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ジャズの人気曲ランキング

19世紀にアメリカにて生まれた音楽、ジャズ。

アフリカの伝統的な音楽と西洋の音楽とが出会い混ざりあったこのジャズは、ブラックミュージックにルーツを持つ独特のノリと情熱的な演奏が魅力ですよね。

さらにそこからさまざまな音楽に影響を与え、今ではあらゆる場面でその息吹が感じられるようになりました。

この記事では、そんなジャズの名曲たちをランキング形式で紹介していきますね。

国内では「大人の音楽」とされることも多いジャズですが、ぜひこの記事で紹介した曲をきっかけに、多くの人がジャズにハマっていただければ幸いです。

ジャズの人気曲ランキング(21〜30)

So BeautifulRobert Glasper29

Robert Glasper – So Beautiful (Live At Capitol Studios)
So BeautifulRobert Glasper

シックで大人な雰囲気が、おしゃれなレストランに合うと思います。

アメリカ、ヒューストン出身おジャズピアニストRobert Glasperの楽曲です。

ピアノの優しい音色が耳に心地いいですね。

恋人との食事会で流れていると気分が盛り上がるかも。

St. ThomasSonny Rollins30

Sonny Rollins – St. Thomas (Official Audio)
St. ThomasSonny Rollins

カリプソのリズムとジャズの融合が生み出す魅力的な一曲。

ソニー・ロリンズさんの母親が幼少期に歌ってくれた子守唄をもとに作られたこの楽曲は、カリブの陽気な雰囲気と自由な即興演奏が見事に調和しています。

1956年6月22日、ニュージャージー州で録音された本作は、アルバム『Saxophone Colossus』に収録され、ジャズのスタンダードナンバーとしての地位を確立しました。

軽快なメロディーと力強いサックスの音色が、聴く人の心を明るく躍らせます。

ストレス解消や気分転換したい時、また、ジャズの魅力を再発見したい方にぜひおすすめです。

ジャズの人気曲ランキング(31〜40)

Duet Solo DancersCharles Mingus31

独特な個性を持つベーシスト、チャールズ・ミンガスが1963年にリリースしたアルバム、「The Black Saint and the Sinner Lady」に入っている1曲がこちらです。

ダンスになぞらえた曲名が示す通り、アルバム全体が一つのバレエ音楽のように構成されています。

この曲は、ミンガスの音楽の優美な部分がクローズアップされている印象です。

Body and SoulColeman Hawkins32

テナーサックスをジャズの主役級楽器へと押し上げた先駆者、コールマン・ホーキンスさん。

スウィング期の大スターでありながら、後のモダンジャズにも大きな影響を与えました。

そんな彼の名演としてあまりにも有名なのが、1939年に録音された作品です。

この楽曲は、あえてメロディから離れ、コードの響きを道しるべに紡がれる即興演奏が特徴。

その深く艶のある音色は、秋の夜の静寂と物悲しさを帯びた、しぶい雰囲気をかもしだしています。

本作はコンピレーション盤のアルバム『Body and Soul』などにも収録されました。

大人の時間を過ごしたい夜に、ぜひ聴いてみてください。

April in ParisCount Basie33

April in Paris – Count Basie and his Orchestra (1965)
April in ParisCount Basie

パリの春の魅力を詩情豊かに描いた名曲が、ビッグバンドの魂を込めて蘇ります。

カウント・ベイシーさんの楽団が奏でる華やかなアレンジは、聴く人の心に春の訪れを感じさせるでしょう。

1955年の録音ながら、今なお色あせない魅力を放つ本作。

1957年にアルバム『April in Paris』として発表され、ジャズファンを魅了し続けています。

映画『ブレージングサドル』でも使用された本作は、春の陽気な気分を味わいたい時や、パリへの憧れを感じたい時にぴったり。

ジャズの名演奏を楽しみたい方にもおすすめです。

My Favorite ThingsDave Brubeck34

ウェストコーストジャズの代表的ピアニストとして知られている、デイヴ・ブルーベックさん。

幼い頃からクラシックを学んできたということもあり、彼の演奏にはクラシックの影響が強く見られます。

そんな彼の名曲として知られている、こちらの『My Favorite Things』は、1966年にリリースされた作品で、落ち着きのあるスタイリッシュなメロディーで人気を集めました。

おしゃれで哀愁のただよう曲が好きな方にオススメです。

In a Sentimental MoodDuke Ellington & John Coltrane35

ジャズ界の二大巨頭、ピアニストのデューク・エリントンさんとサックス奏者のジョン・コルトレーンさんによる夢の共演作ですね。

本作は、愛する人に包まれる幸福感と、それによって過去の孤独が癒やされていく様子が描かれた、とてもロマンチックなテーマを持っています。

エリントンさんの洗練されたピアノに、コルトレーンさんの驚くほど優しく甘美なテナーサックスが溶け合う様はまさに絶品です。

このバージョンは1962年9月に歴史的な名盤『Duke Ellington & John Coltrane』で録音され、2005年の映画『Prime』のサウンドトラックにもなりました。

物思いにふける秋の夜、少しセンチメンタルな気分で聴きたい曲に仕上げられています。