今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲
2020年代を過ぎた現代の音楽シーンにおいて、もはや2000年代のヒット曲や名曲はクラシック・ナンバーとして記憶されていますよね。
たとえば1990年代のグランジやオルタナティブロックのように、時代を動かすような巨大なムーブメントこそ起きませんでしたが、インターネットの急速な普及に伴い、音楽との向き合い方そのものが変容した時代ならではの素晴らしい音楽やアーティストが多く生まれました。
そこで今回は、2000年代を代表する洋楽ロックのヒット曲や名曲をご紹介。
ロックというキーワードを軸としつつ、バラエティ豊かなラインアップでお届けします!
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今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲(61〜70)
Dani CaliforniaRed Hot Chili Peppers

グラミー賞受賞の名曲として知られる本作は、Red Hot Chili Peppersさんの代表作の1つです。
メロディアスでありながらも、ジョン・フルシアンテさんの感情豊かなギター・ソロが印象的。
架空の女性ダニの人生を描いた歌詞は、カリフォルニアの自由な精神と挑戦を象徴しています。
2006年4月にリリースされ、ビルボードチャートで6位を記録。
日本では映画『デスノート』の主題歌としても起用されました。
ロックの歴史を辿るミュージックビデオも話題を呼び、MTVビデオミュージックアワードで最優秀アートディレクション賞を受賞。
困難に立ち向かう勇気が欲しいときに聴きたい1曲です。
Love Is NoiseThe Verve

2000年代、ロックシーンに新たな風を吹き込んだThe Verveが放つ楽曲は、現代社会における愛の複雑さを鋭く描き出しています。
愛がもたらす変革的な力と、それに伴う感情の起伏を巧みに表現し、リスナーの心に深く響きます。
2008年8月にリリースされたこの曲は、イギリスのシングルチャートで4位を記録。
アルバム『Forth』に収録され、世界中のチャートで高い評価を得ました。
ウィリアム・ブレイクの『ジェルサレム』からインスピレーションを得たという本作は、愛の本質を探求したい人におすすめです。
日常の喧騒から離れ、自己と向き合う時間が欲しいあなたの心に、きっと寄り添ってくれるはずです。
A Thousand MilesVanessa Carlton

ピアノの美しいメロディが印象的な、ヴァネッサ・カールトンさんの代名詞と言える名曲です。
2002年にリリースされたこの楽曲は、グラミー賞3部門にノミネートされるなど高い評価を受けました。
失われた愛や大切な人への思いを描いた歌詞は、多くの人の心に響くことでしょう。
本作は、ヴァネッサさんのデビューアルバム『Be Not Nobody』に収録されており、世界中で200万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。
誰かを想う気持ちを歌で表現したい時や、遠く離れた大切な人を思い出す時に聴くのがおすすめです。
I Am Trying To Break Your HeartWilco

実験的サウンドと壮大なアレンジが詰まったWilcoの名曲。
2002年リリースのアルバム『Yankee Hotel Foxtrot』に収録されましたが、制作過程はトラブルに見舞われたんです。
レーベルとの契約解除を経て、最終的に別のレーベルから発売。
その過程はドキュメンタリー映画『I Am Trying to Break Your Heart: A Film About Wilco』で克明に記録されています。
愛の複雑さと人間関係の不確かさを描いた歌詞は、多くの解釈を呼ぶ奥深さがあります。
Jeff Tweedyさんの独特な詩的表現が光る本作。
深い洞察に満ちた歌詞世界に浸りたい方におすすめです。
My GirlsAnimal Collective

2000年代の音楽シーンに衝撃を与えた一曲が誕生したのは2009年1月のこと。
エレクトロニカとサイケデリアが融合した独特のサウンドスケープが特徴的なAnimal Collectiveによる本作は、アルバム『Merriweather Post Pavilion』からのシングルとしてリリースされました。
物質的な価値観を超えた家族への愛と、シンプルな幸せを追求する歌詞は、多くの人々の心に響き、Pitchfork Mediaで2009年のナンバー1ソングに選出されるなど、高い評価を受けています。
錯視をモチーフにしたアートワークも話題を呼んだ本作は、家族との絆を大切にしたい人や、実験的な音楽に興味がある方におすすめです。
Punk Rock Princesssomething corporate

ピアノを大々的にフィーチャーしたバンドとして人気を集めたSomething Corporateの名曲が、2002年1月にリリースされました。
アルバム『Leaving Through the Window』に収録された本作は、パンクロックを愛する女の子への憧れと若さゆえの情熱が詰め込まれています。
ピアノの旋律が疾走感あふれるバンドサウンドに見事に溶け込み、センチメンタルな歌詞が誰もが経験するであろう屈託のない日々と青春の焦燥を形容しているんです。
ピアノが奏でる感情の起伏を感じながら聴きたい逸品ですね。
思春期の複雑な心情を抱えた方々にぜひおすすめしたい1曲です。
Don’t Look Back Into The SunThe Libertines

荒々しくもどこか切ないメロディと、ピート・ドハーティさんとカール・バラーさんの個性豊かな歌声が印象的な一曲。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドとオアシスにインスパイアされたタイトルを持つこの楽曲は、2003年にシングルとしてリリースされ、UKインディーチャートで1位を獲得。
NME誌の「過去15年間のベストトラック150」でも71位にランクインするなど、高い評価を受けています。
過去の過ちから目を逸らし、前を向いて歩み続けることの大切さを歌ったこの曲は、自己破壊的な行動に悩む人々の心に響くことでしょう。