「ボカロジャズ」の世界にようこそ【VOCAJAZZ】
ジャズって大人なイメージ、ありますよね。
夜にオシャレなレストランで、流れてくる音楽。
聴き心地のいいサウンドに幸せな気分になってしまう……ああ、めくるめくジャズの世界。
今回この記事ではVOCALOIDのジャズナンバーをたくさんご紹介させていただきます。
もともとジャズ好きな方、そしてジャズは詳しくないけどボカロ好きな方、その両方にオススメできるプレイリストです。
自分の中の新しい扉が開けるかもしれませんよ。
「ボカロジャズ」の世界にようこそ【VOCAJAZZ】(1〜10)
神に捧ぐ不機嫌の花束ちんたら

ジャズ、ロック、ブルース、クラシックなど幅広い音楽ジャンルのバックグラウンドを持つボカロP・ちんたらさんの楽曲。
VOCALOIDの特性をいかした速いメロディーとジャズの空気感がマッチしたナンバーです。
ゴージャスなブラスセクションに耳を奪われがちですが、曲の空気感を作っているピアノ、アクセントであるベースのスラップ、ジャズの中でロックを感じさせるギターソロ、緩急をつけたドラムのビートなど、聴けば聴くほど発見がある作品です。
Pathology of ObsessionsYS(クリアP)

シックで大人っぽい印象の1曲です。
素直な感想は「かっこいい」ですが、歌詞をじっくりと聴いていくとなんとも色っぽい仕上がり。
むき出しではない激情、という感じが落ち着いた曲調にぴったりとマッチして魅惑的なムードを作っています。
Lady FaceTaKa

高校の演劇で使う楽曲制作時に作ったものをアレンジし、ボカロ2人でのデュエットにしたものだそうです。
ボカロの声自体がしっとりと落ち着きがあり曲に合っていて、かっこよく、セクシーでもある1曲に仕上がっています。
「ボカロジャズ」の世界にようこそ【VOCAJAZZ】(11〜20)
モンキービジネス青屋夏生

跳ねるリズムが気持ちいいボカロ曲です。
『潜水』『UFO』などの作品でも知られているボカロP、青屋夏生さんの楽曲で、2015年に公開されました。
ヒップホップをジャズを混ぜ合わせたような曲調とメロディー、聴き心地ばつぐんです。
歌詞に並んだ言葉も語感がよくて、自分でも歌いたくなってきます。
最後の最後まで本当にノリがいいですね。
まだあまりジャズが詳しくない、これから聴いていきたいと思っている、そんな人にオススメです。
浅紫色のエンドロールcosMo@暴走P

こすもん、こすもたんの愛称で知られ、歌い手やボカロPとして活動するcosMo@暴走Pさんの楽曲。
ゆったりとしたピアノの演奏とVOCALOIDらしい音の跳躍が激しいメロディーが、スリリングでありながらも心地良い、極上のジャズに仕上げています。
また、ベースとドラムによるリズムがアクセントとして、メロディーとピアノを際立たせているところも聴きどころです。
休日ののんびりした時間に部屋で聴きたい、VOCALOID楽曲ということを忘れてしまいそうなジャズの名曲です。
幸福な朝食を君とleal

好きな人と一緒に朝ごはんを食べる幸せを歌った、癒やされるジャズナンバーです。
デビュー曲『ジャズ・ダンス・ステップ』から注目を集めたボカロP、lealさんの楽曲で、2016年に公開されました。
これぞジャズ、と言いたくなるような、軽やかなリズムとピアノの音色、ウォーキングベースがたまりません。
歌詞の、肩肘を張っていない、リアルで、素朴で、愛が伝わって来る世界観もステキです。
それこそ朝食を取りながら流す曲としてオススメできます。
coffee timetaiyo

なんと言うか、あるあるある!と言いたくなってしまう歌詞です。
なぜ何度も間違える?私はこれが好きなわけじゃない!
イライラすることもあるけれど、そんな所も好きになってしまう……それが女心。
しっとりポップでとてもかわいらしい曲に仕上げられています。





