「で」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ
頭文字「で」から始まる独創的なボカロ曲が、音楽の新境地を切り開いています。
大漠波新さんの『でんしのうみ』が描く幻想的な電子音の世界、鼓太朗さんの『デッドリー・マッドマンズ・トラジェディア』が奏でる狂気と哀愁の旋律、Gigaさんの『ディア』で体験する未来的なサウンドの興奮。
多彩なクリエイターたちの想像力が生み出した音楽の万華鏡へ、あなたを誘います。
「で」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(21〜40)
デーモンロードKanaria

病みソングというとドロドロしたイメージや、怖いイメージがありますよね。
しかし、どちらも突き詰めるとかっこよさにつながるのではないでしょうか。
ということで紹介したいのが『デーモンロード』です。
こちらはボカロPのKanariaさんが発表した作品。
詳しいストーリーは描かれていないのですが、曲の主人公が世の中に報復しようとする様子が歌われています。
不穏かつクールな雰囲気が、ダークヒーローのような印象を与えてくれます。
デュレエ椎乃味醂

椎乃味醂さんの『デュレエ』は2024年1月にリリースされた楽曲です。
この曲の重層的なサウンドは、リスナーを哲学的な思索へと誘います。
甘美でありつつ時には鋭利な歌詞が投げかけるのは「公共性と個人性の狭間で揺れ動く心」というテーマ。
個々が社会とどう折り合いをつけて生きるか、その模索をはかなげな声で紡ぎ出しています。
とりわけ自己表現を追求する若者達に刺激的な体験を提供してくれるはずです。
ぜひ耳を傾けてみてください。
デイバイデイズsyudou

「ヤンデレソング」と聴いてこのシリーズを思い浮かべる方は多いかもしれませんね!
アニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマを手がけたことでも知られているボカロP、syudouさんによる楽曲で、2022年にリリース。
怪しげに響くサウンドとたたみかけてくるハイトーンなメロディーラインに引き込まれます。
背中がぞくぞくしちゃいますよね。
シリーズ作『キュートなカノジョ』『カレシのジュード』も合わせてどうぞ!
溺心Tatsuto

成就しない恋への思いがぎゅっと詰まった、心に刺さる片思いソングです。
Tatsutoさんによるこの曲は2022年6月にリリースされました。
はかなく消える線香花火のように、恋心の淡さ、切なさを繊細に描いています。
初音ミクの歌声と落ち着いたメロディーが、憂げな世界観を作り出しているんです。
相手との関係性が変わらないことへの葛藤や、曖昧な態度に揺れ動く心が丁寧に綴られていて、聴く人の胸を締め付けます。
恋に悩む人や、過去の恋を思い出したい人にぴったりの1曲です。
デュエルペットgaburyu

メロディアスな電子音とIAのやわらかな歌声が織りなす、幻想的な世界観が魅力の1曲です。
gaburyuさんによる本作は、2024年7月にリリースされたアルバム『メイドサントウィッチ』に収録されています。
孤独や自己成長といったテーマを、ゲームやファンタジーの要素を取り入れながら表現しているのが印象的。
スピード感のあるハイパーポップサウンドと歌詞世界のコントラストがおもしろいですね。
自分自身と向き合いたい気分の時や、新しい音楽に触れたい時ぜひとも。