【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲
ジャズの世界において、ステージの花形として大活躍する管楽器といえばサクソフォーンですよね。
とはいえサックスはジャズに限らず、ポップスやロック・ミュージック、吹奏楽や映画音楽にいたるまで、あらゆるジャンルで重要な役割を果たしています。
本記事では、最新の洋楽や誰もが知っているJ-POPの名曲、映画のメインテーマなど、幅広い分野から選んだサックスが印象的に使われている楽曲を紹介します。
「このフレーズってサックスだったんだ」という発見もあるかも?
ぜひお楽しみください!
【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲(11〜20)
ジョジョの奇妙な冒険 3部処刑用BGM「Stardust Crusaders」菅野祐悟

壮大なオーケストラサウンドに力強いサックスのフレーズが印象的な、アニメの戦闘シーンを彩る1曲。
菅野祐悟さんの音楽センスが光る本作は、緊迫感あふれるリズムと豪快なブラスサウンドが見事に調和し、戦闘シーンの高揚感を見事に表現しています。
サックスのソロパートでは、情熱的なフレーズと巧みなビブラートで、物語の感情の機微まで描き出しています。
アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のオリジナルサウンドトラック『Departure』に収録され、2014年7月に公開された本作は、大阪桐蔭高等学校吹奏楽部による演奏がYouTubeで話題となるなど、多くの音楽ファンの心をつかんでいます。
スローバラードRCサクセション

サクソフォーンの音色はさまざまなジャンルでその魅力を放っていますが、RCサクセションの『スローバラード』は、特にサックスの優美な響きが際立つ1曲です。
静かなバラードの中に、絞り出すような歌声とともにつむがれるサックスのメロディは、リスナーの心に深い哀愁を呼び起こします。
1976年のリリースから時を超え、多くのアーティストにカバーされた本作は、ロックバンドらしからぬ繊細さを持った名曲と言えるでしょう。
涼しげでありながら、どこか熱を秘めたサックスの音色は、今なお多くの音楽ファンを魅了してやみません。
Every time I close my eyesBabyface

シンガーソングライターのベイビーフェイスさんがマライア・キャリーさんのバックコーラスとともに送る、アルバム『The Day』からのシングル。
柔らかな旋律とケニー・Gさんのソプラノサックスが美しく融合し、恋の喜びを表現した珠玉のバラードです。
1997年1月に発売された本作は、全米ビルボードホット100で最高6位にランクインし、翌年のグラミー賞では最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス部門にノミネートされました。
繊細でつやのあるサックスフレーズが、心地よい余韻を残してくれます。
Don’t Be ShyPaul Hardcastle

滑らかで艶のあるサックスの旋律が印象的なスムーズジャズの名作です。
ときに力強くときに繊細に変化しながら、楽曲全体を優美に彩るサックスの音色が、なんとも印象的ですよね。
本作は1993年にリリースされたアルバム『Time for Love』の収録曲で、翌年発売のアルバム『Hardcastle』、さらに1999年のアルバム『Hardcastle 1』にも収められました。
サックス商社のフィル・トッドさんはサックスに加えてフルートも担当しており、2つの楽器の音色が見事に調和しています。
夜のドライブや静かな読書タイム、あるいは心を落ち着かせたい時間に、ぜひ耳を傾けていただきたい1曲です。
AngeliaRichard Marx

優美なサックスの旋律が聴き手の心を捉えるソフトロックの佳作。
リチャード・マークスさんのセカンドアルバム『Repeat Offender』からの1曲です。
1989年9月に発売された当時、アメリカのビルボードチャートで4位を記録し、カナダでは1位を獲得する大ヒットとなりました。
マーク・ルッソさんが奏でる温かみのある旋律は、失恋の物語を歌うボーカルに寄り添うように響き、切ない余韻を残します。
切なさのなかにも希望が垣間見える本作は、恋の終わりを迎えた人の心に、そっと寄り添ってくれることでしょう。