップのフロウのような心地よいボーカルを主体としています。
この曲でもそういった要素がふんだんに盛り込まれており、全体を通して非常にノリの良い雰囲気にまとめられています。
ぜひチェックしてみてください。
LadyD’Angelo

1990年代のネオ・ソウルと呼ばれるムーブメントをけん引し、寡作であるがゆえに生ける伝説となったディアンジェロさん。
本人はR&Bシンガーであることへのこだわりなどは一切ないそうですが、90年代のR&Bシーンを語る上で絶対に欠かせない天才アーティストの一人であることは間違いないですよね。
そんなディアンジェロさんの伝説の幕開けとなった、1995年リリースのデビュー・アルバム『Brown Sugar』に収録されている楽曲『Lady』を紹介します。
ラファエル・サディークさんとの共作となったこの楽曲は、ディアンジェロさんにとっても最大のヒット曲であり、R&Bクラシックとして色あせない魅力を放ち続けています。
シンプルで無駄を排除したミニマルなサウンド・アレンジ、抑制の効いた歌唱、心に響くメロディ……すべてが完ぺきなバランスで成立した文句なしの大名曲ですね!
余談ですが、あのドレイクさんが2018年にリリースしたアルバム『Scorpion』のラスト曲『March 14』で、こちらの『Lady』を引用しておりますよ。
Do You Like Me?Daniel Caesar

どこか物悲しいギターのバッキングによるイントロから、上質なファルセットボーカルが聴こえてきた瞬間に思わずはっとさせられてしまいます。
1995年生まれ、カナダ出身のダニエル・シーザーさんは最優秀R&Bパフォーマンス賞を受賞した経歴を持つ実力派で、聖歌隊で鍛えられたというゴスペルやソウルをルーツとする歌唱力はまさに折り紙付きなのですね。
2023年には久々のニューアルバムを予定しているという彼が同年2月に発表した楽曲『Do You Like Me』は、冒頭で述べたように彼らしい上質でソウルフルなボーカルパフォーマンスの素晴らしさを軸として、シンプルなトラックながらも躍動的なベースラインが印象深いくロマンチックな楽曲。
R&Bやソウルミュージックにあまり先鋭的な要素はいらないかな、と感じている方も要チェックですよ!
Boo’d UpElla Mai

2010年代後半から、世界中のR&Bリスナーから大注目を受けている、エラ・メイさん。
ダンス・ミュージックが多い現在のR&Bシーンにおいて、本格派のR&Bを主体とした音楽性で人気を集めています。
こちらの『Boo’d Up』は、そんな彼女の名曲で、彼女が世界中で支持されるキッカケになった作品です。
トレンドのサウンドを取り入れたチルなトラックが印象的で、フェイクからは古き良き2000年代のR&Bが感じられます。
今のR&Bが好きな方も、昔のR&Bが好きな方も楽しめる作品です。
Shot ClockElla Mai

R&Bシーンの期待の新星として、人気が急上昇しているElla Mai。
そんな彼女が2019年にリリースしたのが、こちら「Shot Clock」です。
Ella Maiの持ち味でもある1990年代の雰囲気を感じさせるサウンドと、彼女の伸びやかな歌声がマッチしています。
メロウで落ち着いた雰囲気なので、リラックスしたいときに聴くと最高ですよ。