【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲【2026】
ジャズの世界において、ステージの花形として大活躍する管楽器といえばサクソフォーンですよね。
とはいえサックスはジャズに限らず、ポップスやロック・ミュージック、吹奏楽や映画音楽にいたるまで、あらゆるジャンルで重要な役割を果たしています。
本記事では最新の洋楽から邦楽、誰もが知っているJ-POPの名曲に映画のメインテーマなど、幅広い分野から選んだサックスが印象的に使われている楽曲を紹介します。
「このフレーズってサックスだったんだ」という発見もあるかも?
ぜひお楽しみください!
【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲【2026】(11〜20)
瀬戸の内くるり

静かな音数の中で、繊細なソプラノサックスが一本の線となって通り抜けるくるりの新曲。
2025年11月にデジタルリリースされた本作は、2026年2月に発売予定のアルバム『儚くも美しき12の変奏』からの先行シングルであり、イタリア・ナポリの音楽家ダニエレ・セーペさんがサックスを担当しています。
瀬戸内海の風景とそこに寄り添う記憶や心の空白をテーマに、風が吹き抜けるような音色が優しく余韻を残します。
淡いピアノと岸田さんの柔らかな歌声に、サックスが呼吸するように寄り添い、秋から冬への季節の移ろいを感じさせてくれるでしょう。
穏やかな時間の中で記憶をたどりたいとき、瀬戸内の風景に思いを馳せたいときにぴったりの一曲です。
DaydreamDreamwake

ギターの疾走感とレトロなシンセの煌めきが交錯する中、そこへまるで第三の光源のように差し込まれるのが、息遣いを感じさせるサックスの音色です。
2025年8月にアルバム『The Lost Years』の2曲目として収められたこの楽曲では、The Midnightのサポートでも知られるJesse Molloyさんのテナー・サックスが全編を通じて重要な役割を担い、作曲クレジットにもその名を連ねています。
サビの後半やブレイクダウン直前といったクライマックスで一気に前面へ躍り出て、ボーカルラインをなぞるようにメロディを歌い上げる様子は、まさに「人の声の延長」といった趣です。
メタルコアの鋭さとシンセウェイヴの甘さを橋渡しするその音色は、失われた時間への憧憬と前へ進もうとする感情を、ネオンサインに照らされた夜景のように描き出していますよ。
宝島真島俊夫

『宝島』は日本全国で長く親しまれている吹奏楽の名曲の1つです。
吹奏楽をやったことがある人なら、一度は演奏したことがあるのではないでしょうか。
オリジナルはフュージョングループのT-SQUAREによる楽曲が元ネタです。
真島俊夫編曲の吹奏楽バージョンが全国の吹奏楽バンドで演奏されており、現在では編曲バージョンの方が有名になっています。
終始サックスが活躍しますが、なんといってもアルトサックスのソロが一番の聴かせどころです!
ArukuJinmenusagi

2025年9月にリリースされた本作は、Jinmenusagiさんが年内予定のアルバムに先駆けて世に放った先行シングルです。
ジャークドリル特有のバウンス感あるリズムに乗せて、煌びやかなネオンの隙間を縫うようにサックスのフレーズが滑り込む構成が秀逸。
都会の夜風を思わせるその音色は、クラブで築かれる薄い人間関係への違和感や、東京という街で感じる距離感のズレを見事に音で表現しています。
サックスは派手に主張するのではなく、ビートの間を行き交うテクスチャとして機能しており、気だるさと焦燥が同居する独特のムードを生み出しています。
深夜の帰り道、ひとりで街を歩きながら心の中で対話するような時間を過ごしたい方にぜひ聴いてほしい一曲です。
Zan“讚”the telephones & PAPUN BAND

2024年12月にリリースされたこの日台コラボ楽曲では、7ORDERの諸星翔希さんが奏でるサックスが大きな存在感を放っています。
80年代シューティングゲーム『ツインビー』にインスパイアされたシンセウェイヴ・サウンドの中で、サックスは生楽器ならではの温もりと渋さを加え、きらびやかなシンセとディスコビートに奥行きを与えています。
「最高でいたい」というポジティブなメッセージを体現するように、ノスタルジックでブルージーなフレーズが印象的です。
the telephonesの石毛輝さんが「かねてからサックスを取り入れたかった」という構想を実現した本作は、ゲーム音楽への愛と日台の友情が結晶した祝祭的なナンバー。
ダンスフロアで思いきり体を動かしたいとき、懐かしいゲームの記憶に浸りたいときにぜひ聴いてほしい一曲です。
Activated (feat. Spencer Chamberlain)Born of Osiris

プログレッシブ・メタルコアという激しい音楽性の中に、ジャズ的なサックスの音色を大胆に取り入れた挑戦的なトラックです。
BORN OF OSIRISが2025年7月に公開したアルバム『Through Shadows』に収録されており、Underoathのスペンサー・チェンバレインさんをゲスト・ヴォーカルに迎えながら、Chris Ollisさんによる流麗なサックス・ソロが楽曲の中盤を彩ります。
激しいブレイクダウンとクリーンなメロディが交錯する構成の中で、突如として現れるサックスの旋律は驚くほど自然に溶け込み、プログレッシブな展開をさらに深めています。
メタルコアという枠を軽々と飛び越え、新しい音楽的可能性を示してくれる本作は、サックスという楽器の持つ表現力の幅広さを再発見させてくれるでしょう。
【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲【2026】(21〜30)
CovetSlow Crush

ベルギーのシューゲイザーバンドSlow Crushが2025年8月にリリースしたアルバム『Thirst』の収録曲。
分厚いギターの壁と霧がかったボーカルが幻想的な世界を織りなすなか、終盤の約30秒間で突如としてサックスが響きわたります。
プロデューサーLewis Johnsさんの発案により実現したこの試みは、バンド自身も当初は想像していなかった要素でしたが、80年代から90年代のポップスを思わせるノスタルジーと現代的なシューゲイズが見事に融合。
言葉では歌い切れなかった感情を、サックスの音色が引き継ぐように締めくくる構成は圧巻です。
重層的なギターサウンドに浸りながら、最後にサックスの旋律で心を揺さぶられたい方にぴったりの一曲といえるでしょう。


