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【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲

ジャズの世界において、ステージの花形として大活躍する管楽器といえばサクソフォーンですよね。

とはいえサックスはジャズに限らず、ポップスやロック・ミュージック、吹奏楽や映画音楽にいたるまで、あらゆるジャンルで重要な役割を果たしています。

本記事では、最新の洋楽や誰もが知っているJ-POPの名曲、映画のメインテーマなど、幅広い分野から選んだサックスが印象的に使われている楽曲を紹介します。

「このフレーズってサックスだったんだ」という発見もあるかも?

ぜひお楽しみください!

【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲(1〜10)

スローバラードRCサクセション

サクソフォーンの音色はさまざまなジャンルでその魅力を放っていますが、RCサクセションの『スローバラード』は、特にサックスの優美な響きが際立つ1曲です。

静かなバラードの中に、絞り出すような歌声とともにつむがれるサックスのメロディは、リスナーの心に深い哀愁を呼び起こします。

1976年のリリースから時を超え、多くのアーティストにカバーされた本作は、ロックバンドらしからぬ繊細さを持った名曲と言えるでしょう。

涼しげでありながら、どこか熱を秘めたサックスの音色は、今なお多くの音楽ファンを魅了してやみません。

Brown SugarThe Rolling Stones

力強いギターリフとともにサックス奏者ボビー・キーズさんの印象的なソロが光る、The Rolling Stonesの代表作の一つ。

1971年4月に公開されたアルバム『Sticky Fingers』のオープニング曲として収録され、同時にシングルカットも果たした本作は、アメリカやカナダでチャート1位を獲得する大ヒットとなりました。

ハードロックとブルースロックが融合したサウンドに、キーズさんのサックスソロが絶妙なアクセントを加えています。

パワフルなサウンドと躍動感あふれるリズムは、パーティーやドライブなど、気分を盛り上げたいシーンにピッタリ!

I Love you, SAYONARAチェッカーズ

チェッカーズ「I Love you, SAYONARA」(LIVE)
I Love you, SAYONARAチェッカーズ

サックスが奏でる切ないメロディとともに、1987年3月に世に出た珠玉のバラード。

SEIKO「アベニュー」シリーズのCMソングとしても起用され、オリコンチャートで2位を記録した名曲です。

互いを大切に思うからこそ伝えられない気持ちを、美しいイントロと印象的なフレーズに乗せて表現しています。

藤井尚之さんのサックスプレイは、聴く者の心に深い余韻を残し、ムーディーなメロディと見事な調和を生み出しています。

失恋や未来への決意を前に心を揺らす人々の心に寄り添う1曲として、今なお色あせない輝きを放つ本作で、サックスの魅力を改めて実感してみてはいかがでしょうか。

【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲(11〜20)

Missing You NowMichael Bolton

甘く切ない愛の告白を感情豊かに歌い上げる心揺さぶるバラード。

マイケル・ボルトンさんの力強いボーカルと、ケニー・Gさんのソプラノサックスによる繊細な演奏が、離れ離れになってしまった恋人への切なる思いを情感たっぷりに表現しています。

アルバム『Time, Love & Tenderness』から1991年12月にシングルカットされ、アメリカのアダルト・コンテンポラリー・チャートで3週連続1位を獲得。

ケニー・Gさんのサックスは、静かなイントロから徐々に情熱的なソロへと展開し、ボルトンさんのボーカルと見事なハーモニーを奏でています。

失恋の痛手から立ち直れない人や、大切な人との別れを経験した方の心に深く響く1曲です。

RIDE ON TIME山下達郎

RIDE ON TIME – Tatsuro Yamashita 山下達郎
RIDE ON TIME山下達郎

1980年代の音楽シーンを席巻したマクセルのカセットテープのCMタイアップ曲であり、山下達郎さんのキャリアの転換点となった作品です。

サイパンでのロケーション撮影によるテレビCMの放映とともに注目を集め、オリコン週間シングルランキングで最高3位を記録。

ポップスとロックのテイストを基調に、ファンクやソウルの要素を織り交ぜた楽曲に、心地よく響くブラスセクションのサウンドが彩りを添えています。

アルトサックス奏者のソロパートの存在感は圧巻で、ブリッジ部分のメロディアスなフレーズが聴き手の心をつかんで離しません。

ドライブシーンやサマーパーティーなど、開放的な気分を盛り上げたいときにピッタリの1曲といえるでしょう。

J.BOY浜田省吾

J.Boy (ON THE ROAD 2011 “The Last Weekend”)
J.BOY浜田省吾

輝かしい時代の空気を映し出した浜田省吾さんの名作。

古村敏比古さんのサックスが、数多くの名曲を通して一層の輝きを添えています。

1986年9月に発売されたアルバム『J.BOY』は、オリコンチャートで4週連続、通算5週にわたり1位を獲得。

息の長い人気を誇る本作は、ほぼすべてのライブツアーで演奏され続けており、1999年にリミックス音源も制作されました。

前を向いて生きる勇気が欲しいとき、サックスの美しい音色とともに聴きたい1曲です。

ジョジョの奇妙な冒険 3部処刑用BGM「Stardust Crusaders」菅野祐悟

[MOS] JOJO’s Bizarre Adventure “Jotaro’s Theme” ジョジョ3部処刑用BGM
ジョジョの奇妙な冒険 3部処刑用BGM「Stardust Crusaders」菅野祐悟

壮大なオーケストラサウンドに力強いサックスのフレーズが印象的な、アニメの戦闘シーンを彩る1曲。

菅野祐悟さんの音楽センスが光る本作は、緊迫感あふれるリズムと豪快なブラスサウンドが見事に調和し、戦闘シーンの高揚感を見事に表現しています。

サックスのソロパートでは、情熱的なフレーズと巧みなビブラートで、物語の感情の機微まで描き出しています。

アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のオリジナルサウンドトラック『Departure』に収録され、2014年7月に公開された本作は、大阪桐蔭高等学校吹奏楽部による演奏がYouTubeで話題となるなど、多くの音楽ファンの心をつかんでいます。