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社交ダンスの定番曲。人気曲・有名な楽曲

「社交ダンス」と言われると、何となく敷居の高さやかしこまったイメージを持たれている方も多いでしょう。

実際、日常でなかなか社交ダンスを披露する場面に出くわすようなことはあまりないですよね。

とはいえ趣味でたしなんでいる方はもちろん、イベントや余興などで社交ダンスに挑戦する予定がある、という方もいらっしゃるはず。

そこで今回は、社交ダンスによく使われる人気の曲をジャンルや時代を問わず幅広い選曲で集めてみました。

曲によっては実際にダンスに使われている動画も載せていますから、定番のクラシックやタンゴ、ラテンにくわえてポップスなどのポピュラー音楽も加わったレパートリーをぜひお楽しみください!

もくじ

社交ダンスの定番曲。人気曲・有名な楽曲(1〜20)

Fly Me To The MoonFrank Sinatra

Fly Me To The Moon – Frank Sinatra – Wedding Dance – Pierwszy Taniec//Dance Zone
Fly Me To The MoonFrank Sinatra

何人もの有名アーティストにカバーされている名曲、『Fly Me To The Moon』。

その中でもフランク・シナトラさんによるカバーは最も有名だと思います。

フランク・シナトラさんのバージョンはテンポが早めで、社交ダンスとの相性はバツグンでしょう。

とはいえ、他の社交ダンスの定番の曲と比べると、スローなテンポなため初心者の方でも踊りやすいと思います。

この曲に慣れたら、ぜひ他のアーティストのカバーで踊ってみてはいかがでしょうか?

Sing,Sing,SingLouis Prima

Sing, Sing, Sing (Quick step) – Destini and Jamile
Sing,Sing,SingLouis Prima

スウィング・ジャズの代表的な楽曲、『Sing,Sing,Sing』。

ベニー・グッドマンさんのバージョンが最も有名なため、彼のオリジナルと思われがちな曲ですが、実はトランペッターのルイ・プリマさんがオリジナルなんですよね。

スウィング・ジャズと社交ダンスとの相性は非常に良く、なかでも『Sing,Sing,Sing』は常にアップテンポのため、踊りやすいと思います。

現在はエレクトロ・スウィングというジャンルが発展しており、そちらのバージョンではより現代的でアップテンポな『Sing,Sing,Sing』が聴けるので、ぜひチェックしてみてください。

SerenadeFranz Schubert

Shubert Serenade (arr. Liszt) – Beka Lagadze
SerenadeFranz Schubert

『セレナーデ』として知られているこちらの名曲は、オーストリアが生んだ天才作曲家、フランツ・シューベルトによる有名な作品です。

3人の詩人による14の歌曲から構成される、シューベルトの遺作をまとめた『白鳥の歌』の第4曲目にあたる楽曲であり、シューベルトの作品の中でも特に有名なものの1つですよね。

恋人への切実な思いが描かれる歌詞は実に情熱的かつロマンチックで、その歌詞に見合った美しい旋律は一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ハンガリー出身の著名な作曲家、フランツ・リストがこの楽曲をピアノ独奏用に編曲したバージョンもあり、こちらも現代にいたるまで親しまれています。

社交ダンス向けのオムニバスCDなどにもよく選ばれる楽曲ですし、クラシック音楽特有の優美な旋律と合わせて踊りたい、という方もぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

Take It To The LimitThe Eagles

Dave Myers & Karen Waltz to ‘Take It To The Limit’ – Strictly Come Dancing: 2013 – BBC
Take It To The LimitThe Eagles

社交ダンスのBGMと、アメリカが誇る世界的なロック・バンドのイーグルスが結びつかない……という方であっても、名バラード曲『Take It To The Limit』を思い出すことで納得してもらえるのではないでしょうか。

バンドのメイン・ソングライターであるドン・ヘイリーさんやグレン・フライさんではなく、ベーシストのランディ・マイズナーさんがリード・シンガーを担当して1975年にシングルとしてリリースされ、マイズナーさんの持つ豊かな声域と素晴らしい高音が存分に生かされた名バラードとして大ヒットした楽曲です。

いわゆる4分の3拍子というワルツのリズムを持った楽曲ですし、社交ダンス用のCDなどでアレンジを変えたバージョンが収録されていることも多いのですね。

70年代のロック好きが集まるパーティーなどで、ぜひこの曲を使ったダンスを披露してみてはいかがでしょうか。

Por una cabezaCarlos Gardel

競馬用語の「首の差で」を意味する『ポル・ウナ・カベサ』は、タンゴという音楽ジャンルの中でも非常に有名な楽曲。

アルゼンチンが誇る不世出のタンゴ歌手、カルロス・ガルデルさんによって1935年に映画『タンゴ・バー』の挿入歌として作曲され、以降はタンゴに限らずさまざまなアレンジを施されて映画やテレビドラマ、フィギュアスケートのBGMとして時代をこえて使用され続けている名曲です。

アル・パチーノさんが盲目の退役軍人を演じた『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』において、若い女性を相手に見事に踊りきるシーン、そこで使われているのもこちらの『ポル・ウナ・カベサ』なのですね。

実は2016年にオバマ前大統領がアルゼンチンを訪れた際に、歓迎の夕食会で事前の通知もされないままダンサーに誘われて見事なダンスを披露した時にも使われたのもこの楽曲です。

オバマさんはその時点ではタンゴを踊ったことがなかったそうなのですが、社交ダンスをたしなむ上で、この楽曲を踊れるというのは1つの教養と言えるのかもしれませんね。

Tennessee WaltzPatti Page

Patti Page – Tennessee Waltz (Original Classic with Lyrics)
Tennessee WaltzPatti Page

1940年代から1950年代において最も活躍したスタンダード・ポピュラー歌手の1人、パティ・ペイジさん。

ポピュラー・ミュージックを主体としたアーティストですが、時代的にジャズの特色が強く、声質に関してはジャズ・シンガーに非常に似ています。

そんな彼女の名曲が、こちらの『Tennessee Waltz』。

タイトルからも分かるようにワルツ調の曲に仕上げられており、全体的にロマンティックな雰囲気をまとっています。

ゆったりとした社交ダンスを踊りたい方は、ぜひチェックしてみてください。