【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲
ジャズの世界において、ステージの花形として大活躍する管楽器といえばサクソフォーンですよね。
とはいえサックスはジャズに限らず、ポップスやロック・ミュージック、吹奏楽や映画音楽にいたるまで、あらゆるジャンルで重要な役割を果たしています。
本記事では、最新の洋楽や誰もが知っているJ-POPの名曲、映画のメインテーマなど、幅広い分野から選んだサックスが印象的に使われている楽曲を紹介します。
「このフレーズってサックスだったんだ」という発見もあるかも?
ぜひお楽しみください!
【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲(71〜80)
ファンダンゴHerb Alpert

スペイン起源のダンスでそれとともに歌われる音楽です。
特にフラメンコで男女ペアで踊るダンスに用いられますがこの曲はそのまま「ファンダンゴ」という曲です。
サックスとトランペットの掛け合いのある曲ですがサックスだけでもとても素敵な曲です。
NoodlesSHREZZERS

シュレッザーズは、2019年にデビュー・アルバム『Relationships』をリリースしたロシア出身のテクニカルなプログレッシブメタル~ポスト・ハードコア系の若手バンドです。
ここまで読んで「サックスと何の関係が?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、実はこのバンドはサックス奏者がメンバーとして在籍している珍しい存在なのです!
肝心の音も驚くほどにサックスの音色がフィーチャーされており、初めて聴いた方であれば、サックスをここまでバランス良くオシャレなバンド・アンサンブルとして組み込めるのかと驚くはず。
今回紹介している楽曲は、彼らが初の来日ツアーを終えた後でリリースされた日本のファンに向けたといっても過言ではない名曲です。
イントロから高らかに鳴り響くサックスのカッコ良さは、たとえこの手のジャンルに興味がない方であってもぜひ体感していただきたいですね。
あなたの抱いていたサックスに対するイメージが変わるかもしれませんよ!
MoneyPink Floyd

キャッシュレジスターの音から始まるこの名曲は、資本主義社会への痛烈な批判を込めた風刺的な歌詞が印象的です。
7/4拍子という不規則なリズムが、お金に追われる現代社会の狂騒を見事に表現しています。
ディック・パリーさんによる印象的なサックス・ソロが曲の中盤で炸裂し、ブルージーな魂を吹き込んでいます。
1973年6月にシングルカットされ、ビルボード・ホット100で13位を記録。
アルバム『The Dark Side of the Moon』収録曲としても有名ですね。
物質主義への警鐘を鳴らすこの楽曲は、現代社会を生きる全ての人に聴いてほしい一曲です。
スペインChick Corea & Return to Forever

1972年にチック・コリアさんが作曲し、自身のバンドリターン・トゥ・フォーエバーのアルバムに収録されたこちらの曲は、いまでもジャズ奏者に大人気です。
楽器奏者だけでなく、歌詞も付けられ歌うボーカリストも数多くいます。
疾走感のあるこの曲はサックスで演奏するのもよく似合いますし、たくさんのサックス奏者が演奏しているので、聴き比べてみるのも楽しいですね。
アランフエス協奏曲第2楽章がイントロとして使われているところも興味深い1曲です。
Forever In LoveKenny G

1980年代にスムーズジャズの代表的奏者の一人として活躍した、アメリカのサックス奏者ケニー・Gさん。
彼のサックスにあこがれてソプラノサックスを手にした人も多かったのではないでしょうか。
彼は自身のアルバムだけでなく、ホイットニー・ヒューストンさん、ナタリー・コールさん、アレサ・フランクリンさんなど名だたるアーティストのアルバムにも参加していますので、彼の音色を探してみるのも楽しいのではないでしょうか。