根強い人気!洋楽のエモの名曲
ひとことにエモといってもさまざまな見解がありますよね。
バンド側が認めなかったり、ファンの間で意見が分かれる場合もありますが、ここではファンからエモの名曲と認知され、親しまれている人気曲に注目しています。
そもそもロックに分類されるエモは、アメリカでエモーショナルハードコアとして、1980年代に登場したバンドのサウンドがルーツです。
そこから1990年、2000年とかけて急激にオルタナティブロックのなかでエモバンドが台頭していきます。
今回は、当サイトに寄せられた音楽ファンの確かな声を元に洋楽のエモい名曲をリサーチしました。
特に人気のバンド、定番の曲を厳選しましたので、ぜひお楽しみください。
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根強い人気!洋楽のエモの名曲(21〜30)
Ride The Wings Of PestilenceFrom First To Last

2000年代中盤のスクリーモ・シーンにおいて、ネットを起点に絶大な人気を博し、象徴的な存在となったのがフロム・ファースト・トゥ・ラストでしょう。
彼らの初期衝動と魅力が凝縮されているのが、名盤『Dear Diary, My Teen Angst Has a Bodycount』に収められた本作です。
当時16歳だった、後にスクリレックスとして世界的に有名となるソニー・ムーアさんの透き通るクリーンボイスと、感情を叩きつけるような絶叫が激しく交錯する様に世界中の若者が熱狂したのです。
歌詞で描かれるのは、他者になりすましてしまうほど歪んだ執着心というダークな物語ですが、対照的にメロディはとびきりキャッチー。
2004年にこの楽曲はEpitaphの有名コンピ盤にも収められ、バンドの顔として広く知れ渡りました。
この甘美さと攻撃性の危ういバランスにこそ、彼らの真価が詰まっています。
Love DrunkBoys Like Girls

青春の甘美さと苦さを見事に捉えた、ポップパンクの名曲です。
2009年9月にリリースされると、瞬く間にチャートを席巻。
「Love Drunk」という酔いしれるような恋から、その二日酔いのような苦悩へと変化する心情が鮮やかに描かれています。
Boys Like Girlsの代表作として、若者の共感を呼んだ本作。
アシュレイ・ティスデイルさん出演のMVも話題を呼びました。
失恋の痛みを乗り越えようとするあなたの背中を、力強く押してくれる一曲。
友達と語り合いながら聴けば、きっと明日への勇気が湧いてくるはずです。
That’s What You GetParamore

感情のままに行動した後の苦悩を描いた、Paramoreの心揺さぶるナンバーです。
2007年発売のアルバム『Riot!』に収録され、翌年シングルカットされると、世界中のチャートを席巻しました。
強烈なボーカルと疾走感あふれるサウンドが、失恋の痛みや自己嫌悪を赤裸々に表現。
2011年には映画『トランスフォーマー3』でも使用され、さらなる注目を集めました。
人間関係に悩む10代の方に特におすすめ。
友達と一緒に聴いて、共感し合うのもいいかもしれません。
本作を聴けば、きっと「自分だけじゃない」と勇気づけられるはずです。
F.C.P.R.E.M.I.X.The Fall of Troy

超絶技巧のギタープレイと複雑な曲展開で知られるポストハードコアバンド、ザ・フォール・オブ・トロイ。
彼らの名を世界に知らしめた、2005年リリースのセカンド・アルバム『Doppelgänger』に収録された代表曲を紹介します。
息つく暇もない高速タッピングリフで幕を開け、クリーンな美メロと激情のスクリームがジェットコースターのように交錯するのです。
そのサウンドは、制御不能なパニックの中でもがくような、極限の感情を叩きつけてくるかのよう。
3人編成とは思えない音の洪水は圧巻と言えましょう。
本作はゲーム『Saints Row』や、2007年の世界的ヒット作『Guitar Hero III: Legends of Rock』にも収録され、その知名度を不動のものにしました。
テクニカルな演奏とエモーショナルな爆発力を同時に浴びたい時にうってつけです。
DeadboltThrice
カリフォルニア州アーバイン出身、2000年代ポスト・ハードコアシーンを語る上では欠かせないバンド、スライス。
2002年2月に発売されたセカンド・アルバム『The Illusion of Safety』に収録されている、彼らの代表曲を紹介します。
緊張感あふれるギターとボーカルのコール&レスポンスを皮切りに、激情的な絶叫と美しいメロディが交互に押し寄せる展開は圧巻の一言。
歌詞では聖書の一節を引用し、禁断の誘惑に溺れることの愚かさを痛切に描き出しています。
この楽曲を収録したアルバムの収益の一部が青少年支援団体に寄付されたというエピソードも、彼らの音楽に込められたメッセージの深さを物語っていると言えましょう。
BoxcarJawbreaker

90年代のエモ・パンクシーンを代表するバンド、ジョー・ブレイカー。
1992年にリリースされたこちらの楽曲『Boxcar』の激しいサウンドはパンクそのもので、荒々しさが心地よい楽曲です。
後世のエモシーンに多大なる影響を与えたバンドということで知られており、2017年の活動再開もあいまって数多くのファンがいることでも有名なバンドです。
The Heart Is a Lonely HunterThe Anniversary

ザ・アニバーサリーのイントロのごちゃごちゃ感がキュートで楽しい楽曲『The Heart Is a Lonely Hunter』。
そして何と言っても歌い出しの青春の合唱みたいな録音も最高で、この曲のアイデンティティになっています。
どんどん盛り上がっていくビートにのせてハイになっていくのが生々しくわかるエモナンバーです。






