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ソウルミュージックのレジェンドたち。名曲で振り返る歴史と魅力

アメリカの音楽シーンを輝かせた偉大なるアーティストたち。

マーヴィン・ゲイさん、オーティス・レディングさん、スティーヴィー・ワンダーさんなど、時代を超えて語り継がれる名シンガーが残した珠玉の名曲の数々。

そして現代のソウルミュージックを牽引するブルーノ・マーズさんやディアンジェロさんまで。

心に響く歌声とグルーヴ感あふれるサウンドで魅了する、ソウルミュージックの世界へご案内します。

感動と興奮に満ちた音楽の旅をお楽しみください。

ソウルミュージックのレジェンドたち。名曲で振り返る歴史と魅力(11〜20)

Land of a Thousand DancesWilson Pickett

アメリカ出身のソウル界のレジェンド、ウィルソン・ピケットさんが残した珠玉のダンスナンバーです。

パーティーで踊り狂う人々の熱気と興奮が目に浮かぶような、感情を爆発させた歌声とダイナミックなサウンドが圧巻です。

アルバム『The Exciting Wilson Pickett』に収録され、1966年のリリース時にはR&Bチャート1位、ポップチャート6位を記録する大ヒットとなりました。

マッスル・ショールズ・リズム・セクションとメンフィス・ホーンズによる重厚なグルーヴが、ピケットさんの力強いボーカルを支えています。

映画『フル・モンティ』やサムスン・ギャラクシーのCMにも起用され、世代を超えて愛され続けているダンスミュージックの金字塔です。

パーティーやドライブなど、テンションを上げたい時にぴったりの一曲です。

If I Ain’t Got YouAlicia Keys

Alicia Keys – If I Ain’t Got You (Live from iTunes Festival, London, 2012)
If I Ain't Got YouAlicia Keys

『If I Ain’t Got You』は大人気のR&Bシンガーであるアリシア・キーズさんの楽曲で、2003年にリリースされたアルバム『The Diary of Alicia Keys』に収録されました。

世界中で800万枚を売り上げ全米チャートで第1位を獲得すると、2005年のグラミー賞では4部門を受賞する大ヒットアルバムとなりました。

イントロのピアノフレーズが印象的で、一度聴いたら忘れられませんよね。

後世に残るソウルの名曲だと思うので、聴いたことのない方は必聴ですよ!

Respect YourselfThe Staple Singers

The Staple Singers Respect Yourself Live Filmed Performance 1972
Respect YourselfThe Staple Singers

自己尊重と他者への敬意を訴えかける力強いメッセージソングが、アメリカのザ・ステイプル・シンガーズから届けられました。

1971年10月、Stax Recordsからのリリースとなった本作は、当時の公民権運動後のアフリカ系アメリカ人社会に大きな影響を与えました。

マッスル・ショールズのリズムセクションと共に録音され、ファンクなグルーヴにゴスペルのエッセンスが加わった魂の歌声が心を揺さぶります。

Billboard Hot 100で12位、Hot Soul Singlesで2位を記録し、2002年にはグラミーの殿堂入りを果たしました。

社会への問題提起と希望に満ちた応援歌として、現代においても色褪せることのない輝きを放っています。

前を向いて生きる勇気が欲しい時、自分らしさを大切にしたい時に、ぜひ耳を傾けてほしい1曲です。

Freddie’s DeadCurtis Mayfield

Freddie’s Dead (Theme From ‘Superfly’)
Freddie's DeadCurtis Mayfield

都会の貧困や麻薬問題をリアルに描いた1972年のブラックムービー『Super Fly』から生まれた衝撃作。

アメリカのカーティス・メイフィールドさんが世に放った警鐘の歌は、ビルボードホット100で4位、R&Bチャートで2位を獲得する大ヒットとなりました。

ゴスペルやブルースをルーツに持つメイフィールドさんは、ワウワウギターとファルセットボイスを巧みに操り、ストリングスとホーンセクションによる壮大なアレンジで都市の闇を表現。

映画のサウンドトラックとしてインストゥルメンタル版が使用された本作は、映画の主要キャラクターの運命を通じて、社会の歪みと向き合う勇気を私たちに問いかけています。

都市生活の現実を見つめ直したい時、心に深く響く一曲です。

I Can’t Stand the RainAnn Peebles

Ann Peebles – I Can’t Stand the Rain (Official Audio)
I Can't Stand the RainAnn Peebles

美しいソウルミュージックの歴史に輝く名曲が、アメリカ出身のアン・ピーブルズさんから生まれました。

1973年7月にリリースされたメンフィス・ソウルの傑作は、雨音をモチーフにした独創的なイントロから始まります。

エレクトリック・ティンバレスが奏でる雫のリズムと、力強くも繊細なボーカルが織りなすメロディは、聴く人の心に深く染み入ります。

のちにミッシー・エリオットさんやティナ・ターナーさんなど、数々のアーティストによってカバーされ、世界中で愛され続けている本作。

ジョン・レノンさんからも絶賛された珠玉のバラードは、切ない恋心を雨に重ねて表現した永遠の名作です。

雨の日のドライブや、物思いにふける静かな夜に、ぜひ耳を傾けてみてください。

Rock with youMichael Jackson

Michael Jackson – Rock With You (Official Video – Upscaled)
Rock with youMichael Jackson

マイケル・ジャクソンが1979年にリリースした「オフ・ザ・ウォール」に収められている1曲。

このアルバムはマイケルにとって5枚目のオリジナルアルバムとして知られています。

マイケルが歌うこの曲は、メロディーが美しいダンス調の1曲となっています。

ソウルミュージックのレジェンドたち。名曲で振り返る歴史と魅力(21〜30)

ShotgunJr. Walker & The All Stars

ソウルミュージック黄金期を代表する名曲が、1965年2月にアメリカのモータウンから誕生しました。

ジュニア・ウォーカーさんが率いるジュニア・ウォーカー & ジ・オールスターズが放つ力強いサウンドは、全米R&Bチャートで4週連続1位を獲得。

サクソフォンの輝かしい響きと、グルーブ感溢れるリズムが完璧な調和を生み出しています。

本作は予定していた歌手が現れなかったため、急遽ジュニア・ウォーカーさんがボーカルを担当。

この偶然が彼のシンガーとしての新境地を開きました。

同名のアルバム『Shotgun』も大きな反響を呼び、2002年にはグラミーの殿堂入りを果たしています。

ダンスフロアを盛り上げたい時や、心に響く本格的なソウルミュージックを味わいたい方にぴったりの一曲です。