小学生が演じる定番の劇。オススメ作品まとめ
小学校の学芸会や卒業式での劇は、子供たちの思い出に残る大切な行事ですよね。
思い出に残るステージでは、子供たちの個性や成長がキラリと光る演目を選びたいところ。
しかし「定番なので面白みがない」「台本が難しすぎて不安」と悩まれている先生や保護者の方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、小学生向けの楽しめる劇をご紹介します。
クラスの仲間と一緒に作り上げるステキな舞台で、きっと心に残る思い出になるはずです。
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童話・昔話・おとぎ話(1〜10)
オズの魔法使い

『オズの魔法使い』は、児童文学の巨匠、ライマン・フランク・ボームさんの作品で、その豊かなファンタジーと個性的なキャラクターが、児童たちの心をつかみます。
内容は多くの人が知っており、劇やミュージカルとしても人気があります。
楽器演奏や歌と組み合わせてミュージカルふうにすれば、さらに楽しい舞台を作り出すことが可能です。
また、個性豊かなキャラクターたちの衣装作りは、できあがったときに子供たちに達成感を与えますよ。
演じること、音楽を使うこと、小道具や衣装を用意すること、といろいろなことにチャレンジしたいときにオススメの作品です。
白雪姫

『グリム童話』の一つとして有名な『白雪姫』。
王妃の策略によって毒リンゴを食べ、命を落としてしまった白雪姫を王子が救う、というストーリーはみなさんご存じだと思います。
この劇のオススメポイントは、7人の小人が登場するところ。
そこで7人分の配役が可能なんですよね。
「どの子に何役をやってもらうのか」という、一人ひとりの見せ場をふくめた悩みを解決できる登場人物の多さだと思います。
そしてそこを押し進めれば「7人」という数字にはこらわらない、クラスの子の人数に合わせたアレンジもできるかも。
かさじぞう

「徳を積めば必ず自分にその徳が返ってくる」という道徳心にあふれた物語で終始ほんわかとします。
いじわるなおじいさんや鬼が出てこない「悪者のいない物語」ですので、道徳の勉強を兼ねながら練習にも取り組めそうです。
登場人物が少ないので地蔵の数を増やしたり、木や岩役の人を特別に作ってもいいかもしれません。
その場合は岩や木々が会話するシーンを付け足してくださいね。
難しいセリフがないので小学生の低学年から大丈夫そうです。
ジャックと豆の木

主人公ジャックが空まで続く大きな豆の木を登って、その先にあるお城から金の卵を産む鶏やハープを取ってくる、というファンタジックな物語『ジャックと豆の木』。
スケールが大きいお話なので、ステージをめいっぱい使って披露したいですね。
「宝物を取る」という冒険心がくすぐられる内容なので、子供たちにはぜひ元気よく、その雰囲気が出るように演技してほしいところ。
背景は、もちろん大きな画用紙に描かれた豆の木でも良いですが、立体にできればより迫力が増すと思います。
西遊記

孫悟空、猪八戒、沙悟浄、そして三蔵法師が天竺を目指す物語『西遊記』はいかがでしょうか。
中国のお話ですが、日本でもたびたびテレビドラマ化されているので、なじみがありますよね。
三蔵法師一行がときには妖怪と戦い、時にはケンカしたりな珍道中。
しっかり作り込めば、かなりにぎやかな劇になると思います。
登場人物が多かったり、要点となる話がいくつもあったりと見せ所もたくさん。
ぜひ、自分たちらしい『西遊記』をお客さんに見せましょう!
北風と太陽

みんな一度は耳にしたことのあるイソップ物語です。
「厳しく対処するよりも寛容的であった方が物事はうまく運ぶ」の教訓としても広く知られています。
物語に多少自由度を感じますので、この物語をベースに創作劇を作るのもいいかもしれません。
A組が作った劇、B組が作った劇など比べながら鑑賞するのも新しい体験となるかも。
巨大な太陽や猛烈な風をスクリーンを使って見せるのも1つの手です。
プロジェクションマッピングなども取り入れられればさらにすてきな劇になると思います。
創作演出を加えるなら中・高学年にオススメです。
桃太郎

古くから日本に伝わるおとぎ話で、桃太郎とイヌ・サル・キジの関係を「将軍様と家来の関係」だと解釈した本まで出ています。
鬼が島とされている島も実際にあるとか。
そんな親しみいっぱいの『桃太郎』をあえて上演するのも楽しそうです。
大きなストーリーはみんなが周知のことなので少々大胆なサイドストーリーを付け足しても大丈夫だと思います。
アレンジやアドリブをたくさん入れて楽しい劇にしてくださいね。
もちろん普通に演じても楽しい物語だと思います。
サルが5匹、イヌも5匹などの複数配役も大丈夫なオススメの物語です。
不思議の国のアリス

誰もが名前を聞いたことのある童話で、ハリウッド映画でもリメイクされています。
登場人物に個性のあるキャラクターが多いので、演じていて楽しいものになるのではないでしょうか。
クラスの特色に合わせて不思議なキャラクターを増やしたりしてもおもしろいかもしれませんね。
美女と野獣

セリーヌ・ディオンさんとピーボ・ブライソンさんの『ビューティー・アンド・ザ・ビースト~美女と野獣』が流れてくるだけでもう気持ちが最高潮に達します!
みなさんはどうですか?
やや高学年向けとも思えますが、この大人気物語もチャレンジの価値があると思います。
衣装は華やかに、宮殿をイメージした舞台はおごそかに、とクリアーしなければならないハードルも多いですが、その分達成したときの感動も大きいかと。
感動を盛り上げる照明さんや音響さんも重要な役回りとなってきます。
ぜひクラス一丸となって頑張ってください!
3匹の子ぶた

古くからある民間伝承の物語でしたが、1933年ディズニーがアニメの題材として取り上げたことにより有名になったとされています。
「どうせ作るなら簡易的な物よりもしっかりしたものを作った方がよい」との教訓も読み取れますよね。
登場人物が少ないので狼・悪者役を増やすことによって数のバランスをとってみましょう。
わらの家はダンボールの家などにアレンジしてもいいですね。
短い物語なので3人兄弟が仲の良さをアピールするシーンを挿入してもOK!
こぶた役のかわいさをアピールできれば1年生からでも充分大丈夫だと思います!