母を想う。母親を歌った洋楽の名曲
母親という存在は「母は強し」という言葉があるように、とても偉大ですよね。
ミュージシャンたちにとっても当然ながら同じですし、母親をテーマとした楽曲は世界中に多く存在します。
こちらの記事では「母親について歌った洋楽」をテーマとして、ジャンルや年代を問わずさまざまな洋楽の名曲をご紹介!
敬愛する母親への愛情を込めた曲はもちろん、時に複雑な親子の関係性であったり、さまざまな形の「母への歌」をお届けします。
歌詞の内容についても触れたレビューとなっていますから、曲の意味について知りたいという方も要チェックです!
母を想う。母親を歌った洋楽の名曲(21〜30)
Tie your mother downQueen

クイーンが1976年にリリースした、通算5枚目となるアルバム『華麗なるレース』のオープニングを飾る楽曲です。
作詞・作曲を手がけたライアン・メイさんらしい、印象的なギターのリフを軸としたハードロック・ナンバーとなっており、クイーンの中でもとくにロック色が強い曲として知られています。
物騒なタイトルからも何となく伝わるものがあるかとは思いますが、頑固な両親を持った「君」に対して憂さ晴らしするような内容は、当時としてはかなり刺激的だったのではないでしょうか。
天文学者であり、中学校の講師を務めていた経歴を持つメイさんがこの歌詞を書いたのかと思うと、いろいろな意味でおもしろいですよね。
Mama’s HandQueen Naija

まだまだ日本では知られていない存在ですが、今後大いに飛躍しそうな1995年生まれのR&B~ソウル系の女性シンガーソングライター。
この楽曲は、人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』に出演した経歴を持ち、自身のYouTubeチャンネルから知名度を上げていった彼女が、2018年にリリースしたセルフタイトルのメジャー・デビューEPに収録されているナンバーです。
若くして結婚した彼女の一人息子について歌われており、彼女にとって非常にパーソナルな楽曲となっています。
Your mother should knowThe Beatles

1967年に公開された映画『マジカル・ミステリー・ツアー』の挿入曲であり、同名のサウンドトラックにも収録されているナンバーです。
ポール・マッカートニーさん主導の楽曲で、軽やかなリズムに乗せて歌われる、ポールさんらしい耳に残るメロディと絶妙なコーラスワークが印象的。
ポールさんいわく「世代間のギャップや母親の気持ちを理解できない娘について」の曲とのことで、確かに若い頃は母親との関係ってこんな感じになることもあるよね、と納得させられる歌詞となっていますよ。
The Best DayTaylor Swift

ゆったりと、カントリー調の音色に癒やされる『The Best Day』は、カナダ出身のシンガーソングライター、テイラー・スウィフトさんが2008年にリリースした楽曲です。
名盤『Fearless』に収録されています。
『The Best Day』は、彼女の活動を今まで支えてきた母のアンドレア・スウィフトさんに向けて書かれた1曲です。
子どもの頃からのふたりの思い出を振り返りながら、お母さんへの感謝を歌っています。
母のアンドレアさんはこの曲を聴くたびに大号泣してしまうため、ツアーの際は、この曲をセットリストから外さなければならないほどだったそうですよ。
母と娘の絆の強さを感じられる1曲です。
Mama’s songCarrie Underwood

キャリー・アンダーウッドさんは、伸びのある声が印象的なアメリカのカントリーシンガーです。
この曲は母親の祈りに感謝している内容を歌っています。
母親に向かって、「私の事は心配しないで大丈夫」と歌っているのが印象的です。