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ジャズの人気曲ランキング

カフェで流れる心地よいメロディから、映画の感動的なシーンを彩る情熱的な演奏まで。

マイルス・デイヴィスさんのクールなトランペット、アート・ブレイキーさんの力強いドラム、ビル・エヴァンスさんの繊細なピアノ。

時代を超えて愛され続けるジャズの名曲たちには、それぞれに魅力的なストーリーが息づいています。

音楽ファンの皆様から寄せられた熱い支持をもとに、珠玉の名演の数々をご紹介します。

ジャズの人気曲ランキング(41〜60)

Blue TrainJohn Coltrane56

Blue Train (Remastered 2003/Rudy Van Gelder Edition)
Blue TrainJohn Coltrane

ジョン・コルトレーンさんが1957年に発表したアルバム名にもなった『ブルー・トレイン』は、ブルーノート・レーベルの中でも人気のある1500番台の名盤で、ジャズの醍醐味が体感できる1曲です!

マイルス・デイヴィス・バンドで演奏をともにしたベースのポール・チェンバースさんと、ドラムのフィリー・ジョー・ジョーンズさんのグルーヴを軸に、ジョン・コルトレーンさんとリー・モーガンさんの管楽器の掛け合いが素晴らしい好演が魅力です!

Street Fighter MasKamasi Washington57

2000年代以降、独自の才能とセンスを持ったジャズ・ミュージシャンが多く誕生しましたが、カリフォルニア出身のジャズ・サックス奏者カマシ・ワシントンさんもまさにその1人。

音楽一家で育ったカマシさんは、出世作となった2015年のソロ作『V』をあの天才的なビートメイカーであるフライング・ロータスさんのレーベルからリリースしたということだけでも、いわゆる一般的なジャズ・ミュージシャンとは一味違う、2000年代~2010年代が生んだジャンルレスなジャズメンの象徴的な存在と言えるでしょう。

今回紹介しているのは、スピリチュアルなコーラス・ワークが壮大な音世界を演出する『Street Fighter Mas』。

2018年にリリースされたアルバム『Heaven & Earth』に収録されており、2018年のサマーソニック出演時では1曲目に披露されておりましたね。

タイトルを見ればピンとくる方もいるはずですが、カマシさんが若い頃に熱中した名作ゲーム「ストリートファイター」が元ネタとなっております。

自らがゲームをプレイする際の「テーマ曲」として作った、なんていうことを語ってしまうのも、カマシさんのチャーミングな一面ですね。

ぜひ、MVも合わせてチェックしてみてください!

VortexKamasi Washington58

Kamasi Washington – Vortex | Lazarus (Adult Swim Original Series Soundtrack)
VortexKamasi Washington

2025年3月にリリースされた渡辺信一郎監督の新作アニメ『LAZARUS』のオープニング・テーマとして制作されたカマシ・ワシントンさんの新たなナンバーです。

約6分23秒という長尺の中で展開される壮大なジャズ・アンサンブルと力強いサックス・ソロが、まさに混沌としたエネルギーと高揚感に満ちた音世界を演出しています。

アニメとの融合により、これまでとは違った新たな魅力を引き出した本作は、ジャズとアニメーションという異なる芸術形式が見事に調和した現代ジャズの新境地と言えるでしょう。

夏の夕暮れ時、クールなサウンドで暑さを忘れさせてくれる楽曲として、ジャズ・ファンはもちろん、アニメ好きの方にもオススメです!

Christmas in New OrleansLouis Armstrong59

サッチモの愛称で世界中から多くのリスペクトを受けていた、ルイ・アームストロングさん。

20世紀を代表するアーティストで、現在でもさまざまなメディアで使用されています。

『Wonderful World』は誰しも知っているのではないでしょうか?

そんな彼の定番のクリスマスソングが、こちらの『Christmas in New Orleans』です。

ルイ・アームストロングさんの個性的な声が特徴的な曲で、聴いていると心がほっこりしますよ。

Fly With the WindMcCoy Tyner60

McCoy Tyner – Fly With the Wind – [Fly With the Wind] 1976
Fly With the WindMcCoy Tyner

ジャズの歴史に残る名ピアニスト、マッコイ・タイナーさんは1950年代から音楽活動を始めて以来、2020年に81歳で亡くなるまで長きに渡ってシーンをリードし続けた偉大なミュージシャンです。

『BLUE GIANT』の中では主人公の宮本大と凄腕のピアニストである沢辺雪祈の練習時に初心者であるドラマー、玉田が参加した際に演奏した曲がマッコイさんが1976年にリリースした名盤『Fly With The Wind』の表題曲なのですね。

初心者にしていきなり8分を超える長尺曲、しかもオリジナルのドラムを担当しているのはあの超テクニカルなプレイヤーのビリー・コブハムさんというのがすごい。

ちなみに原曲はサックスではなくフルートで、ストリングスも加わった流麗かつ豪華なアンサンブルが特徴です!