ジャズの人気曲ランキング
19世紀にアメリカにて生まれた音楽、ジャズ。
アフリカの伝統的な音楽と西洋の音楽とが出会い混ざりあったこのジャズは、ブラックミュージックにルーツを持つ独特のノリと情熱的な演奏が魅力ですよね。
さらにそこからさまざまな音楽に影響を与え、今ではあらゆる場面でその息吹が感じられるようになりました。
この記事では、そんなジャズの名曲たちをランキング形式で紹介していきますね。
国内では「大人の音楽」とされることも多いジャズですが、ぜひこの記事で紹介した曲をきっかけに、多くの人がジャズにハマっていただければ幸いです。
- 【2025】ジャズ風の邦楽バラード名曲まとめ
- スウィングジャズの名曲。おすすめの人気曲
- 入門!ジャズ初心者におすすめの名曲・スタンダードナンバーまとめ
- 【2025】ジャズの今を知る!最新の注目曲・人気曲まとめ
- 【洋楽ジャズ】一度は聴いたことのあるスタンダードナンバー特集
- ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング
- 【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲
- 【本日のジャズ】今日聴きたい!往年の名曲や現代ジャズをピックアップ
- 【2025】海外のジャズバンドの名曲まとめ
- カラオケにもオススメ!一度は歌ってみたいジャズの名曲
- 【ジャズの王道】モダンジャズの名曲。一度は聴きたい人気曲
- 【秋ジャズ】秋に聴きたいジャズの名曲・人気曲
- ジャズのBGM。作業用BGM・勉強用BGMにおすすめの名曲、人気曲
ジャズの人気曲ランキング(41〜50)
Moanin’Art Blakey & The Jazz Messengers43位

ジャズ・ドラマーのアート・ブレイキーが、1958年に発表したアルバムの1曲目に入っているいるボビー・ティモンズが作曲した楽曲がこちらです。
ジャンルとしてファンキージャズと言われるこの曲は、ゴスペルのコール・アンド・レスポンスに影響を受けたイントロが印象的で、暑い演奏が暑い夏にピッタリなのではないでしょうか。
Fly Me to the MoonBart Howard44位

ジャズのスタンダードナンバーとして、多くのミュージシャンに愛され続けている『Fly Me To The Moon』。
この楽曲を手がけたバート・ハワードさんは、1954年に「In Other Words」として発表しましたが、その後フランク・シナトラさんによって有名にされました。
『新世紀エヴァンゲリオン』のエンディングテーマとしても使用され、幅広い層に親しまれています。
コード進行がシンプルで、セブンスコードのおしゃれな響きが特徴的なこの楽曲は、初心者にも弾きやすく、ジャズの奥深い世界を垣間見る絶好の機会を提供してくれるでしょう。
おしゃれなジャズナンバーを弾いてみたい方には、まずはこの曲から始めてみることをオススメします。
I Never Knew (I Could Love Anybody Like I’m Loving You)Benny Goodman45位

スウィング・ジャズの代表的存在として知られる、「Sing Sing Sing」で知られているクラリネット奏者のベニー・グッドマンが率いるベニー・グッドマン楽団が演奏する曲がこちら。
もともとは歌詞のついた歌の曲で、ジュディ・ガーランドが歌っているバージョンも有名なので、聴き比べてみると楽しいかもしれません。
My Foolish HeartBill Evans46位

ジャズピアノといえばこの人、日本でも高い人気を誇るビル・エヴァンス。
中でも名盤として有名なアルバム「ワルツ・フォー・デビー」に収録されたこの「マイ・フーリッシュ・ハート」は、もともとは同名の映画の主題歌でしたが、ビル・エヴァンスによるこの演奏を一番に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
物語を紡ぐようなピアノの音色は、いつまでも聴いていたくなりますね。
Spring Is HereBill Evans47位

淡い光を織りなすように、アメリカのピアニスト、ビル・エヴァンスさんがピアノで紡ぎ出す繊細な音色が心に染み入ります。
1959年12月にニューヨークで録音されたアルバム『Portrait in Jazz』に収められた本作は、春の訪れを喜ぶ気持ちと、なぜかその喜びを素直に受け入れられない繊細な感情を見事に表現しています。
スコット・ラファロさんのベースとポール・モチアンさんのドラムスが織りなす対話的な演奏は、孤独や失恋の痛みをより深く描き出しています。
春の光と影が交錯する季節の変わり目に、静かな部屋でゆっくりと耳を傾けたい一曲です。
人生の機微に触れたい方におすすめしたい珠玉の演奏となっています。
Now’s the TimeCharlie Parker48位

『BLUE GIANT』の作中で主人公の宮本大が最初に友人から借りるジャズのCDの3枚はそれぞれマイルス・デイヴィスさんの『Kind of Blue』、ビル・エヴァンスさんの『Waltz for Debby』、そしてチャーリー・パーカーさんの『Now’s The Time -the genius of Charlie Parker #3-』です。
チャーリー・パーカーさんといえばモダンジャズの創始者とも言われ、アルトサックス奏者としての伝説的なプレイはもちろん、作曲家としてもジャズの歴史に残るスタンダードナンバーを生み出した、まさにレジェンドと呼ぶにふさわしい存在なのですね。
本稿で取り上げている『Now’s The Time』はチャーリーさんが手掛けたオリジナルの楽曲にして、多くのミュージシャンがカバーしているスタンダードナンバー。
チャーリーさん特有のアドリブプレイも炸裂、アルバム自体が1952年から1953年までの録音でかつワンホーン、ということからも円熟期の天才による熱のこもった演奏が楽しめますよ。
In the MoodGlenn Miller49位

スウィングジャズの大御所として知られているアーティスト、グレン・ミラーさん。
40歳という若さでこの世を去ってしまいましたが、その短いキャリアのなかでいくつもの名曲をリリースしています。
こちらの『In the Mood』は、ジョー・ガーランドさんによって作られた作品で、グレン・ミラーさんの演奏によって世界的な人気を集めました。
王道のスウィングジャズが好きな方にとっては、たまらない1曲と言えるでしょう。





