トランペットの名曲|一度聴いたら忘れられない!印象的な楽曲を厳選
トランペットといえば、ファンファーレのような目の覚めるはっきりとした音をイメージされる方が多いはず。
確かに、ストレートに響き渡るかっこいい音色は魅力の一つですが、実はトランペットという楽器は、曲によってやわらかい音や切ない音、妖艶な音など、「ラッパ」のイメージからは想像できないような多彩な音色を奏でることができる楽器なんです!
今回は、そんなトランペットの魅力をさまざまな角度から楽しめる作品を、幅広いジャンルからピックアップしました。
名曲を聴きながら、これまで知らなかったトランペットの魅力に浸ってみてはいかがでしょうか?
トランペットの名曲|一度聴いたら忘れられない!印象的な楽曲を厳選(1〜10)
スター・トレックのテーマAlexander College

アレクサンダー・カレッジ作曲の『スター・トレックのテーマ』です。
このテーマ曲は、当初ジェリー・ゴールドスミスさんに作曲依頼する予定でしたが、仕事が入っていて受け入れられなかったためアレクサンダー・カレッジさんに依頼されました。
そんな偶然があったお陰でこの名曲が誕生し、日本では1977年から1998年に日本テレビ系で放送されていた『アメリカ横断ウルトラクイズ』の主題歌になり一躍有名になりました。
トランペット協奏曲Henri Tomasi

アンリ・トマジ作曲の『トランペット協奏曲』です。
フランス・マルセイユ生まれの作曲家で指揮者のアンリ・トマジによって1949年に作曲されました。
トランペット協奏曲のレパートリーとして選ばれることも多く、各種コンクールの課題曲として演奏されることもあります。
NarcoTimmy Trumpet

トランペットの鋭い音色と激しいビートが織りなす、ダンスフロアを沸かせる1曲です。
2017年11月にリリースされたこの楽曲は、エネルギッシュなサウンドと南部の俗語を用いた歌詞が特徴的。
成功への渇望を表現しつつ、「Narco」という言葉を繰り返すことで独特のリズム感を生み出しています。
曲の魅力は単純に楽しむことにあり、深い意味を求めるよりも、そのキャッチーなビートに身を任せるのがおすすめです。
クラブやフェスでの盛り上がるのにも最適な1曲ですよ。
トランペットの名曲|一度聴いたら忘れられない!印象的な楽曲を厳選(11〜20)
ウィリアム・テル序曲Gioachino Rossini

普段、私たちが耳にするトランペットが印象的な曲といえば、こちらの『ウィリアム・テル序曲』ではないでしょうか?
タイトルだけではピンとこないかもしれませんが、曲を聴いてもらえればわかると思います。
そう、運動会の定番の曲です!
定番すぎて気づかなかった方も多いと思いますが、この曲の冒頭のトランペットは非常に高難易度のメロディに仕上げられています。
難易度の高さを考えると十分にかっこいいといえるでしょう。
喜歌劇「軽騎兵」より「序曲」Franz von Suppé

フランツ・フォン・スッペ作曲の『喜歌劇「軽騎兵」より「序曲」』です。
オーストリアの作曲家フランツ・フォン・スッペ氏の代表的な作品で、冒頭のトランペットのファンファーレは特に有名です。
元々は全2幕のオペレッタで演奏される曲ですが、現在オペレッタはほとんど演じられることはなく、コンサートなどで序曲のみ単独で演奏されています。
華麗なる幻想曲Jean-Baptiste Arban

作曲家であり、金管楽器の仲間であるコルネットの演奏者としても活躍したジャン=バティスト・アルバンの作品『華麗なる幻想曲』は、複雑で技巧的でありながらも表情豊かなメロディが印象的な作品です。
この楽曲には三連符やトリプル・タンギングなど、演奏者の技術を極限まで引き出す要素も含まれており、テクニックの有無が顕著に表れることから、学生コンクールでも頻繁に演奏されています。
曲を通じて、トランペットがどれほど豊かな表現ができる楽器であるかを実感できることでしょう。
トランペット協奏曲 変イ長調Alexander Arutiunian

アレクサンドル・アルチュニアン作曲の『トランペット協奏曲 変イ長調』です。
ソビエト連邦及びアルメニアの作曲家でピアニストのアレクサンドル・アルチュニアンによって、ソビエト連邦のトランペット奏者ティモフェイ・ドクシツェル氏のために作られた曲です。
ジプシー的、アルメニア的、ロシア的な要素を含む美しい曲で、非常に高い人気があります。