母を想う。母親を歌った洋楽の名曲
母親という存在は「母は強し」という言葉があるように、とても偉大ですよね。
ミュージシャンたちにとっても当然ながら同じですし、母親をテーマとした楽曲は世界中に多く存在します。
こちらの記事では「母親について歌った洋楽」をテーマとして、ジャンルや年代を問わずさまざまな洋楽の名曲をご紹介!
敬愛する母親への愛情を込めた曲はもちろん、時に複雑な親子の関係性であったり、さまざまな形の「母への歌」をお届けします。
歌詞の内容についても触れたレビューとなっていますから、曲の意味について知りたいという方も要チェックです!
母を想う。母親を歌った洋楽の名曲(11〜20)
Tell MamaEtta James

エタ・ジェイムズさんは、1938年生まれの伝説的なブルース~R&Bシンガーです。
『Tell Mama』は1967年にリリースされた彼女の代表曲の1つで、同名のアルバムにも収録されています。
裏切りや心の痛みを経験した女性の、自己価値を見出す物語を描いた楽曲で、ジェームズさんの素晴らしい歌唱力が存分に発揮されていますよね。
母親に支援や理解を求めるような普遍的な欲求が表現されており、聴く人の心に響く名曲です。
人生の困難を乗り越える力を感じさせてくれる1曲だと思います。
You Can’t Lose MeFaith Hill

カントリー界のスーパースター、ファイス・ヒルさん。
ミシシッピ州ジャクソン出身のファイス・ヒルさんは、幼少期から音楽に親しみ、19歳でナッシュビルへ移住してシンガーの道を歩み始めました。
1996年にリリースされたセカンド・アルバム『It Matters to Me』に収録されているシングル曲『You Can’t Lose Me』は、母親への愛情が込められた感動的な楽曲です。
アップテンポでポジティブなメロディに乗せて、人生のさまざまな季節を乗り越える母の不変の愛が力強く歌い上げられています。
母の日のプレゼントソングとして、また母への日頃の感謝を伝える曲としてぴったりの名曲ですね。
Mama Knew LoveAnthony Hamilton

アンソニー・ハミルトンさんは、R&B、ネオソウル、アダルト・コンテンポラリーR&Bなどのジャンルで活動する、アメリカ出身のシンガーソングライター兼レコードプロデューサー。
この楽曲『Mama Knew Love』は、2003年にリリースした名盤『Comin’ from Where I’m From』に収録されている名曲なんです。
母の愛を深く感じ取れる感動的な内容で、アンソニー・ハミルトンさんの魂を揺さぶる歌声が、忘れがたい母性愛の賛歌となっているんですよね。
子どものために尽くし、家族を支える母の姿が印象的に描かれていて、誰もが共感できる曲なんじゃないでしょうか。
母の日などに、普段は照れくさくて言えない感謝の気持ちを込めて、お母さんに聴かせてあげるのもオススメですよ!
MomGarth Brooks

ガース・ブルックスさんは、アメリカ合衆国のカントリーミュージックの歌手兼ソングライターとして、特にアメリカ国内で絶大な人気を博しています。
2014年11月にリリースされたアルバム『Man Against Machine』に収録されている『Mom』は、母と息子の強い絆と母親の無条件の愛を称える感動的な楽曲です。
ドン・サンプソンとウィン・バーブルによって書かれたこの曲は、神と話をする小さな赤ちゃんの視点から、母親の愛と保護の力を讃えています。
家族の絆の大切さを伝えるこの曲は、結婚式や卒業式など特別な機会にぴったりの1曲と言えるでしょう。
MamaThe Dream

ザ・ドリームさんは、アメリカ出身のR&Bシンガーソングライター、プロデューサーとして活躍しています。
グラミー賞を受賞した彼の才能は、2007年にリリースされたデビューアルバム『Love/Hate』から早くも発揮されていました。
そのアルバムに収録されている『Mama』は、母の死が彼に与えた「女性への柔らかい心」がインスピレーションとなった楽曲です。
人生の道のりにおいて母から息子へ伝えられる言葉がテーマとなっており、人生が常に一筋縄ではいかないこと、それでも心を頼りに進むべきだというメッセージが込められています。
ザ・ドリームさんにとって非常にパーソナルな楽曲と言えるでしょう。
母の愛に支えられて生きることの尊さを感じさせてくれる本作は、ポップスファンのみならず、多くの人の心に響くはずです。