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社交ダンスの定番曲。人気曲・有名な楽曲

「社交ダンス」と言われると、何となく敷居の高さやかしこまったイメージを持たれている方も多いでしょう。

実際、日常でなかなか社交ダンスを披露する場面に出くわすようなことはあまりないですよね。

とはいえ趣味でたしなんでいる方はもちろん、イベントや余興などで社交ダンスに挑戦する予定がある、という方もいらっしゃるはず。

そこで今回は、社交ダンスによく使われる人気の曲をジャンルや時代を問わず幅広い選曲で集めてみました。

曲によっては実際にダンスに使われている動画も載せていますから、定番のクラシックやタンゴ、ラテンにくわえてポップスなどのポピュラー音楽も加わったレパートリーをぜひお楽しみください!

社交ダンスの定番曲。人気曲・有名な楽曲(1〜10)

オペラ座の怪人Andrew Lloyd Webber

オペラ座の怪人(Phantom The Opera) ballroomdance showcase
オペラ座の怪人Andrew Lloyd Webber

この曲もまた、元ネタのミュージカルを見たことがなかったとしても、一度くらいは聴いたことがあるのではないでしょうか。

イギリスの作曲家であるアンドルー・ロイド・ウェバーさんが音楽を担当した、1986年のミュージカル版『オペラ座の怪人』は、歴史的な成功を収めたミュージカル作品の最も有名なものの1つです。

表題曲にしてテーマ曲『The Phantom of the Opera』のあまりにも有名なイントロのパイプオルガンが鳴り響いた瞬間、一気に作品へと引き込まれてしまうほどですよね。

日本では劇団四季が初めて英語以外の公演を実現させ、実際に劇団四季によるミュージカルを何度も見ている人も多くいらっしゃるでしょう。

ピアノ曲や吹奏楽などさまざまなアレンジもあり、仰々しい世界観がマッチするのか、メタル系のバンドがカバーしていたりもしますね。

そんな歴史的な名曲で踊る以上は、やはり男性はファントムに成りきって白い仮面をつけていただきたいところです!

Historia de un AmorLuz Casal

『ある恋の物語』という邦題でも知られているこちらの『Historia de un amor』は、ラテン音楽におけるスタンダードナンバーの1つ。

カルロス・エレータ・アルマランさんという方が1955年に作曲した楽曲で、歌詞も作曲者本人が付けたものです。

最初に日本でこの曲が紹介されたのは、マンボ王とも呼ばれたペレス・プラードさん率いるペレス・プラード楽団のアレンジによるバージョンだそうで、ラテン音楽グループのトリオ・ロス・パンチョスによる演奏も有名ですね。

世界的に多くの歌手やグループがカバーしている名曲ですが、日本ではザ・ピーナッツや江利チエミさん、近年になるとエリック・フクサキさんといった歌手がカバーしており、まさに世代をこえて愛される名曲として歌い継がれているのです。

社交ダンスのBGMとしても、もちろんオススメの定番曲ですよ!

Take It To The LimitThe Eagles

Dave Myers & Karen Waltz to ‘Take It To The Limit’ – Strictly Come Dancing: 2013 – BBC
Take It To The LimitThe Eagles

社交ダンスのBGMと、アメリカが誇る世界的なロック・バンドのイーグルスが結びつかない……という方であっても、名バラード曲『Take It To The Limit』を思い出すことで納得してもらえるのではないでしょうか。

バンドのメイン・ソングライターであるドン・ヘイリーさんやグレン・フライさんではなく、ベーシストのランディ・マイズナーさんがリード・シンガーを担当して1975年にシングルとしてリリースされ、マイズナーさんの持つ豊かな声域と素晴らしい高音が存分に生かされた名バラードとして大ヒットした楽曲です。

いわゆる4分の3拍子というワルツのリズムを持った楽曲ですし、社交ダンス用のCDなどでアレンジを変えたバージョンが収録されていることも多いのですね。

70年代のロック好きが集まるパーティーなどで、ぜひこの曲を使ったダンスを披露してみてはいかがでしょうか。

社交ダンスの定番曲。人気曲・有名な楽曲(11〜20)

Bésame MuchoConsuelo Velázquez

この曲を知っている方であっても、作曲者までご存じの方はそれほど多くないかもしれませんね。

さまざまな映画のサンドトラックにも起用され、多くのアーティストがカバーしてきた名曲『ベサメ・ムーチョ』は、メキシコ出身の作曲家兼ピアニスト、コンスエロ・ベラスケスさんが10代半ばにして作曲した楽曲なのです。

ベラスケスさん自身が書いた歌詞の内容は、別れが迫っているらしい恋人にキスをせがむといったものですが、若いベラスケスさんはそういった経験をしたことがなく、むしろキスという行為を罪深いものだと思っていたのだとか。

そんなエピソードも興味深いこの官能的な主題を持った名曲は、リズミカルなタンゴ調などにもアレンジされていますから、社交ダンスの場でも人気の1曲ですよ!

Cerezo RosaPerez Prado Orch

ペレス・プラード楽団 1/12 セレソ・ローサ ( Cerezo Rosa )
Cerezo RosaPerez Prado Orch

社交ダンスにもさまざまなスタイルがあります。

初心者はスタンダード・ジャズといったゆったりとしたテンポが踊りやすいと思います。

しかし、中級者にもなるとダイナミックな動きを取り入れたダンスを披露したくなるのではないでしょうか?

そんな方にオススメしたい作品が、こちらの『Cerezo Rosa』。

ゆったりとしたマンボ調の曲なのですが、演奏がとにかくダイナミックなため、動きの激しい社交ダンスとの相性はバツグンです。

Jailhouse RockElvis Presley

Elvis Presley – Jailhouse Rock (COLOR and ORIGINAL TRUE STEREO) – Jailhouse Rock Movie
Jailhouse RockElvis Presley

これぞパーティー感満載のロックンロール、といった雰囲気が2020年代の今もたまらない往年の大名曲!

ロックンロールの神様、キング・オブ・ロックンロールことエルヴィス・プレスリーさんの代表曲の1つであり、自身が主演した映画『監獄ロック』の同名タイトルの大ヒット曲です。

軽快なリズムと覚えやすいメロディを聴いているだけで、思わず立ち上がって踊り出したくなってしまいますよね。

社交ダンスのBGMとしては、跳ねるような動きが特徴のジャイブというダンス形式で踊るのがオススメですね。

体全体でリズムに乗って、場の主役をかっさらうくらいの気持ちで踊ってみてください!

Fly Me To The MoonFrank Sinatra

Fly Me To The Moon – Frank Sinatra – Wedding Dance – Pierwszy Taniec//Dance Zone
Fly Me To The MoonFrank Sinatra

何人もの有名アーティストにカバーされている名曲、『Fly Me To The Moon』。

その中でもフランク・シナトラさんによるカバーは最も有名だと思います。

フランク・シナトラさんのバージョンはテンポが早めで、社交ダンスとの相性はバツグンでしょう。

とはいえ、他の社交ダンスの定番の曲と比べると、スローなテンポなため初心者の方でも踊りやすいと思います。

この曲に慣れたら、ぜひ他のアーティストのカバーで踊ってみてはいかがでしょうか?