今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲
2020年代を過ぎた現代の音楽シーンにおいて、もはや2000年代のヒット曲や名曲はクラシック・ナンバーとして記憶されていますよね。
たとえば1990年代のグランジやオルタナティブロックのように、時代を動かすような巨大なムーブメントこそ起きませんでしたが、インターネットの急速な普及に伴い、音楽との向き合い方そのものが変容した時代ならではの素晴らしい音楽やアーティストが多く生まれました。
そこで今回は、2000年代を代表する洋楽ロックのヒット曲や名曲をご紹介。
ロックというキーワードを軸としつつ、バラエティ豊かなラインアップでお届けします!
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今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲(61〜70)
Sex on FireKings Of Leon

熱く、激しい情熱を歌い上げるこの楽曲は、まさに2000年代ロックの金字塔と呼ぶにふさわしい作品です。
Kings Of Leonの代表曲として知られ、オーストラリアやイギリスなど多くの国でチャート1位を獲得しました。
サザンロックの伝統とモダンなサウンドが融合した独特の魅力は、多くのリスナーの心を掴んで離しません。
2008年9月にリリースされた本作は、アルバム『Only by the Night』からの先行シングルとして大きな成功を収めました。
激しい欲望と親密さを描いた歌詞は、多くの人々の共感を呼び、ロックファンのみならず幅広い層に愛されています。
The National AnthemRadiohead

エレクトロニックな実験性とロックの衝動が交錯する独創的なサウンドスケープ。
2000年10月にリリースされた名盤『Kid A』に収録されたこの楽曲は、Radioheadさんの革新性を象徴する傑作です。
ベースラインを軸に、ジャズ要素を取り入れた混沌としたブラスセクションが織りなす音の洪水は、デジタル時代の不安や孤独を鮮烈に表現しています。
社会の閉塞感やパラノイアを独自の音楽言語で描き出し、聴く者の心に深い余韻を残すでしょう。
音楽の可能性を探求し続けるリスナーにこそ、本作をおすすめします。
Dani CaliforniaRed Hot Chili Peppers

グラミー賞受賞の名曲として知られる本作は、Red Hot Chili Peppersさんの代表作の1つです。
メロディアスでありながらも、ジョン・フルシアンテさんの感情豊かなギター・ソロが印象的。
架空の女性ダニの人生を描いた歌詞は、カリフォルニアの自由な精神と挑戦を象徴しています。
2006年4月にリリースされ、ビルボードチャートで6位を記録。
日本では映画『デスノート』の主題歌としても起用されました。
ロックの歴史を辿るミュージックビデオも話題を呼び、MTVビデオミュージックアワードで最優秀アートディレクション賞を受賞。
困難に立ち向かう勇気が欲しいときに聴きたい1曲です。
Brick By Boring BrickParamore

2000年代のエモやポップ・パンクといったジャンルの盛り上がりは、世界的な人気を得たロック・バンドを多く輩出しましたよね。
アメリカはテネシー州出身、パワフルな女性ボーカリストのヘイリー・ウィリアムスさんを擁するパラモアは、フォール・アウト・ボーイやパニック・アット・ザ・ディスコと並んでその代表格といっても過言ではないでしょう。
そんな彼女たちが2009年にリリースして米英で大ヒットを記録したサード・アルバム『Brand New Eyes』に収録されている『Brick By Boring Brick』は、2010年代以降はロックやエモの枠内をこえたサウンドを展開する彼女たちにとって、初期の音楽性と洗練されたロック・バンドとしての姿が最高の形で表現された大名曲です!
ソリッドなギター、タイトなビート、ヘイリーさんの最高にチャーミングでエモーショナルな歌唱は本当に素晴らしく、とくに感動的な広がりを見せるサビの素晴らしさと絶妙なCメロのドラマチックさは特筆ものですね。
ちなみに人気ドラマ、ヴァンパイア・ダイアリーズの第1シーズン18話でも起用されていますよ。
Punk Rock Princesssomething corporate

ピアノを大々的にフィーチャーしたバンドとして人気を集めたSomething Corporateの名曲が、2002年1月にリリースされました。
アルバム『Leaving Through the Window』に収録された本作は、パンクロックを愛する女の子への憧れと若さゆえの情熱が詰め込まれています。
ピアノの旋律が疾走感あふれるバンドサウンドに見事に溶け込み、センチメンタルな歌詞が誰もが経験するであろう屈託のない日々と青春の焦燥を形容しているんです。
ピアノが奏でる感情の起伏を感じながら聴きたい逸品ですね。
思春期の複雑な心情を抱えた方々にぜひおすすめしたい1曲です。
She Will Be LovedMaroon 5

1990年代のミクスチャー的な感覚がさらに進化して、ロックやポップス、R&Bといった境界線が明確に崩れた時代が2000年代のロック・シーンの特徴の1つではないかと考えますが、もともとは高校生バンドとしてポップ・パンクを鳴らしていたマルーン5もまた、00年代という時代が要請したバンドだと言えるのではないでしょうか。
あまり洋楽に詳しくないという方であっても、その名は知っているというくらいの知名度を誇るマルーン5が生み出した多くの名曲の中でも、今回はせつないメロディと落ち着いたアンサンブルで魅せる『She Will Be Loved』を取り上げましょう。
フロントマン、アダム・レヴィーンさんの得意とする魅惑のファルセット・ボイスは、いつ聴いても良いですね。
日本ではCM曲として起用されたこともあり、知名度の高い楽曲です。
ちなみに『She Will Be Loved』が収録されている大傑作デビュー・アルバム『Songs About Jane』は、大半の楽曲がアダムさんの恋人だった「ジェーン」という女性について歌われたものであり、歌詞を読むことで当時のアダムさんの複雑な思いが感じ取れますよ。
Neighborhood #1 (Tunnels)Arcade Fire

2000年代を象徴する名盤『Funeral』からの一曲は、雪に埋もれた近所で繰り広げられる、切ない物語。
カナダはモントリオール出身のArcade Fireが、2004年6月にリリースしたデビュー・シングルです。
豊かなサウンドと感情的な深みが特徴的な本作は、困難な状況下での人間関係の大切さを描いています。
ピッチフォークの「2000年代のトップ500トラック」で10位にランクインするなど、高い評価を受けた楽曲。
独特な世界観と力強い演奏は、多くの聴き手を魅了してきました。
インディーロックファンはもちろん、心に響く音楽を求める方にぜひ聴いてほしい一曲です。






