【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲
ジャズの世界において、ステージの花形として大活躍する管楽器といえばサクソフォーンですよね。
とはいえサックスはジャズに限らず、ポップスやロック・ミュージック、吹奏楽や映画音楽にいたるまで、あらゆるジャンルで重要な役割を果たしています。
本記事では、最新の洋楽や誰もが知っているJ-POPの名曲、映画のメインテーマなど、幅広い分野から選んだサックスが印象的に使われている楽曲を紹介します。
「このフレーズってサックスだったんだ」という発見もあるかも?
ぜひお楽しみください!
【サックスの奥深い魅力】サックスが使われている名曲・人気曲(71〜80)
負けるもんかBARBEE BOYS

1982年に結成されたBARBEE BOYS。
男女のツインボーカルなうえに、男性ボーカルKONTAさんのサックスという飛び道具まであった、魅力的なバンドです。
事務所との問題などもあり解散しましたが、2018年からまた再活動しています。
KONTAさんは他の楽器や俳優などもこなしており、サックスだけに命をかけている感じではないですが、そのサックスはバンドにちょうど良いスパイスを加えている印象があります。
これからもバンドサウンドを長く聴かせてほしいですね。
JiLL’s blueJiLL-Decoy association

ハイセンスな音楽性で人気を集めるバンド、JiLL-Decoy association。
ソウルやファンク、R&B、ジャズといったジャンルをミックスしており、ややジャズに傾倒しているものの、日本を代表するネオソウルバンドとしてコアなファンや批評家からも高い評価を集めています。
こちらの『JiLL’s blue』はそんな彼女たちの名曲。
サックスの主張は弱いものの、全体の構成がすばらしいので、それぞれの楽器の良さが際立っています。
Midnight CityM83

フランスのエレクトロニック・シーンから世界的な成功を収めたM83の代表曲と言えば、この楽曲を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
2011年7月にリリースされたこの曲は、都市の夜の魔法と孤独を描いた歌詞が印象的です。
アンソニー・ゴンザレスさんにとって、都市は神聖な場所。
その中での探求は、より深い自己発見への旅なのです。
本作の特徴は何と言っても、曲の後半で炸裂するサックスソロ。
イアン・ヤングさんによる演奏は、エモーショナルかつダイナミックで、聴く人の心を掴んで離しません。
映画やテレビ番組のサウンドトラックにも多く使用され、夜の街を歩くときに聴きたくなる一曲です。
I Put A Spell On YouNina Simone

サックスは、その表現力の豊かさからさまざまなジャンルを彩ってきました。
その中でも、ニーナ・シモンさんが1965年にカバーした『I Put A Spell On You』は、ジャズとソウルが絶妙にミックスした不朽の名作と言えるでしょう。
彼女のデビュー作はジャズアルバムでしたが、その後ソウルに傾倒し、独自の歌声で多くのリスナーを魅了してきました。
この楽曲では、そんな彼女のボーカルにサックスの豊かなメロディーが寄り添い、楽曲をより一層鮮やかなものに彩っています。
TadowFKJ & Masego

ヴィンセント・フェントンによるソロプロジェクト、FKJとトラップハウスジャズのパイオニア、マセーゴさんによる名曲『Tadow』。
本作は即興性の高い作品で、完成までわずか8分という驚異の速さで生まれました。
二人のアーティストの技術と創造力が絡み合ったメロディーは、ジャンルの枠を超え、多くのリスナーや批評家から高い評価を受けています。
サックスの魅力がとことんつまった作品なので、ぜひチェックしてみてください。