ジャズの人気曲ランキング
19世紀にアメリカにて生まれた音楽、ジャズ。
アフリカの伝統的な音楽と西洋の音楽とが出会い混ざりあったこのジャズは、ブラックミュージックにルーツを持つ独特のノリと情熱的な演奏が魅力ですよね。
さらにそこからさまざまな音楽に影響を与え、今ではあらゆる場面でその息吹が感じられるようになりました。
この記事では、そんなジャズの名曲たちをランキング形式で紹介していきますね。
国内では「大人の音楽」とされることも多いジャズですが、ぜひこの記事で紹介した曲をきっかけに、多くの人がジャズにハマっていただければ幸いです。
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ジャズの人気曲ランキング(21〜30)
Body and SoulColeman Hawkins29位

テナーサックスをジャズの主役級楽器へと押し上げた先駆者、コールマン・ホーキンスさん。
スウィング期の大スターでありながら、後のモダンジャズにも大きな影響を与えました。
そんな彼の名演としてあまりにも有名なのが、1939年に録音された作品です。
この楽曲は、あえてメロディから離れ、コードの響きを道しるべに紡がれる即興演奏が特徴。
その深く艶のある音色は、秋の夜の静寂と物悲しさを帯びた、しぶい雰囲気をかもしだしています。
本作はコンピレーション盤のアルバム『Body and Soul』などにも収録されました。
大人の時間を過ごしたい夜に、ぜひ聴いてみてください。
A Night in TunisiaDizzy Gillespie30位

ビバップの創始者として知られるディジー・ガレスピーさん。
彼が手掛けた、アフロ・キューバン・リズムが印象的な作品は、ジャズのスタンダードナンバーとして幅広く愛されています。
複雑なリズムと独特の浮遊感を持つハーモニーが、聴く人を一気にエキゾチックな世界へ誘います!
もとは『Interlude』と題されていましたが、後に現在の形になりました。
ガレスピーさん自身による1946年2月の録音は、グラミー・ホール・オブ・フェイムに選ばれるなど高く評価されています。
アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズも名盤『A Night in Tunisia』で取り上げています。
日常から離れて、情熱的な気分に浸りたい夜におすすめの1曲です。
ジャズの人気曲ランキング(31〜40)
Fly Me to the MoonFrank Sinatra31位

壮大な宇宙への憧れと、燃え上がるような恋心を重ねて歌い上げる、フランク・シナトラさんによる不朽の名作です。
原曲の優雅なワルツを、編曲家クインシー・ジョーンズさんが躍動感あふれる4/4拍子のスイングへと大胆にアレンジしたことで知られています。
カウント・ベイシー楽団の華麗な演奏に乗せて、シナトラさんの滑らかな歌声が心地よく響き渡ります。
この楽曲は1964年8月発売の名盤『It Might as Well Be Swing』に収録された作品で、1969年にはアポロ11号と共に月へ到達したという夢のあるエピソードも。
アニメ『エヴァンゲリオン』のエンディングとしてもお馴染みですよね。
心が弾むような高揚感を味わいたい時にぴったりの一曲でしょう。
So BeautifulRobert Glasper32位

シックで大人な雰囲気が、おしゃれなレストランに合うと思います。
アメリカ、ヒューストン出身おジャズピアニストRobert Glasperの楽曲です。
ピアノの優しい音色が耳に心地いいですね。
恋人との食事会で流れていると気分が盛り上がるかも。
Linus And LucyVince Guaraldi Trio33位

冬の夜長にぴったりの名演が、ヴィンス・グアルディ・トリオによるこの軽快なジャズナンバー。
1964年12月にアルバム『Jazz Impressions of A Boy Named Charlie Brown』に収録された本作は、ピーナッツのアニメーション音楽として広く親しまれてきました。
左手の反復リズムの上で右手が躍動的なメロディを奏でるスタイルが特徴で、ウェストコースト・ジャズとラテンの要素を融合させた親しみやすいサウンドに仕上がっています。
クリスマス定番のアルバム『A Charlie Brown Christmas』にも収録され、寒い季節に心温まるひとときを演出してくれる1曲です。
楽しい雰囲気のBGMが欲しいときや、懐かしいアニメの世界観に浸りたいときにオススメです。
Duet Solo DancersCharles Mingus34位

独特な個性を持つベーシスト、チャールズ・ミンガスが1963年にリリースしたアルバム、「The Black Saint and the Sinner Lady」に入っている1曲がこちらです。
ダンスになぞらえた曲名が示す通り、アルバム全体が一つのバレエ音楽のように構成されています。
この曲は、ミンガスの音楽の優美な部分がクローズアップされている印象です。
April in ParisCount Basie35位

パリの春の魅力を詩情豊かに描いた名曲が、ビッグバンドの魂を込めて蘇ります。
カウント・ベイシーさんの楽団が奏でる華やかなアレンジは、聴く人の心に春の訪れを感じさせるでしょう。
1955年の録音ながら、今なお色あせない魅力を放つ本作。
1957年にアルバム『April in Paris』として発表され、ジャズファンを魅了し続けています。
映画『ブレージングサドル』でも使用された本作は、春の陽気な気分を味わいたい時や、パリへの憧れを感じたい時にぴったり。
ジャズの名演奏を楽しみたい方にもおすすめです。





