ジャズの人気曲ランキング
19世紀にアメリカにて生まれた音楽、ジャズ。
アフリカの伝統的な音楽と西洋の音楽とが出会い混ざりあったこのジャズは、ブラックミュージックにルーツを持つ独特のノリと情熱的な演奏が魅力ですよね。
さらにそこからさまざまな音楽に影響を与え、今ではあらゆる場面でその息吹が感じられるようになりました。
この記事では、そんなジャズの名曲たちをランキング形式で紹介していきますね。
国内では「大人の音楽」とされることも多いジャズですが、ぜひこの記事で紹介した曲をきっかけに、多くの人がジャズにハマっていただければ幸いです。
ジャズの人気曲ランキング(71〜80)
All The Things You AreCharlie Parker71位

「あなたの存在そのものが、私にとって最高の歌なんだ」と語りかけるような、とてもロマンティックなテーマを持つ名曲です。
この甘く美しいメロディを、ジャズの革新者チャーリー・パーカーさんが情熱あふれるサックスで鮮やかに表現しました。
本作は元々1939年のミュージカル『Very Warm for May』のために作られ、映画にも採用されたスタンダードナンバー。
パーカーさんによる演奏は1948年3月録音のライブ音源が有名で、名盤『Summit Meeting at Birdland』などでそのスリリングな即興が楽しめますよ。
ジャズの熱気を肌で感じてみたいという方にピッタリ!
パーカーさんの自由で情熱的な音の世界に、きっと心が躍るでしょう。
Almost BlueChet Baker72位

さほど有名とは言えないかもしれませんが、ジャズにおけるバラードの名曲として、どうしても紹介したいのがこの曲です。
叙情的なトランペットの音色と物憂げな歌声で、ジャズの歴史にその名前を刻みながらも、破滅的な人生を送ったチェット・ベイカー。
彼が晩年に好んで演奏したのが、この『Almost Blue』でした。
シンプルなメロディでありながら、語りかけるようなトランペットの一音は、ほかのプレイヤーが100種類の音を鳴らしても表現できないものです。
ジャズにはこのような表現手法もあるんですね。
Que sera seraDoris Day73位

1956年に発表されたヒッチコック監督映画『知りすぎていた男』の主題歌で、主演女優で歌手のドリス・デイが歌いました。
「なるようになるさ」という意味の歌詞で、劇中でもこの曲は重要な役割を果たします。
三拍子のかわいらしい曲調ながら、映画はサスペンスでドキドキハラハラする内容ですよね。
日本ではペギー葉山や雪村いづみなどがカバーしていました。
God Gave Me Feet For Dancing (ft. Yazmin Lacey)Ezra Collective74位

震える心拍に寄り添う、祈りのダンスが静かに立ち上がる。
ネオソウルのしなやかさとジャズの呼吸が一体となり、余白の美しさが光ります。
英国ロンドンの5人組、エズラ・コレクティブは2025年7月のフジロックにおいても伝説的なパフォーマンスを残したことでも記憶に新しいバンドですね。
『God Gave Me Feet For Dancing (feat. Yazmin Lacey)』は2024年9月のシングルで、アルバム『Dance, No One’s Watching』の5曲目。
ヤズミン・レイシーさんを迎え、教会の記憶を手がかりに、この楽曲は踊りを祝福として捉え、共同体の喜びと浄化をそっと照らします。
タジャナ・トーキョー監督のミュージックビデオも同月公開されました。
穏やかに背中を押したい朝や、結婚式の余興、コミュニティの集いにおすすめの名曲です!
Central Park WestJohn Coltrane75位

穏やかな春の陽気を優雅に表現した珠玉のバラード。
ジョン・コルトレーンさんがニューヨークの街並みからインスピレーションを得て生み出した静謐な名演は、1964年にアルバム『Coltrane’s Sound』に収録され、モダンジャズの金字塔として輝き続けています。
複雑な和声進行とメロディアスなソプラノサックスが織りなす優美な世界観は、都会的な洗練さと自然の息吹が見事に調和しています。
マッコイ・タイナーさんの繊細なピアノタッチも印象的で、春の訪れを感じさせる瑞々しい感性が随所に光ります。
朝日の差し込むリビングで、お気に入りの本を片手にゆったりと浸りたい、そんな至福のひとときにおすすめの一曲です。
CountdownJohn Coltrane76位

ジャズの名曲として知られるこの楽曲は、複雑なコード進行と速いテンポが特徴です。
1960年5月にリリースされたアルバム『Giant Steps』に収録され、ジャズ界に大きな影響を与えました。
ジョン・コルトレーンさんの卓越した即興演奏技術が存分に発揮された本作は、ジャズの標準レパートリーとして今なお多くのミュージシャンに親しまれています。
ジャズ理論や即興演奏を学ぶ学生にとっても重要な作品となっています。
ジャズに興味がある方や、新しい音楽に挑戦したい方におすすめの1曲です。
テナーサックスの魅力を存分に味わえる本作で、ジャズの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
My One and Only LoveJohn Coltrane & Johnny Hartman77位

