ジャズの人気曲ランキング
カフェで流れる心地よいメロディから、映画の感動的なシーンを彩る情熱的な演奏まで。
マイルス・デイヴィスさんのクールなトランペット、アート・ブレイキーさんの力強いドラム、ビル・エヴァンスさんの繊細なピアノ。
時代を超えて愛され続けるジャズの名曲たちには、それぞれに魅力的なストーリーが息づいています。
音楽ファンの皆様から寄せられた熱い支持をもとに、珠玉の名演の数々をご紹介します。
ジャズの人気曲ランキング(21〜40)
Ponta De AreiaEsperanza Spalding31位

アメリカ出身のマルチプレーヤー、エスペランサ・スポルディングさん。
特に歌手とベーシストとしての活動で知られており、中でもリオデジャネイロ出身のシンガーソングライター、ウェイン・ショーターさんの代表曲の一つ『Ponta De Areia』のカバーはイチオシ。
原曲は自然の偉大さを感じさせるような雰囲気になっている一方、彼女のカバーはヒーリングミュージックのような癒やされる曲調なんです。
勉強や仕事で疲れた時にぜひ聴いてみてくださいね!
Watermelon ManHerbie Hancock32位

世界的な人気を集めたジャズ・ミュージシャン、ハービー・ハンコックさんによって1962年にリリースされた作品『Watermelon Man』。
この曲はハービー・ハンコックさんが幼少期に見たスイカ売りの口上にインスパイアを受けて作られた作品で、全体的に陽気な雰囲気に仕上げられています。
渋さもかねそなえているので、夏の夜のBGMにピッタリだだと思います。
ボーカルがくわえられたカバーも存在するので、ぜひチェックしてみてください。
RivedertiMario Biondi33位

イタリア出身で、ジャズの深い響きを持つマリオ・ビオンディさんの温もりある声が光る楽曲、『Rivederti』。
失われた愛とその再燃への渇望を表現した本作は2018年に発表されました。
ビオンディさんの低音ボイスと豊かな表現力は、イタリアの音楽シーンで高い評価を得ました。
アルバム『Brasil』に収録され、サンレモ音楽祭でも演奏された本作は、ビオンディさんの多彩な音楽性が際立つ秀作と言えるでしょう。
一縷の望みをつなぐようなリリックと情感にあふれる歌声は、リスナーの心をなでるようです。
Twisted TrackNucleus34位

イギリスのジャズ・フュージョンバンド、Nucleusが1970年に発表したデビューアルバム『Elastic Rock』からの一曲です。
ジャズとロックを融合させた先駆的な音楽性が光る本作は、モントルー・ジャズ・フェスティバルで第一位を獲得するなど、当時から高い評価を受けました。
イアン・カーさんらによる多彩な演奏は、マイルス・デイヴィスさんの電化以前の作品に触発されたという点も興味深いですね。
寒い冬の日に部屋でじっくりと聴くのもいいでしょう。
ジャズやロックの枠にとらわれない自由な音楽性に触れたい方におすすめです。
I Never Knew (I Could Love Anybody Like I’m Loving You)Benny Goodman35位

スウィング・ジャズの代表的存在として知られる、「Sing Sing Sing」で知られているクラリネット奏者のベニー・グッドマンが率いるベニー・グッドマン楽団が演奏する曲がこちら。
もともとは歌詞のついた歌の曲で、ジュディ・ガーランドが歌っているバージョンも有名なので、聴き比べてみると楽しいかもしれません。