ジャズの人気曲ランキング
19世紀にアメリカにて生まれた音楽、ジャズ。
アフリカの伝統的な音楽と西洋の音楽とが出会い混ざりあったこのジャズは、ブラックミュージックにルーツを持つ独特のノリと情熱的な演奏が魅力ですよね。
さらにそこからさまざまな音楽に影響を与え、今ではあらゆる場面でその息吹が感じられるようになりました。
この記事では、そんなジャズの名曲たちをランキング形式で紹介していきますね。
国内では「大人の音楽」とされることも多いジャズですが、ぜひこの記事で紹介した曲をきっかけに、多くの人がジャズにハマっていただければ幸いです。
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ジャズの人気曲ランキング(21〜30)
Birds of FireMahavishnu Orchestra22位

マハヴィシュヌ・オーケストラは1971年にニューヨークで結成された、ジャズとロック、インド音楽を融合させた革新的グループです。
この楽曲は、変拍子とヴァイオリンとギターの緊密なユニゾンで飛翔と解放を描き、本作の主人公は内なる炎に導かれて高みに達します。
1973年3月に発売されたアルバム『Birds of Fire』の表題曲で、前作『The Inner Mounting Flame』に続く重要作。
1974年のグラミー賞でBest Pop Instrumental Performanceにノミネートされました。
気持ちを切り替えたい朝や夜のドライブ、集中したい作業時におすすめです。
Keep OnAlfa Mist23位

ロンドンを拠点に活動するピアニスト、アルファ・ミストさんが、デビュー・アルバム『Antiphon』に収録した楽曲です。
ヒップホップのビートメイカーから独学でピアノを習得したという経歴を持つ彼の音楽性が存分に発揮された1曲で、ローズ・ピアノを中心に、サックスやトランペットといった管楽器、ギターやベースが絡み合う静謐なアンサンブルが特徴的です。
落ち着いたミディアムテンポのグルーヴと、空間を大切にした音の配置が、冬の夜にじっくりと耳を傾けたくなるような内省的な雰囲気を生み出しています。
2017年3月にリリースされたこの作品は、即興性と感情表現を重視した彼のスタイルを象徴する1曲といえるでしょう。
1人で静かに音楽と向き合いたいときに聴いてみてはいかがでしょうか。
SummertimeElla Fitzgerald & Louis Armstrong24位

オペラ『Porgy and Bess』の一曲として知られ、ジャズの王様と女王が共演した名デュエット。
夏の気だるい午後に響く子守唄のような、穏やかで心安らぐメロディが特徴です。
Ellaさんの透き通る歌声とLouisさんの温かいだみ声、そして物憂げなトランペットが織りなすハーモニーは、まるで心地よい会話のよう。
二人の息の合った歌唱が、何気ない日常の豊かさを感じさせてくれるのもポイント!
1957年8月に録音された本作は、名盤『Porgy and Bess』に収められています。
映画やCMで夕暮れのBGMとして度々使用されているため、誰もが一度は耳にしたことがあるはずです。
蒸し暑い夏の夜に、ゆったりとくつろぎたい時に聴くのもオススメですよ。
Round MidnightThelonious Monk25位

真夜中という言葉がこれほど似合う曲もそうないかもしれませんね。
あまりにも美しく、そして哀愁ただようメロディが心に染みわたる本作は、モダンジャズの巨匠セロニアス・モンクさんが生み出したジャズバラードの金字塔です。
歌詞の世界では、失った愛へのどうしようもない孤独感や切なさが描かれています。
モンクさん特有の意外性のある和音が、そのやるせない心情を一層深く表現しているようです。
この楽曲は、モンクさん自身の1947年の録音がアルバム『Genius of Modern Music Vol. 1』で聴けるほか、マイルス・デイヴィスさんも名盤『’Round About Midnight』で取り上げています。
1986年には同名の映画が制作されたことでも知られています。
秋の夜長、物思いにふけりたい時にぴったりの1曲です。
Watermelon ManHerbie Hancock26位

世界的な人気を集めたジャズ・ミュージシャン、ハービー・ハンコックさんによって1962年にリリースされた作品『Watermelon Man』。
この曲はハービー・ハンコックさんが幼少期に見たスイカ売りの口上にインスパイアを受けて作られた作品で、全体的に陽気な雰囲気に仕上げられています。
渋さもかねそなえているので、夏の夜のBGMにピッタリだだと思います。
ボーカルがくわえられたカバーも存在するので、ぜひチェックしてみてください。
Song for My FatherHorace Silver27位

ジャズの父に捧げる感動のラブレター。
ホレス・シルバーさんの代表作として知られるこの楽曲は、父への深い愛情と尊敬の念が込められた珠玉の一曲です。
ラテンジャズとボサノバの要素を巧みに取り入れたメロディは、聴く人の心を優しく包み込みます。
1964年にリリースされた同名アルバムのタイトル曲として収録され、以来多くのジャズミュージシャンに愛され続けています。
シルバーさんのピアノタッチと、バンドメンバーの絶妙な演奏が織りなす音の世界は、まさに至福のひととき。
父との思い出に浸りたい時や、大切な人への感謝の気持ちを込めて聴きたい時におすすめの一曲です。
Don’t Know WhyNorah Jones28位

日本でも大人気のジャズ・シンガー、ノラ・ジョーンズさん。
ジャズを聴かない方であっても、その歌声は一度は耳にしたことがあるはず。
そんな彼女の代表的な作品の1つで、なぜ心が離れたのかわからないという、恋の終わりの切ない心情を歌っています。
ピアノの優しい音色と彼女の温かい歌声が合わさり、聴く人をそっと包み込んでくれるようですね。
この楽曲は2002年に発売されたデビュー・アルバム『Come Away with Me』に収録されており、本作は全世界で2,700万枚以上という驚異的なセールスを記録。
さらにグラミー賞の主要3部門を制覇した、まさに歴史的な名曲です。
食事や会話を邪魔しない落ち着いた雰囲気なので、大切な人とのディナーで流れていると気分が盛り上がるかも。