深く温かい歌声と、それに寄り添うように奏でられるサックスが織りなす珠玉のジャズ・バラード。
John ColtraneさんとJohnny Hartmanさんによる奇跡的な共演として知られています。
かけがえのない人へ捧げる、ひたむきで献身的な愛情が歌われており、そのロマンティックな世界観に誰もが引き込まれるはずです。
本作は1963年に公開された名盤『John Coltrane and Johnny Hartman』に収録されている作品で、驚くべきことにこのセッションは1963年3月にたった一日で録音されました。
一人で静かに過ごす夜や、大切な人と特別な雰囲気を楽しみたい時にピッタリ!
ジャズの持つ奥深い魅力をじっくりと味わうことができますよ。
Street Fighter MasKamasi Washington78位

音楽シーンにインパクトを与えるアーティストは多く存在しますが、サックス奏者のカマシ・ワシントンさんもまさにその1人。
今回紹介しているのは、若い頃に熱中した対戦格闘ゲームを元に、自身の入場テーマをイメージして作られたこの楽曲。
重厚なホーンと分厚いコーラスが交差する、映画のクライマックスのように壮大なアンサンブルが魅力です。
特定のタイアップ作品ではありませんが、本作は2018年6月に発売された名盤『Heaven and Earth』の先行曲で、独自の世界観を象徴する作品と言えるでしょう。
うねるようなグルーヴが心地よいサウンドとなっておりますので、気分を高めたい時や力強い音楽を好むロック好きの方におすすめですね。
ぜひ映像作品も合わせてチェックしてみてください!
Over the RainbowKeith Jarrett79位

『オズの魔法使い』劇中歌としてあまりにも有名なこの曲。
ジャズのスタンダード曲としてもおなじみですが、キース・ジャレットさんのソロ演奏により、ピアノジャズとしての広く知られるようになったのではないでしょうか。
シンプルなメロディをジャズ特有の和音が彩ることで、その魅力をさらに増しています。
Christmas in New OrleansLouis Armstrong80位

サッチモの愛称で世界中から多くのリスペクトを受けていた、ルイ・アームストロングさん。
20世紀を代表するアーティストで、現在でもさまざまなメディアで使用されています。
『Wonderful World』は誰しも知っているのではないでしょうか?
そんな彼の定番のクリスマスソングが、こちらの『Christmas in New Orleans』です。
ルイ・アームストロングさんの個性的な声が特徴的な曲で、聴いていると心がほっこりしますよ。
ジャズの人気曲ランキング(81〜90)
West End BluesLouis Armstrong81位

まったりとしたトランペットの音色に、思わず身を委ねたくなる、ジャズの名曲『West End Blues』。
トランペットの名手、ルイ・アームストロングさんがパフォーマンスしたバージョンがよく知られており、彼の代表曲の一つです。
この曲を作曲したのが、ルイ・アームストロングさんの師匠、ジョー・キング・オリバーさんでした。
ご機嫌な音色を奏でるアンサンブルに、どこか、異国で過ごす昼下がりのひと時を感じられますね。
Begin The BeguineMichael Bublé82位

甘いマスクと、歌声で大人気のジャズシンガーMichael Bubléが歌う「Begin The Beguine」です。
Michael Bubléのリッチな歌声が伸びやかに響き渡ります。
バックバンドも遊び心のある演奏で、楽曲を楽しげな印象にしていますね!
ご機嫌なジャズが聴きたい気分の日にオススメの一曲です!
SummertimeMiles Davis83位

こちらの曲はジョージ・ガーシュウィンが1935年のオペラ「ポーギーとベス」のために作曲した曲で、内容は子守歌になっていますが、現在に至るまでジャズのスタンダード・ナンバーとしてたくさんのアーティストによって演奏されています。
短く進行もシンプルなので、バラードからファンクまで、いろいろなアレンジで楽しまれる曲です。
The Nearness Of YouNorah Jones84位

ジャズシンガー、ノラ・ジョーンズさんの甘く切ないバラード、『The Nearness Of You』。
この曲は感情を優しいメロディーにのせ、愛する人との至福の瞬間を描いています。
1938年に誕生し、多くのアーティストにカバーされた本作ですが、2002年にリリースされたノラ・ジョーンズさんのアルバム『Come Away with Me』では、彼女独自の解釈が加わり、新しい息吹を吹き込まれています。
わずかなブレスと共に感じる彼女のウィスパーボイスは、リスナーの心に寄り添うでしょう。
Days of Wine and RosesOscar Peterson85位

オスカー・ピーターソンさんは、国際ジャズ殿堂賞を受賞した、偉大なピアニストです。
その演奏スキルは、誰にもまねできないとまでいわれているんですよ。
また、晩年は左手が不自由になってしまったのですが、それでも演奏を続けたというエピソードでも知られています。
そんな彼の魅力を体感したいという方に紹介したいのが、『Days of Wine and Roses』。
曲を聴いているだけでも、通常より多くのけん盤を使っていることがお分かりいただけると思います。
また、この曲はビル・エヴァンスさんなど、多くのアーティストが演奏しているので、聴き比べてみるのも楽しいですよ。


