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根強い人気!洋楽のエモの名曲

ひとことにエモといってもさまざまな見解がありますよね。

バンド側が認めなかったり、ファンの間で意見が分かれる場合もありますが、ここではファンからエモの名曲と認知され、親しまれている人気曲に注目しています。

そもそもロックに分類されるエモは、アメリカでエモーショナルハードコアとして、1980年代に登場したバンドのサウンドがルーツです。

そこから1990年、2000年とかけて急激にオルタナティブロックのなかでエモバンドが台頭していきます。

今回は、当サイトに寄せられた音楽ファンの確かな声を元に洋楽のエモい名曲をリサーチしました。

特に人気のバンド、定番の曲を厳選しましたので、ぜひお楽しみください。

根強い人気!洋楽のエモの名曲(21〜30)

AccidentsAlexisonfire

Alexisonfire – Accidents (Official Video)
AccidentsAlexisonfire

カナダのポストハードコアシーンを牽引し、メインストリームにまで押し上げたアレクシスオンファイア。

3人のボーカルがせめぎ合うそのサウンドは、まさに「カトリック系女子高生がナイフで戦う音」という自己表現がふさわしい過激さと美しさを兼ね備えています。

この楽曲は、2004年にカナダでプラチナ認定を受けた名盤『Watch Out!』に収録された彼らの代表曲です。

透き通るようなクリーンボイスと、全てを吐き出すかのような絶叫のコントラストが、激情と叙情性を見事に描き出しています。

緩急自在のドラマティックな楽曲展開は、人間関係の脆さややるせなさを表現しているかのよう。

激情的なサウンドの中に、ふと涙を誘うようなメロディを求めるなら、まず聴いてほしい一曲です。

Baby, You Wouldn’t Last A Minute On The CreekChiodos

Chiodos “Baby, You Wouldn’t Last A Minute On The Creek” (Official Music Video)
Baby, You Wouldn't Last A Minute On The CreekChiodos

00年代のスクリーモ・シーンにおいて、ひときわ異彩を放っていたのがミシガン州出身のバンド、チオドスです。

彼らのデビュー盤となったアルバム『All’s Well That Ends Well』に収録された本作は、まさに美しさと激情が交錯するスクリーモの真骨頂と言えるでしょう。

繊細なピアノの旋律で幕を開けたかと思えば、次の瞬間には悲痛な絶叫と嵐のようなギターリフがリスナーに襲いかかります。

この静と動の目まぐるしい展開は、愛する人との関係が破綻していく絶望と、裏切りに対する抑えきれない怒りを描いているかのようです。

2005年7月に発表されたアルバムは、新人チャートで3位を記録するほどの評価を得ました。

感情を激しく揺さぶるドラマティックな音楽を探しているなら、まず聴いてみてほしい名曲なのです。

DeadboltThrice

カリフォルニア州アーバイン出身、2000年代ポスト・ハードコアシーンを語る上では欠かせないバンド、スライス。

2002年2月に発売されたセカンド・アルバム『The Illusion of Safety』に収録されている、彼らの代表曲を紹介します。

緊張感あふれるギターとボーカルのコール&レスポンスを皮切りに、激情的な絶叫と美しいメロディが交互に押し寄せる展開は圧巻の一言。

歌詞では聖書の一節を引用し、禁断の誘惑に溺れることの愚かさを痛切に描き出しています。

この楽曲を収録したアルバムの収益の一部が青少年支援団体に寄付されたというエピソードも、彼らの音楽に込められたメッセージの深さを物語っていると言えましょう。

The Hurt Is GoneYellowcard

Yellowcard – The Hurt Is Gone (Official Music Video)
The Hurt Is GoneYellowcard

アメリカ・フロリダ州出身のバンドです。

メンバーにヴァイオリニストが存在するのも、特徴の一つです。

この曲は2016年発売のアルバム「Yellowcard」に収録されています。

バンドはこのアルバムをもって解散することが決まっており、ツアーも2017年を最後に終了します。

ミッドテンポで味わい深い曲が多く、ファンの心を掴んでいました。

Ride The Wings Of PestilenceFrom First To Last

From First To Last – “Ride The Wings Of Pestilence”
Ride The Wings Of PestilenceFrom First To Last

2000年代中盤のスクリーモ・シーンにおいて、ネットを起点に絶大な人気を博し、象徴的な存在となったのがフロム・ファースト・トゥ・ラストでしょう。

彼らの初期衝動と魅力が凝縮されているのが、名盤『Dear Diary, My Teen Angst Has a Bodycount』に収められた本作です。

当時16歳だった、後にスクリレックスとして世界的に有名となるソニー・ムーアさんの透き通るクリーンボイスと、感情を叩きつけるような絶叫が激しく交錯する様に世界中の若者が熱狂したのです。

歌詞で描かれるのは、他者になりすましてしまうほど歪んだ執着心というダークな物語ですが、対照的にメロディはとびきりキャッチー。

2004年にこの楽曲はEpitaphの有名コンピ盤にも収められ、バンドの顔として広く知れ渡りました。

この甘美さと攻撃性の危ういバランスにこそ、彼らの真価が詰まっています。

JuneauFuneral for a Friend

ウェールズ出身、2000年代のUKポストハードコア・シーンを代表するバンドがフューネラル・フォー・ア・フレンドです。

繊細なギターのアルペジオから、感情が爆発するようなバンドサウンドへと雪崩れ込む展開に、心を鷲掴みにされること必至。

本作は、届かない想いや断ち切りたい過去への葛藤を描いているかのようで、クリーンボーカルの切ないメロディと絶叫が交錯しながら胸に迫ります。

この楽曲は、2003年7月に発売されUKシングルチャート19位を記録。

彼らの名をシーンに轟かせたデビュー・アルバム『Casually Dressed & Deep in Conversation』へと繋がる布石となりました。

叙情性と攻撃性の両方を味わいたいという向きには、間違いなく大推薦の一曲です。

PromiseMatchbook Romance

清冽なクリーン・ギターのアルペジオを耳にすれば、2000年代エモの甘酸っぱさがよみがえる方も多いのではないでしょうか。

ニューヨーク出身のマッチブック・ロマンスは、叙情的なメロディと攻撃性を両立させたサウンドで人気を博したバンドです。

彼らが2003年9月発売のデビュー盤『Stories and Alibis』で提示したこちらのナンバーは、失われそうな関係を前に、すべてを捨ててでもやり直したいと願う切実な想いを、静と動の劇的なコントラストで描き出す構成が最高過ぎますね。

伸びやかなボーカルがサビで一気に開花するカタルシスにこそ、彼らの持つソングライティング・センスの高さが感じ取れるというものでしょう。

2004年のコンピ盤『Punk-O-Rama Vol.9』に映像付きで収録されたことからも、当時の期待の高さがうかがえます。

エモというジャンルの枠をこえて現在も愛され続けている名曲です。