ジャズの人気曲ランキング
カフェで流れる心地よいメロディから、映画の感動的なシーンを彩る情熱的な演奏まで。
マイルス・デイヴィスさんのクールなトランペット、アート・ブレイキーさんの力強いドラム、ビル・エヴァンスさんの繊細なピアノ。
時代を超えて愛され続けるジャズの名曲たちには、それぞれに魅力的なストーリーが息づいています。
音楽ファンの皆様から寄せられた熱い支持をもとに、珠玉の名演の数々をご紹介します。
ジャズの人気曲ランキング(1〜20)
Sing Sing SingBenny Goodman11位

「スウィンガーの王様」という愛称で親しまれた、トランペット奏者のルイ・プリマさんによって、1936年に作られた名曲『Sing Sing Sing』。
スウィング・ジャズの有名な作品として知られており、現在でもエレクトロスウィングなどを通してリメイクされています。
今回は、アメリカを代表するジャズのクラリネット奏者である、ベニー・グッドマンさんのバージョンをピックアップしてみました。
スウィング・ジャズをこれから深く掘ってみたいという方にオススメの作品です。
Cleopatra’s DreamBud Powell12位

ジャズピアニストのバド・パウエルさんが1959年にリリースした『Cleopatra’s Dream』。
この曲は『クレオパトラの夢』という邦題がつけられており、その怪しげな雰囲気と迫力がたまらないんですよ!
Cフラットメジャースケールというフラット記号が7つもつく調で演奏されており、メインのフレーズも八分の裏から入る独特のリズム。
その常人では思いつかないような感性で展開されるメロディーが聴いていてクセになっちゃうんです!
特に日本での人気が高いこの曲。
ジャズ喫茶などに入った時はこの曲が流れていないか耳をすませてみてはいかがでしょうか?
Moonlight SerenadeGLENN MILLER ORCHESTRA13位

1939年にトロンボーン奏者のグレン・ミラーがつくった曲で、彼のバンドのテーマ曲となっているのでご存じの方も多い曲です。
日本でも好まれ、たくさんのCM曲として使われています。
歌詞もついており、歌のバージョンとして演奏されることも多い曲です。
色彩のブルースEGO-WRAPPIN’14位

マイナーなジャンルでありながら、多くのリスナーから支持を集めるユニット、EGO-WRAPPIN’。
戦前のジャズから発展したキャバレー音楽や昭和歌謡をベースにしており、その独特な音楽性でいくつものヒットソングを生み出しています。
その中でも特に有名な作品が、こちらの『色彩のブルース』。
夜の雰囲気にピッタリな艶やかなメロディーに仕上げられた名曲です。
キャンプでは寝る前にBGMとして聴いてみるのが良いのではないでしょうか?
MistyErroll Garner15位

モダンジャズの名曲として、時代を超えて愛され続けているこの作品。
魅惑的なメロディと美しいハーモニーで、聴く人の心を掴んで離しません。
1954年に作曲されてから、多くのアーティストによってカバーされ、映画『Play Misty for Me』でも使用されるなど、その魅力は広く認められています。
ジャズピアノの巨匠エロール・ガーナーさんの繊細かつ力強いタッチが、恋の切なさや喜びを見事に表現しているのですね。
ロマンチックな雰囲気を味わいたい時や、穏やかな時間を過ごしたい時におすすめの一曲です。
ジャズ初心者の方も、ぜひ一度耳を傾けてみてはいかがでしょうか。