【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲
ジャズの世界において、ステージの花形として大活躍する管楽器といえばサクソフォーンですよね。
とはいえサックスはジャズに限らず、ポップスやロック・ミュージック、吹奏楽や映画音楽にいたるまで、あらゆるジャンルで重要な役割を果たしています。
本記事では、最新の洋楽や誰もが知っているJ-POPの名曲、映画のメインテーマなど、幅広い分野から選んだサックスが印象的に使われている楽曲を紹介します。
「このフレーズってサックスだったんだ」という発見もあるかも?
ぜひお楽しみください!
【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲(1〜10)
Shake Hip!米米CLUB

高揚感あふれるサックスサウンドが印象的な1曲。
ファンクとソウルの要素を取り入れたダンスチューンで、米米CLUBのエッセンスが詰まった楽曲です。
サックスは曲の冒頭から終わりまで存在感たっぷり。
力強い音色とリズミカルなフレーズが、楽曲全体のグルーヴ感を盛り上げています。
1986年4月にリリースされたこの楽曲は、味の素のスポーツドリンク「TERRA」のCMソングとして起用され、その後アルバム『SINGLES』『DECADE』『HARVEST SINGLES 1985-1992』などに収録されました。
盛り上がりたいときにはもちろん、気分転換が必要なときにもピッタリの楽曲です。
RIDE ON TIME山下達郎

1980年代の音楽シーンを席巻したマクセルのカセットテープのCMタイアップ曲であり、山下達郎さんのキャリアの転換点となった作品です。
サイパンでのロケーション撮影によるテレビCMの放映とともに注目を集め、オリコン週間シングルランキングで最高3位を記録。
ポップスとロックのテイストを基調に、ファンクやソウルの要素を織り交ぜた楽曲に、心地よく響くブラスセクションのサウンドが彩りを添えています。
アルトサックス奏者のソロパートの存在感は圧巻で、ブリッジ部分のメロディアスなフレーズが聴き手の心をつかんで離しません。
ドライブシーンやサマーパーティーなど、開放的な気分を盛り上げたいときにピッタリの1曲といえるでしょう。
Love me, Love youMrs. GREEN APPLE

ブロードウェイのミュージカルを意識したという本作は、華やかな雰囲気が特徴的です。
サックスが随所に効果的に使われており、楽曲全体に深みと情感を与えています。
愛と結びつきをテーマに、世界中に溢れる「LOVE」の存在を歌い上げており、聴く人の心を優しく包み込むような温かさを感じられますね。
2018年2月にリリースされ、AbemaTV配信・TOKYO MX系ドラマ『御曹司ボーイズ』の主題歌として使用されました。
Mrs. GREEN APPLEのアルバム『ENSEMBLE』および『5』にも収録されています。
ポジティブな気持ちになりたい時や、大切な人への想いを改めて感じたい時におすすめの1曲です。
Brown SugarThe Rolling Stones

力強いギターリフとともにサックス奏者ボビー・キーズさんの印象的なソロが光る、The Rolling Stonesの代表作の一つ。
1971年4月に公開されたアルバム『Sticky Fingers』のオープニング曲として収録され、同時にシングルカットも果たした本作は、アメリカやカナダでチャート1位を獲得する大ヒットとなりました。
ハードロックとブルースロックが融合したサウンドに、キーズさんのサックスソロが絶妙なアクセントを加えています。
パワフルなサウンドと躍動感あふれるリズムは、パーティーやドライブなど、気分を盛り上げたいシーンにピッタリ!
Missing You NowMichael Bolton

甘く切ない愛の告白を感情豊かに歌い上げる心揺さぶるバラード。
マイケル・ボルトンさんの力強いボーカルと、ケニー・Gさんのソプラノサックスによる繊細な演奏が、離れ離れになってしまった恋人への切なる思いを情感たっぷりに表現しています。
アルバム『Time, Love & Tenderness』から1991年12月にシングルカットされ、アメリカのアダルト・コンテンポラリー・チャートで3週連続1位を獲得。
ケニー・Gさんのサックスは、静かなイントロから徐々に情熱的なソロへと展開し、ボルトンさんのボーカルと見事なハーモニーを奏でています。
失恋の痛手から立ち直れない人や、大切な人との別れを経験した方の心に深く響く1曲です。