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レゲエ音楽初心者に贈る名曲、人気曲、21世紀の新定番曲

ゆったりとしたジャマイカ生まれの音楽、レゲエ。

心地よいリズムと開放的なメロディが世界中で親しまれ、現在ではポップスなどにも積極的に取り入れられています。

この記事では、そんなレゲエの名曲や人気曲を、21世紀の新定番も加えながら厳選しました!

ダンスホールレゲエやダブ、ラガマフィンやロックステディ、さらにはラバーズロックも含めて幅広く楽曲を選びました。

また定番や伝説といわれるアーティストの曲もたくさん選びましたので、レゲエ初心者の方はぜひこれから紹介する楽曲から聴きはじめてみてくださいね!

レゲエ音楽初心者に贈る名曲、人気曲、21世紀の新定番曲(1〜10)

Wild WorldMaxi Priest

Maxi Priest – Wild World (Official Video)
Wild WorldMaxi Priest

切ない感情をレゲエサウンドに乗せた、心にしみるナンバーです。

マキシ・プリーストさんのなめらかな歌声が、別れゆく恋人への複雑な思いを優しく包み込みます。

1988年にリリースされたアルバム『Maxi』に収録され、ビルボードHot 100で25位を記録。

イギリスでは5位まで上昇し、国際的な注目を集めました。

レゲエ初心者の方にもオススメの1曲で、穏やかなリズムに身を委ねながら、人生の機微に思いをはせてみるのはいかがでしょうか。

カラオケでも、しっとりと歌い上げれば、きっと心に響くはずです。

WarBob Marley

War / No More Trouble (Live At The Rainbow Theatre, London / 1977)
WarBob Marley

レゲエの神様、ボブ・マーリーさん。

彼は単なるアーティストというだけではなく、実際にジャマイカ内で起こった与党と野党の暴力的な争いに、両党のトップに握手させることで世の中に平和を訴えました。

残念ながらその抗争が収まることはありませんでしたが、彼の功績は今でも多くのアーティストに影響を与えています。

こちらの『War』はそんな彼の代表曲。

平和と反戦をテーマにした、ラブアンドピースな楽曲は多くの人々の心を癒やしてきたことでしょう。

The Harder They ComeJimmy Cliff

レゲエがひとつの音楽ジャンルとして確立する以前からジミー・クリフさんはレゲエシーンの発展を担った先駆者的アーティストです。

オリジナリティあふれるサウンドメイクとジャマイカに土着した音楽的アイデンティティの確立。

本作もそんな革新的な要素を音楽で表現した後のお手本となるかのようなレゲエサウンド。

明るいオルガンのくすんだ音色と、リズミカルでキャッチーなギターのカッティングが織りなす開放的なムード。

今聴いても色あせた印象は受けません。

レゲエ音楽初心者に贈る名曲、人気曲、21世紀の新定番曲(11〜20)

Hello Mama AfricaGarnett Silk

アフリカへの深い愛と郷愁を歌い上げる、心揺さぶるレゲエナンバーです。

ジャマイカ出身のガーネット・シルクさんの温かくソウルフルな歌声が、アフリカの大地や自然の美しさを優しく描き出していますね。

1993年にリリースされたこの楽曲は、イギリスのレゲエチャートで1位を記録するほどの人気を博しました。

本作は、アフリカにルーツを持つ人々の心に強く響くメッセージ性の高い歌詞が特徴的。

離れていてもアフリカを想い続ける気持ちが、聴く人の心を温かく包み込みます。

故郷や大切な人を思う時に聴きたい、心にしみる1曲です。

Shy GuyDiana King

Diana King – Shy Guy (OST Bad Boyz I)
Shy GuyDiana King

ジャマイカのスパニッシュタウン出身のレゲエ、R&Bシンガー、ダイアナ・キングさん。

この曲は、全米シングルチャート13位、全英シングルチャート2位を記録し、世界的な大ヒットとなりました。

映画『バッドボーイズ』の主題歌にもなり、日本のラジオ局J−WAVEのチャートでは1位を記録しました。

I Shot the SheriffInner Circle

ジャマイカ出身のレゲエバンド、インナー・サークルによる『I Shot the Sheriff』のカバーは、ボブ・マーリーさんの不朽の名作を彼ら独自のスタイルで表現したものです。

1979年にリリースされたアルバム『Blame It On The Sun』に収録されたこの楽曲は、レゲエの魅力を再発見させる名曲として、今も多くのファンに愛されています。

本作のテーマは、警察による権力の乱用とある男の争いを描き、深い社会的メッセージを持っています。

インナー・サークルのバージョンは、オリジナルの精神を保ちつつ、彼らの音楽性を加えることで、新鮮な聴き心地を提供します。

レゲエをこれから深く探求したいリスナーや、平和と愛のメッセージを大切にしたい方々にオススメです。

Marcus garveyBurning Spear

ジャマイカ出身のバーニング・スピアさんは、ルーツレゲエを代表するアーティストです。

彼の1975年にリリースされたアルバム『Marcus Garvey』に収録されているこの曲は、政治的、社会的テーマを音楽に託した傑作。

タイトルになっているマーカス・ガーベイさんは、黒人民族主義の指導者であり、ジャマイカでは英雄として支持を集める人物。

この曲は彼の哲学とラスタファリ運動への深い尊敬から生まれたもので、今聴いてもそのメッセージは色あせることがありません。

レゲエを深く理解したい人、そして音楽を通して人類共通の問題に思いをはせたい人に、心からオススメします。