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根強い人気!洋楽のエモの名曲

ひとことにエモといってもさまざまな見解がありますよね。

バンド側が認めなかったり、ファンの間で意見が分かれる場合もありますが、ここではファンからエモの名曲と認知され、親しまれている人気曲に注目しています。

そもそもロックに分類されるエモは、アメリカでエモーショナルハードコアとして、1980年代に登場したバンドのサウンドがルーツです。

そこから1990年、2000年とかけて急激にオルタナティブロックのなかでエモバンドが台頭していきます。

今回は、当サイトに寄せられた音楽ファンの確かな声を元に洋楽のエモい名曲をリサーチしました。

特に人気のバンド、定番の曲を厳選しましたので、ぜひお楽しみください。

根強い人気!洋楽のエモの名曲(21〜30)

I Hate Everything About YouThree Days Grace

Three Days Grace – I Hate Everything About You (Official Video)
I Hate Everything About YouThree Days Grace

カナダ・オンタリオ州出身のスリー・デイズ・グレイスは、1997年の結成以来、オルタナティブ・ロックからニュー・メタルまで幅広い音楽性で魅了してきたバンドです。

2003年のメジャーデビュー以降、怒りや苦悩を赤裸々に表現した楽曲が世界中で共感を呼び、ビルボード・チャートで数々の1位を獲得しています。

2006年にBillboard Music Awardsでロック部門賞を受賞するなど、その実力は各方面から高く評価されています。

2024年には初期メンバーのアダム・ゴンティアさんが復帰し、マット・ウォルストさんとのツインボーカル体制という新たな挑戦を始めました。

内面的な苦悩や葛藤を力強いサウンドで表現する彼らの音楽は、心に溜まった感情を解放したい時にぴったりです。

Through GlassStone Sour

Stone Sour – Through Glass [OFFICIAL VIDEO]
Through GlassStone Sour

アメリカのオルタナティブメタルバンド、ストーン・サワーが音楽業界の表面的な価値観や偽りに対する痛烈な批判を込めた珠玉のミドルバラード。

温かみのあるアコースティックギターと、コリィ・テイラーさんの力強くも繊細なボーカルが見事な調和を生み出しています。

2006年7月にリリースされ、ビルボードHot Mainstream Rock Tracksチャートで7週連続1位を獲得。

重厚なサウンドで知られるバンドの新境地を切り開いた意欲作は、2012年の映画『Grave Encounters 2』でも使用されました。

メディアの虚飾に疑問を投げかける深いメッセージと美しいメロディラインが、心の奥底に静かに響く一曲です。

落ち着いた気分で物事の本質を見つめ直したいときにおすすめの楽曲といえるでしょう。

根強い人気!洋楽のエモの名曲(31〜40)

Anthem Of Our Dying DayStory of the Year

アメリカ・セントルイスにて結成されたバンド。

かなりさわやか。

メロディもギターフレーズも聴きやすく楽曲構成も簡単に作られているため、覚えやすくノリのいい曲構成となっている。

入門としては聴きやすいと思われる。

The Hurt Is GoneYellowcard

Yellowcard – The Hurt Is Gone (Official Music Video)
The Hurt Is GoneYellowcard

アメリカ・フロリダ州出身のバンドです。

メンバーにヴァイオリニストが存在するのも、特徴の一つです。

この曲は2016年発売のアルバム「Yellowcard」に収録されています。

バンドはこのアルバムをもって解散することが決まっており、ツアーも2017年を最後に終了します。

ミッドテンポで味わい深い曲が多く、ファンの心を掴んでいました。

Under The BridgeRed Hot Chili Peppers

Red Hot Chili Peppers – Under The Bridge [Official Music Video]
Under The BridgeRed Hot Chili Peppers

痛みと再生を描いた魂の叫びが、ロサンゼルスを舞台に壮大なバラードとして結実しました。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズが1991年9月に発表したアルバム『Blood Sugar Sex Magik』に収録された本作は、メロディアスなギターサウンドと共に、深い孤独と都市への愛を鮮やかに描き出しています。

薬物依存からの回復期に生まれた楽曲は、ボーカリストの内面的な葛藤と、街との絆を優しく包み込むような温かな音色で彩られています。

1992年3月のシングルリリース後、MTVビデオ・ミュージック・アワードで視聴者賞を受賞し、アメリカのチャートで2位を記録。

心の奥底に眠る孤独感や喪失感を抱えながらも、前を向いて生きようとする人々の心に寄り添う一曲です。

PlushStone Temple Pilots

Stone Temple Pilots – Plush (Official Music Video)
PlushStone Temple Pilots

アメリカのストーン・テンプル・パイロッツが1992年9月に放った力作は、グラミー賞ベスト・ハードロック・パフォーマンス賞に輝いた珠玉のナンバーです。

アルバム『Core』に収録された本作は、ラグタイム音楽から着想を得た独特のコード進行と、スコット・ウェイランドさんの印象的なボーカルが絶妙な調和を生み出しています。

誘拐事件の新聞記事からインスピレーションを受けた歌詞は、失われた人間関係や孤独感を深い情感で描き出しています。

1994年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでベスト・ニュー・アーティスト・ビデオを受賞し、90年代を代表するロック・アンセムとして多くの人々の心を揺さぶり続けています。

切ない心情と内なる叫びを共有したいとき、あるいは心に染みる本格的なロックを求めるときにお勧めの一曲です。

Smells Like Teen SpiritNirvana

Nirvana – Smells Like Teen Spirit (Official Music Video)
Smells Like Teen SpiritNirvana

混沌とした若者の疎外感と怒りを、激しいダイナミクスで表現したアメリカのバンド、ニルヴァーナの代表曲。

静かなイントロから一転、轟音のギターリフと叫びのようなボーカルが響き渡り、社会への無関心さと反抗心を巧みに描き出しています。

1991年9月のリリース以降、世界各国で大ヒットを記録し、グランジムーブメントの火付け役となった本作は、アルバム『Nevermind』の象徴的な1曲として、X世代の共感を集めました。

荒々しい曲調と深い絶望感を内包した歌詞は、体制への違和感や自己嫌悪に苛まれる人々の心に強く響きます。

内なる闇と向き合いたい時、あるいは心の奥底にある怒りを解き放ちたい時にぴったりの楽曲です。