洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】
R&B、リズム・アンド・ブルースの歴史は古く、その言葉自体は1940年代からすでに存在していたそうです。
とはいえ、現在のR&Bという音楽ジャンルに対するイメージは、クラブ・ミュージックを通過した主に1990年代以降に確立されたものでしょう。
こちらの記事では前半に最新の人気曲や注目の若手の曲を中心としたラインアップを、後半以降にR&Bの黄金期と呼ばれる1990年代の名曲たちもたっぷりと紹介しています!
コンテンポラリーなR&Bからネオソウル、オルタナティブR&Bなどのサブ・ジャンルにも目を向けた幅広いラインアップとなっておりますから、R&B初心者の方もぜひチェックしてみてください。
洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】(221〜230)
You’re Makin’ Me HighToni Braxton

トニー・ブラクストンさんといえば、1990年代に数々のヒット曲を放ったR&B界の大スターです。
低迷期や病気といった困難も乗りこえて、紆余曲折ありながらも2020年に10枚目となるアルバム『Spell My Name』をリリースし、健在ぶりをアピールしたことも記憶に新しいですね。
先述したように多くの大ヒット曲を持つブラクストンさんのディスコグラフィの中でも、今回は全米1位を記録してグラミー賞受賞を果たした『You’re Makin’ Me High』を紹介しましょう。
官能的で艶っぽいアルト・ボイスの魅力はもちろん、90年代R&Bど真ん中といった趣の、ベイビーフェイスさんとブライス・ウィルソンがプロデュースを務めたヒップホップ・テイストあふれるトラックのクールなカッコ良さは特筆ものですね。
当時をよく知る人であれば思わず懐かしさに目を細めてしまうでしょうし、90年代R&Bのリバイバルの波を感じる2020年代の若い音楽ファンにとっては、きっと新鮮な気持ちで聴けるはず!
MargielaUsher

アッシャーさんの長年のキャリアに新たな息吹を吹き込む楽曲が2024年1月に登場しました。
アルバム『Coming Home』に収録された本作は、R&Bの枠を超えた実験的な音楽性が光る一曲。
恋愛における物質的価値と感情的価値の葛藤を描き、豊かな声色と繊細な感情表現が聴く人の心を掴みます。
Billboard 200チャートで2位を記録するなど、商業的にも成功を収めた本作。
アッシャーさんの音楽的探求心と革新性を感じられる楽曲として、ファンの心に深く刻まれることでしょう。
R&Bの新しい形を求める人にぴったりの一曲です。
BurnUsher

2000年代のR&Bシーンで最も活躍したアーティストの1人、アッシャーさん。
日本でも知名度の高いアーティストのため、ご存じの方は多いと思います。
そんな彼の名曲が、こちらの『Burn』。
アッシャーさんといえばダンス・R&Bをイメージする方が多いと思いますが、こちらの楽曲ではスロウで情熱的なR&Bに仕上げられています。
もちろん、ところどころでグルーヴィーなメロディーに仕上げられているため、決してノリが悪いというわけではありません。
Nice & SlowUsher

2000年代のR&Bシーンを盛り上げたアーティスト、アッシャーさん。
王道のR&Bサウンドを主体とした音楽性で知られており、ダンスのパフォーマンスも非常に高く評価されています。
こちらの『Nice & Slow』は、そんな彼の名曲として名高い作品で、親交の深いベイビー・フェイスさんの影響を強く受けた、王道のR&Bサウンドに仕上げられています。
現在はダンス・ミュージックに傾倒しつつある彼ですが、またこの曲のような王道のR&Bも聴いてみたいものですね。
On My MamaVictoria Monét

本格的な音楽性で多くの批評家から高い評価を集めている女性R&Bシンガー、ヴィクトリア・モネさん。
本作は今回、紹介しているR&Bの楽曲のなかでも、特にとっつきやすい作品です。
トラックはスロウジャムとヒップホップをミックスした感じなのですが、シンプルな展開が多いので、R&Bに慣れていない方でも親しみやすいバースが多いと思います。
チャーリー・ボーイさんの『I Look Good』をサンプリングした風変わりなトラックも非常にユニークですので、サンプリング元も合わせて聴いてみてください。