【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲
ジャズの世界において、ステージの花形として大活躍する管楽器といえばサクソフォーンですよね。
とはいえサックスはジャズに限らず、ポップスやロック・ミュージック、吹奏楽や映画音楽にいたるまで、あらゆるジャンルで重要な役割を果たしています。
本記事では、最新の洋楽や誰もが知っているJ-POPの名曲、映画のメインテーマなど、幅広い分野から選んだサックスが印象的に使われている楽曲を紹介します。
「このフレーズってサックスだったんだ」という発見もあるかも?
ぜひお楽しみください!
【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲(61〜70)
If You’re Too Shy (Let Me Know)The 1975

イギリスのロックバンド・The 1975の2020年のシングル『If You’re Too Shy』は、サックスの音色がかっこいい1曲です。
参加しているのはジャズサックス奏者のボブ・レイノルズさんで、グラミー賞を何度も受賞しているジャズユニットであるスナーキー・パピーにも参加している実力者なんですよね。
使用しているのは太い音色と力強いブロウが特徴的なテナーサックスで、後半には歌うようなソロを披露しています。
Last Friday Night (T.G.I.F.)Katy Perry

ケイティ・ペリーさんのこちらの楽曲では、サックスが重要な役割を果たしています。
華やかな音色が全体を通して響き渡り、特にサビやブリッジで目立つ演奏が印象的。
ダンスポップな雰囲気を盛り上げ、楽しいパーティー感を演出しています。
2011年6月にリリースされたこの曲は、アルバム『Teenage Dream』からのシングルとして大ヒット。
Billboard Hot 100で1位を獲得し、ケイティさんは5曲連続1位という快挙を達成しました。
サックスの魅力が詰まった本作は、週末のドライブやパーティーのBGMにぴったり。
陽気な気分に浸りたい時におすすめの1曲です。
Moanin’Art Blakey & The Jazz Messengers

ジャズにおけるサックスプレイで、自由はかなり許されています。
もちろん、コード進行の理解やアナライズを踏まえた上での話ですが、「エモーシャナルにこう吹きたい!」そんな音楽の現場に遭遇することも、また事実ではないでしょうか。
ジャズに限ったことではないと思いますが、音楽を共同作業&リアルタイムで創造していく上で、「静謐かつ的確な譜面」と「躍動する情動」は切っても切れない、そんな思いにさせる、そしてサックスが歌い映える名曲です。
つつみ込むように…MISIA

1998年に発売されたMISIAさんの19歳のときのデビュー曲がこちらです。
印象的な間奏のアルト・サックスのソロは、柳ジョージ&レイニーウッドのメンバーだった鈴木明夫さんが担当。
MISIAさんのパワフルな声量をより盛り上げていくような鈴木さんのスピード感のあるソロはさすがですよね。
国立音楽大学在学中に森進一のツアーでプロデビューをした鈴木さん、今も日本を代表するサックスプレイヤーとして活躍されています。
シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜Mr.Children

恋の駆け引きを描いた、Mr.Childrenの大ヒット曲の一つ『シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜』は1995年にリリース。
ブラスサウンドとバンドサウンドのムービングなリズム感が楽しく、『HOME TOUR 2007 -in the field-』以降はライブで披露されることが多くなったアッパーチューンです。
間奏に取り入れられたサックスは、ライブでもサポートミュージシャンとして参加している山本拓夫さんによるもの。
間奏からの一回ダウンして再び上がっていく展開……彼のサックスがあるからこそ、より魅力的に高まる響きに胸が躍るんですよね!
ライブは特に盛り上がって楽しいですし高揚感に包まれます。
山本さんの華々しいサックスの音色に注目して聴いてみてほしい名曲です!