ジャズの人気曲ランキング
19世紀にアメリカにて生まれた音楽、ジャズ。
アフリカの伝統的な音楽と西洋の音楽とが出会い混ざりあったこのジャズは、ブラックミュージックにルーツを持つ独特のノリと情熱的な演奏が魅力ですよね。
さらにそこからさまざまな音楽に影響を与え、今ではあらゆる場面でその息吹が感じられるようになりました。
この記事では、そんなジャズの名曲たちをランキング形式で紹介していきますね。
国内では「大人の音楽」とされることも多いジャズですが、ぜひこの記事で紹介した曲をきっかけに、多くの人がジャズにハマっていただければ幸いです。
ジャズの人気曲ランキング(11〜20)
色彩のブルースEGO-WRAPPIN’15位

マイナーなジャンルでありながら、多くのリスナーから支持を集めるユニット、EGO-WRAPPIN’。
戦前のジャズから発展したキャバレー音楽や昭和歌謡をベースにしており、その独特な音楽性でいくつものヒットソングを生み出しています。
その中でも特に有名な作品が、こちらの『色彩のブルース』。
夜の雰囲気にピッタリな艶やかなメロディーに仕上げられた名曲です。
キャンプでは寝る前にBGMとして聴いてみるのが良いのではないでしょうか?
MistyErroll Garner16位

モダンジャズの名曲として、時代を超えて愛され続けているこの作品。
魅惑的なメロディと美しいハーモニーで、聴く人の心を掴んで離しません。
1954年に作曲されてから、多くのアーティストによってカバーされ、映画『Play Misty for Me』でも使用されるなど、その魅力は広く認められています。
ジャズピアノの巨匠エロール・ガーナーさんの繊細かつ力強いタッチが、恋の切なさや喜びを見事に表現しているのですね。
ロマンチックな雰囲気を味わいたい時や、穏やかな時間を過ごしたい時におすすめの一曲です。
ジャズ初心者の方も、ぜひ一度耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
A Love Supreme, Pt. I – AcknowledgementJohn Coltrane17位

アメリカを代表するサックス奏者であり、ジャズファンでなくともその名前は聴いたことがあるかもしれない、レジェンド「John Coltrane」のアダルトで色気のあるグルーヴで奏でられる一曲です。
ジャズという音楽のふところの深さ、音楽は自由だということを表現するような、複雑かつ芸術的なアンサンブルの名曲です。
Round MidnightThelonious Monk18位

ジャズ界の巨匠、セロニアス・モンクさんが紡ぐメランコリックで美しい旋律は、聴く人の心に優しく寄り添います。
独創的なハーモニーが、その哀愁を一層深みのあるものにしている問答無用のジャズのスタンダードナンバーです!
モンクさん自身による最初の録音は1947年11月の名盤『Genius of Modern Music Vol. 1』で聴くことができ、後に映画『Round Midnight』の題名にもなりました。
静かな夜、一人でじっくりと物思いにふけりたい時にピッタリの1曲です!
On the Sunny Side of the StreetThe Manhattan Transfer19位

ネスレ「ホームカフェシリーズ」アサヒビール「クリアアサヒ」などのCM曲に使われました。
1930年にドロシー・フィールズ作詞、ジミー・マクヒュー作曲によるブロードウェイ・ミュージカル用の曲として発表されました。
後に、フランクシナトラ、トミー・ドーシーやカウント・ベイシーなどそうそうたるジャズミュージシャンにより演奏され、ジャズのスタンダードとなりました。
Birds of FireMahavishnu Orchestra20位

マハヴィシュヌ・オーケストラは1971年にニューヨークで結成された、ジャズとロック、インド音楽を融合させた革新的グループです。
この楽曲は、変拍子とヴァイオリンとギターの緊密なユニゾンで飛翔と解放を描き、本作の主人公は内なる炎に導かれて高みに達します。
1973年3月に発売されたアルバム『Birds of Fire』の表題曲で、前作『The Inner Mounting Flame』に続く重要作。
1974年のグラミー賞でBest Pop Instrumental Performanceにノミネートされました。
気持ちを切り替えたい朝や夜のドライブ、集中したい作業時におすすめです。
ジャズの人気曲ランキング(21〜30)
Fly Me To The MoonDiana Krall21位

ジャズのスタンダード・ナンバー中のスタンダード・ナンバーといわれるこちらの曲は、ジャズボーカルの初心者が挑戦することが多い曲なのではないでしょうか。
本当にたくさんのアーティストが歌っているので、参考になる音源が多数あるのもありがたいところです。
歌詞も比較的シンプルで、難しい単語もないので、英語になじみがない方にもオススメです。
この曲でジャズのスウィング感を身につければ、ほかの曲もかっこよく歌えるようになりますよ。