根強い人気!洋楽のエモの名曲
ひとことにエモといってもさまざまな見解がありますよね。
バンド側が認めなかったり、ファンの間で意見が分かれる場合もありますが、ここではファンからエモの名曲と認知され、親しまれている人気曲に注目しています。
そもそもロックに分類されるエモは、アメリカでエモーショナルハードコアとして、1980年代に登場したバンドのサウンドがルーツです。
そこから1990年、2000年とかけて急激にオルタナティブロックのなかでエモバンドが台頭していきます。
今回は、当サイトに寄せられた音楽ファンの確かな声を元に洋楽のエモい名曲をリサーチしました。
特に人気のバンド、定番の曲を厳選しましたので、ぜひお楽しみください。
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根強い人気!洋楽のエモの名曲(11〜20)
JuneauFuneral for a Friend

ウェールズ出身、2000年代のUKポストハードコア・シーンを代表するバンドがフューネラル・フォー・ア・フレンドです。
繊細なギターのアルペジオから、感情が爆発するようなバンドサウンドへと雪崩れ込む展開に、心を鷲掴みにされること必至。
本作は、届かない想いや断ち切りたい過去への葛藤を描いているかのようで、クリーンボーカルの切ないメロディと絶叫が交錯しながら胸に迫ります。
この楽曲は、2003年7月に発売されUKシングルチャート19位を記録。
彼らの名をシーンに轟かせたデビュー・アルバム『Casually Dressed & Deep in Conversation』へと繋がる布石となりました。
叙情性と攻撃性の両方を味わいたいという向きには、間違いなく大推薦の一曲です。
Smile In Your SleepSilverstein

美しくも悲痛なメロディと、感情が爆発するような絶叫のコントラスト。
これこそが00年代スクリーモの醍醐味ですよね。
その魅力を体現するのが、カナダ出身のバンド、シルヴァースタインでしょう。
本作は、穏やかな寝顔の裏に隠された裏切りを知ってしまった主人公の、愛と憎しみが渦巻く心情を歌ったものと解釈できます。
美しいクリーンボーカルから激情的なスクリームへと切り替わる瞬間は、まさに鳥肌もので、聴き手の心を激しく揺さぶります。
この楽曲が収録された2005年8月発売の出世作、アルバム『Discovering the Waterfront』は、全米チャートで34位を記録しました。
メロディの良さと激しさのどちらも楽しみたいという方にはぴったり。
失恋の痛みや裏切られた怒りを音楽で昇華したいときに聴いてみてはいかがでしょうか。
Seven (Remastered)Sunny Day Real Estate

1992年結成のオルタナバンド、サニー・デイ・リアル・エステイト。
こちらの楽曲『Spade and Parade』はイントロの1音目からオルタナらしいサウンドが広がり、メロウなパートを抜け、爆音ギターの中にボーカルがシャウトするパートまで緩急のつけ方が素晴らしい楽曲です。
クセのあるボーカルも中毒性がありますね。
Baby, You Wouldn’t Last A Minute On The CreekChiodos

00年代のスクリーモ・シーンにおいて、ひときわ異彩を放っていたのがミシガン州出身のバンド、チオドスです。
彼らのデビュー盤となったアルバム『All’s Well That Ends Well』に収録された本作は、まさに美しさと激情が交錯するスクリーモの真骨頂と言えるでしょう。
繊細なピアノの旋律で幕を開けたかと思えば、次の瞬間には悲痛な絶叫と嵐のようなギターリフがリスナーに襲いかかります。
この静と動の目まぐるしい展開は、愛する人との関係が破綻していく絶望と、裏切りに対する抑えきれない怒りを描いているかのようです。
2005年7月に発表されたアルバムは、新人チャートで3位を記録するほどの評価を得ました。
感情を激しく揺さぶるドラマティックな音楽を探しているなら、まず聴いてみてほしい名曲なのです。
PromiseMatchbook Romance

清冽なクリーン・ギターのアルペジオを耳にすれば、2000年代エモの甘酸っぱさがよみがえる方も多いのではないでしょうか。
ニューヨーク出身のマッチブック・ロマンスは、叙情的なメロディと攻撃性を両立させたサウンドで人気を博したバンドです。
彼らが2003年9月発売のデビュー盤『Stories and Alibis』で提示したこちらのナンバーは、失われそうな関係を前に、すべてを捨ててでもやり直したいと願う切実な想いを、静と動の劇的なコントラストで描き出す構成が最高過ぎますね。
伸びやかなボーカルがサビで一気に開花するカタルシスにこそ、彼らの持つソングライティング・センスの高さが感じ取れるというものでしょう。
2004年のコンピ盤『Punk-O-Rama Vol.9』に映像付きで収録されたことからも、当時の期待の高さがうかがえます。
エモというジャンルの枠をこえて現在も愛され続けている名曲です。
AccidentsAlexisonfire

カナダのポストハードコアシーンを牽引し、メインストリームにまで押し上げたアレクシスオンファイア。
3人のボーカルがせめぎ合うそのサウンドは、まさに「カトリック系女子高生がナイフで戦う音」という自己表現がふさわしい過激さと美しさを兼ね備えています。
この楽曲は、2004年にカナダでプラチナ認定を受けた名盤『Watch Out!』に収録された彼らの代表曲です。
透き通るようなクリーンボイスと、全てを吐き出すかのような絶叫のコントラストが、激情と叙情性を見事に描き出しています。
緩急自在のドラマティックな楽曲展開は、人間関係の脆さややるせなさを表現しているかのよう。
激情的なサウンドの中に、ふと涙を誘うようなメロディを求めるなら、まず聴いてほしい一曲です。
根強い人気!洋楽のエモの名曲(21〜30)
Buried Myself AliveThe Used

2000年代初頭のスクリーモ・シーンに熱い思いを持つ方なら、ザ・ユーズドの名前は特別な響きを持っているのではないでしょうか。
ホームレス生活といった壮絶な経験を経て制作されたデビュー・アルバム『The Used』は、2002年6月にシーンへ投じられ、まさに衝撃的でした。
この楽曲は、せつなく美しいメロディラインから、一転して喉が張り裂けんばかりの絶叫へと切り替わる展開が聴く者の感情を激しく揺さぶります。
自分を生き埋めにするかのような自己破壊的な衝動と、逃れられない閉塞感に苛まれる内面が描かれており、その苦悩はUSオルタナティブチャートで13位を記録するほど多くの共感を呼びました。
本作で美しさと激しさが同居するスクリーモの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。





