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60年代バンドの革新的サウンドと歴史を彩る名曲を探る

1960年代は、音楽史に輝く革新的なサウンドの黄金期でした。

ザ・ビートルズやザ・ローリング・ストーンズを筆頭に、ビーチ・ボーイズ、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルなど、伝説的なバンドの名曲が次々と生まれました。

実験的なサイケデリックサウンドから、社会への問題提起を込めたプロテストソングまで、音楽表現の可能性が大きく広がったこの時代。

今なお色褪せることのない珠玉の名曲の数々を、その時代背景とともにご紹介します。

もくじ

60年代バンドの革新的サウンドと歴史を彩る名曲を探る(61〜80)

Can’t Seem To Make You MineTHE SEEDS

1965年にリリースされた切ないラブソングは、ガレージロックの金字塔と呼ばれるにふさわしい一曲。

Sky Saxonさんの独特な鼻声がかった歌声が、相手の心を掴めない切ない想いを見事に表現しています。

1967年の再リリース時にはビルボードチャートで41位を記録!

その後も多くのアーティストにカバーされ、映画『Cop Land』やNetflixドラマ『Stranger Things』でも使用されるなど、時代を超えて愛され続けています。

THE SEEDSの魅力が詰まった本作は、失恋したときや切ない気持ちを抱えているときにぴったり。

心に響くメロディと歌詞に癒されること間違いなしですよ!

Cissy StrutThe Meters

ニューオーリンズファンクの魅力を余すことなく伝えるインスト曲。

心地よいビートが印象的で、打楽器のリズムが単調ながらも体を揺らすグルーヴを生み出しています。

ギターとオルガンの掛け合いは独創的で、シンプルながらに空間を満たします。

ファンクの真髄を見事に表現した記念碑的な作品で、1969年にリリースされるやいなや、R&Bチャートで4位、Billboard Hot 100で23位に輝きました。

2011年にはグラミー殿堂入りも果たしています。

音楽愛好家なら一度は聴いてみるべきオススメの逸品。

洗練された構成は、今聴いても斬新さを失いません。

60年代バンドの革新的サウンドと歴史を彩る名曲を探る(81〜100)

Hurricane Fighter PlaneThe Red Krayola

1967年にリリースされた名盤『The Parable of Arable Land』に収録された曲。

空へ飛び立つ喜びと自由への渇望を描いた、The Red Krayolaらしい実験的サウンドが印象的です。

50,000枚の売り上げを記録し、プロトパンクやサイケデリック・ロックの先駆けとして高く評価されました。

13th Floor ElevatorsのRoky Ericksonがオルガンとマウスハープで参加するなど、豪華な布陣で制作された本作。

独特のリリックスとハーモニーは、新しい音楽の可能性を探求したい方にぴったり。

60年代を代表する一曲として、今なお多くの音楽ファンを魅了し続けています。

The WitchThe Sonics

1964年にデビューシングルとしてリリースされた曲で、The Sonicsの代表曲のひとつです。

アルバム『Here Are the Sonics!!!』にも収録されました。

シアトルの小規模なラジオ局で放送され始め、地域的にはナンバー2にまで上昇。

翌1965年には『Psycho』と共に再リリースされています。

ガレージロックの原点とも言われる本作は、攻撃的でエッジの効いたサウンドが特徴的。

力強いボーカルと生々しいギターリフが魅力的で、一度耳にするとその摩擦感あるサウンドが脳裏に焼き付きます。

音楽の教科書としてもオススメの1曲。

洋楽ファンであれば、ぜひ一度は聴いてみてください。

Groovin’The Young Rascals

白人が黒人音楽であるソウル/R&Bを模倣して流行したブルー・アイド・ソウルの旗手ヤング・ラスカルズの67年のヒット曲。

簡素で素朴なサウンドにもかかわらず、白人流のソウルをびしびしと感じる不思議な楽曲で、本家の黒人にも愛され、カバーされる魅力を持っています。

BoureeJethro Tull

ジェスロ・タルは、ブルース・ロックにもかかわらずフルートを駆使して妖しげなサウンドを奏でるイアン・アンダーソンを中心とするバンド。

デビュー当時から他のブルース・バンドとは一線を画する異色さが売りでしたが、この曲はバッハの曲を下敷きに独自の世界を構築、ロックだけにとどまらず、ジャズや英国トラッドの風味も感じられます。

70年代に入り、バンドはプログレッシブ・ロックに音楽性を拡大していきますが、その萌芽が十分に感じられる名曲です。