【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲
ジャズの世界において、ステージの花形として大活躍する管楽器といえばサクソフォーンですよね。
とはいえサックスはジャズに限らず、ポップスやロック・ミュージック、吹奏楽や映画音楽にいたるまで、あらゆるジャンルで重要な役割を果たしています。
本記事では、最新の洋楽や誰もが知っているJ-POPの名曲、映画のメインテーマなど、幅広い分野から選んだサックスが印象的に使われている楽曲を紹介します。
「このフレーズってサックスだったんだ」という発見もあるかも?
ぜひお楽しみください!
【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲(81〜100)
UrgentForeigner

ロックバンド、フォリナーによって1981年にリリースされたアルバム『4』に収録されたヒット曲がこちら。
打ち込みが多用されたこちらの曲の中で逆に人間味をたっぷりと味わわせてくれるサックスソロは、モータウンのサックス奏者ジュニア・ウォーカーさんによるものです。
彼はボーカリストとしても活躍していましたが、その熱いサックスソロはフォリナーのメンバーにも大きな影響を与えたに違いありません。
間奏のサックスの人選はとても大切ですよね。
Blow You武田真治

武田真治さんといえば、筋肉キャラでブレイクする前からサックスを吹くことでも知られていました。
1995年にリリースされた武田さんのアルバムの中の曲がこちらです。
クラブ系のサウンドがたまらないですね。
ちなみにこの曲で武田さんはテナーサックスを吹いており、アルトサックスのソロは柳ジョージ&レイニーウッドのメンバー鈴木明男さんが担当しています。
鈴木さんは他にもいろいろなアーティストの作品に参加されているので、聴いてみてくださいね。
POR AMOR AL ODIORafael Lechowski & Glaç 06

サックスの魅力は、ジャズだけにとどまらず、幅広い音楽ジャンルでその輝きを放ちます。
特に注目すべきは、こちらの『POR AMOR AL ODIO』という楽曲です。
本作はポーランドで生まれ、スペインで育った社会派のラッパー、ラファエル・レコウスキさんの作品で、彼が得意とする人間の真理を描いたリリカルな作風は、スペインやコアな音楽マニアのなかで非常に高い評価をうけています。
ジャズとヒップホップをミックスさせた楽曲は多くありますが、ここまで親和性の高い楽曲は珍しいので、ぜひチェックしてみてください。
シルエット・ロマンス中田裕二

サックスはジャズ以外にも、ポップソングや歌謡曲など、さまざまなジャンルでその真価を発揮しています。
中田裕二さんの『シルエット・ロマンス』は、そんなサックスの柔らかで妖艶な音色を味わえる至高の1曲です。
彼のアルバム『SONG COMPOSITE』に収められたこの曲は、もともとは大橋純子さんの楽曲です。
妖艶なボーカルラインとリリックがサックスのオシャレな雰囲気とマッチしているので、ぜひチェックしてみてください。
おわりに
さまざまなジャンルにおいて、印象的なフレーズを奏で楽曲の魅力をさらに引き出していくサックスの素晴らしさは、ご紹介した名曲を聴くだけでも理解できたのではないでしょうか。
ときに甘く、ときに切ない旋律で楽曲の名脇役にも主役にもなれるサックスという楽器に挑戦してみたい、という方はぜひRAG MUSICのWebマガジン「管弦楽入門」もご覧ください!