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ソウルミュージックのレジェンドたち。名曲で振り返る歴史と魅力

アメリカの音楽シーンを輝かせた偉大なるアーティストたち。

マーヴィン・ゲイさん、オーティス・レディングさん、スティーヴィー・ワンダーさんなど、時代を超えて語り継がれる名シンガーが残した珠玉の名曲の数々。

そして現代のソウルミュージックを牽引するブルーノ・マーズさんやディアンジェロさんまで。

心に響く歌声とグルーヴ感あふれるサウンドで魅了する、ソウルミュージックの世界へご案内します。

感動と興奮に満ちた音楽の旅をお楽しみください。

ソウルミュージックのレジェンドたち。名曲で振り返る歴史と魅力(81〜90)

Every Little Bit HurtsBrenda Holloway

Brenda Holloway – Every Little Bit Hurts (Official Audio)
Every Little Bit HurtsBrenda Holloway

アメリカを代表するソウル・シンガーのブレンダ・ホロウェイさんが、1964年3月に残した珠玉のヴォーカル。

切なく響く歌声と、失恋の痛みを包み込むような優美なメロディが心を打ちます。

モータウンのタムラ・レーベルからリリースされた本作は、ビルボード・チャートで13位を記録する大ヒットに。

のちにスモール・フェイスやザ・クラッシュなど、数々のアーティストがカバーを手がけ、世代を超えて愛され続けています。

ディック・クラークさんの「キャラバン・オブ・スターズ」ツアーにも参加し、彼女の輝かしいキャリアの礎となった一曲。

失恋の痛みに寄り添いたい夜、心を癒やしてくれる名曲として、ぜひ聴いていただきたい一品です。

Reach Out (I’ll Be There)Four Tops

Four Tops – Reach Out (I’ll Be There) (1967) HD 0815007
Reach Out (I'll Be There)Four Tops

モータウン・サウンドを代表する名盤『Reach Out』から、魂を揺さぶる心に残る名曲が生まれました。

デトロイトの誇るフォー・トップスのドラマチックなハーモニーに、リード・ボーカルのリーヴァイ・スタッブスさんの感情豊かなバリトンボイスが重なり、聴く者の心を熱く揺さぶります。

1966年8月のリリース以来、全米1位、全英1位を記録し、ソウル・ミュージック史に輝く金字塔となった本作は、2022年にアメリカ議会図書館の全米録音資料登録簿にも選出。

さらに2020年の米大統領選では、ジョー・バイデンさんのキャンペーンソングとしても使用され、時代を超えた普遍的な魅力を放ち続けています。

人生に迷いを感じている時、励ましが必要な時、誰かを支えたい時にぴったりの一曲です。

I’ll Take You ThereThe Staple Singers

The Staple Singers – I’ll Take You There (Official Lyric Video)
I'll Take You ThereThe Staple Singers

アメリカを代表するゴスペル・ソウルグループであるザ・ステイプル・シンガーズが1972年3月にリリースした、魂を揺さぶる珠玉のナンバーです。

父と子供たちで構成された家族バンドならではの、息の合ったハーモニーと力強いグルーヴ感が聴く人の心を捉えて離しません。

アルバム『Be Altitude: Respect Yourself』からのシングルカットとなった本作は、スタックス・レコードの名プロデューサー、アル・ベルさんが手掛けました。

アラバマ州のマッスル・ショールズ・スタジオで録音され、人種差別のない理想の世界を願うメッセージを、ファンクとゴスペルの要素を巧みに織り交ぜて表現しています。

ビルボードHot 100で1位を獲得し、誰もが心地よく体を揺らせる爽快なサウンドは、音楽を通じて平和を願うすべての人におすすめの一曲です。

Please, Please, PleaseJames Brown

のちに「ファンクの帝王」として知られる事になるジェームス・ブラウンは、最初はソウル・ミュージックで大量のアルバムを作ったソウル・シンガーでした。

「プリーズ、プリーズ、プリーズ」はソウル期の彼の代表ナンバーです。

Funky TownLipps Inc

ミネアポリスにて、インストプレーヤーとして活躍、自身のレーベル、オクトーバーレコードの設立者でもあるスティーブン・グリーンバーグが、黒人女性シンガーでサクソフォン奏者のシンシア・ジョンソンとともに結成し、そこにセッション・ギタリストのデイヴィッド・リヴキンが加わる形で1979年にアルバム「MOUTH TO MOUTH」でデビューを果たします。

後のアルバムに収録されている「FUNKY TOWN」が2枚目のシングルとしてカットされると、これが全米のダンス・シングルチャートで急上昇し、その影響により、翌1980年に全米のシングルチャートで1位を記録する大ヒットとなりました。

You lost the sweetest boyMary Wells

明るい歌声が魅力的なメアリー・ウェルス。

聴いていて楽しくなる1曲です。

この曲は1965年にリリースされたアルバム「メアリー・ウェルス」に収録されています。

この曲のバックコーラスは、スプリームズとザ・テンプテーションズが行っています。

ソウルミュージックのレジェンドたち。名曲で振り返る歴史と魅力(91〜100)

Let’s Stay TogetherAl Green

Al Green – Let’s Stay Together (Official Audio)
Let's Stay TogetherAl Green

ディアンジェロさんを筆頭に一大ムーブメントを巻き起こした音楽ジャンル、ネオソウル。

こちらの『Let’s Stay Together』はネオソウルが生まれるにあたって、非常に大きな影響を与えた1曲なんです。

歌っているアル・グリーンさんは他のソウルシンガーとは違いグルーヴ重視のアンニュイなソウルを歌っていました。

ディアンジェロさんの『Send it On』などはこの曲の影響を強く受けています。

ネオソウルを聴く方はぜひチェックしてみてください!