母を想う。母親を歌った洋楽の名曲
母親という存在は「母は強し」という言葉があるように、とても偉大ですよね。
ミュージシャンたちにとっても当然ながら同じですし、母親をテーマとした楽曲は世界中に多く存在します。
こちらの記事では「母親について歌った洋楽」をテーマとして、ジャンルや年代を問わずさまざまな洋楽の名曲をご紹介!
敬愛する母親への愛情を込めた曲はもちろん、時に複雑な親子の関係性であったり、さまざまな形の「母への歌」をお届けします。
歌詞の内容についても触れたレビューとなっていますから、曲の意味について知りたいという方も要チェックです!
母を想う。母親を歌った洋楽の名曲(11〜20)
Headlights (ft. Nate Ruess)Eminem

エミネムさんとネイト・ルイスさんによる名曲『Headlights (ft. Nate Ruess)』。
エミネムさんといえば、母子家庭を描いた作品がきっかけで、お母さんに裁判を起こされたほど、親子関係が悪いことで知られています。
しかし、こちらの楽曲では彼の母親に対して感謝の気持ちが描かれているんですよね。
恐らくは父になったことや、薬物依存から抜け出したことが影響しているのではないかと思います。
複雑な家庭でありながらも育まれていった愛の形をぜひ味わってみてください。
I Prefer Your LoveSt. Vincent

アメリカのミュージシャン、セイント・ヴィンセントこと、アニー・クラークさんが2014年にリリースしたアルバム『St. Vincent』に収録された、母親への愛情あふれる楽曲『I Prefer Your Love』。
クラークさんにとってはとてもパーソナルな内容で、一時的に病気になった母親について歌っており、特定の人への愛は時に世界の困難に立ち向かう力となるというメッセージが込められています。
アルタナティブ~エレクトロニック・ロックの要素が絶妙に融合したサウンドに乗せて、母性愛や許し、そしてガイダンスを求める心情が描かれた本作は、母の日などに親子で聴くのにオススメの1曲ですね。
I Love My MommaSnoop Dogg

西海岸を代表するヒップホップキング、スヌープ・ドッグさん。
ヘッズなら誰でもご存じのラッパーだと思います。
彼はファミリーを非常に大切にする人物として知られています。
もちろん、それはクルーやレーベルのメンバーだけではなく、血の繋がった本物の家族に対してもで、この楽曲では母親に対するストレートな愛情が歌われています。
R&Bを取り入れた楽曲なので、メロディーだけを聴いていると母親を口説いているように聴こえます(笑)。
(God Must Have Spent) A Little More Time on You*NSYNC

インシンクは、90年代後半から2000年代前半にかけてアメリカを中心に大活躍したボーイズグループ。
1999年にリリースした記念すべきデビューアルバム『*NSYNC』に収録されている感動的なバラードです。
楽曲のタイトルにある通り、神様が特別な愛情を注いで創ってくれた相手に対する、深い感謝の想いがストレートに表現されています。
ゴスペルのようなコーラスワークと美しいストリングスをバックにしたドラマティックな展開は、歌詞を読むと恋人への曲のようにも感じますが、MVを見れば母親に捧げた曲だということが理解できますからぜひチェックしてみてくださいね。
You Raise Me UpJosh Groban

アメリカ出身の人気シンガー、ジョシュ・グローバンさんがリリースした楽曲『You Raise Me Up』をご存知でしょうか。
この曲は、2003年にリリースされて以降、彼の代表曲とも言えるナンバーとなっています。
元々はノルウェー・アイルランドのデュオ、シークレット・ガーデンによって作成されたこの曲ですが、グローバンさんのカバーによって広く知られるようになりました。
母親への愛を歌った曲として知られていますが、その歌詞には、信仰や希望、そして困難に立ち向かう強さが込められているのです。
私たちの心に訴えかけるその歌声は、どんな時も諦めずに前を向いて生きていこうという勇気を与えてくれます。
人生の様々な場面で聴きたくなる、そんな普遍的なメッセージを持った名曲ですね。