今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲
2020年代を過ぎた現代の音楽シーンにおいて、もはや2000年代のヒット曲や名曲はクラシック・ナンバーとして記憶されていますよね。
たとえば1990年代のグランジやオルタナティブロックのように、時代を動かすような巨大なムーブメントこそ起きませんでしたが、インターネットの急速な普及に伴い、音楽との向き合い方そのものが変容した時代ならではの素晴らしい音楽やアーティストが多く生まれました。
そこで今回は、2000年代を代表する洋楽ロックのヒット曲や名曲をご紹介。
ロックというキーワードを軸としつつ、バラエティ豊かなラインアップでお届けします!
- 2000年代のおすすめ洋楽バンドの名曲・ヒット曲
- 【傑作選】洋楽ロックの名曲まとめ
- 2000年代にヒットした洋楽のCMソング。人気のコマーシャルソング
- 2000年代の洋楽ロックバンドのデビュー曲
- 2000年代にヒットした洋楽のダンスミュージック。世界の名曲、人気曲
- 2000年代にヒットした洋楽のバラードソング
- 2000年代の邦楽ロックバンドの名曲【邦ロック】
- 洋楽のおすすめロックバンド。海外の人気バンド
- 【洋楽ロックのすすめ】オススメの洋楽バンド、人気バンド
- 2000年代にヒットした洋楽の感動ソング
- 【Y2K】2000年代に登場した洋楽ガールズバンドのデビュー曲まとめ
- 【邦楽】2000年代ポップス名曲。00's J-POPのヒット曲まとめ
- 2010年代の洋楽ヒット曲。おすすめの名曲
- どんな世代でもテンションが上がる!いま聴きたい平成レトロの名曲
- 2000年代にヒットしたバラードソング
今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲(21〜30)
Second ChanceShinedown

アメリカ出身のロックバンド、シャインダウンは2001年の結成以来、ハードロックからオルタナティブメタルまで幅広い音楽性で人気を集めています。
デビューアルバム『Leave a Whisper』で注目を浴び、その後もヒット曲を連発。
特筆すべきは、リリースした全シングルがBillboardのMainstream Rockチャートのトップ5入りを果たした実績です。
2021年6月には同チャートの歴代最高アーティストに選ばれました。
バンドの魅力は、深い歌詞と多彩な音楽性、そして観客を巻き込むライブパフォーマンス。
ロック好きはもちろん、感動的な歌詞に共感したい方にもおすすめです。
Consolation PrizesPhoenix

ガレージロックのルーツを感じさせるギターサウンドと、洗練されたポップセンスが融合したフランスのフェニックスによる意欲作。
2006年にアルバム『It’s Never Been Like That』から公開された本作は、60年代のガレージロックや80年代のポストパンクの要素を内包しながら、独自のスタイルを確立しています。
パリ市内で3夜にわたって撮影されたミュージックビデオも、バンドの演奏シーンと街の景観が見事に調和した作品になっています。
メロディアスな展開とダイナミックなアレンジメントが絶妙で、ドライブシーンやパーティーなど、アクティブなシチュエーションで聴きたくなる一曲。
音楽シーンに新風を吹き込んだ彼らの代表曲として、今もなお輝きを放っています。
今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲(31〜40)
No One KnowsQueens of the Stone Age

ストーナーロックやデザートロックと呼ばれるアンダーグラウンドな音楽ジャンルを出自としながらも、何にも似ていない独自のセンスで本国アメリカのみならず、ヨーロッパにおいても絶大な人気を誇るクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ。
マニアックな音楽性と商業的な成功を両立させ、シンプルなロックンロールの初期衝動、ギター・リフのカッコ良さやクールさを教えてくれる彼らの初期名曲にして、2000年代前半を象徴するようなクラブ・ヒットとなった『No One Knows』を紹介します。
あのフー・ファイターズのデイヴ・グロールさんがドラマーとして全面参加した、2002年のヒット・アルバム『Songs for the Deaf』のリード・トラックであり、一言では言い表せないような不思議な魅力の詰まった楽曲となっています。
楽曲の構造自体はシンプルな作りなのですが、先述したように似たような音を挙げるのが困難なほどの独自性があり、それでいて抜群にキャッチーで奇妙なポップネスが最高すぎますね。
一風変わったロックを聴きたい方にも、大推薦です!
So ColdBreaking Benjamin

切なさと孤独を歌い上げる重厚なギターリフが印象的な名曲を生み出したのは、アメリカ出身のブレイキング・ベンジャミンです。
オルタナティブ・メタルとポスト・グランジを融合させた独特のサウンドは、2004年6月のアルバム『We Are Not Alone』で見事に結実しました。
人間関係における冷たさや裏切りをテーマに、映画『28日後…』からインスピレーションを得て制作された本作は、メインストリーム・ロック・チャートで62週間のロングヒットを記録。
2015年9月にはプラチナディスクに認定され、バンドの代表曲として不動の地位を確立しています。
心の奥底にある感情の機微に触れる歌詞と力強いメロディは、人生の岐路に立つ皆さんの心に響くことでしょう。
SomedayThe Strokes

2000年代初頭、ガレージロック・リバイバルの最前線に立ったバンドといえば、The Strokesを置いて他にありません。
彼らのデビューアルバム『Is This It』からリリースされた本作は、青春の瑞々しさと爽快感を湛えたギターリフと魅力的なメロディラインで、世界中のリスナーを魅了しました。
過去への郷愁や人間関係の複雑さを歌った歌詞は、多くの人々の心に響きます。
2002年8月にリリースされ、USアルタナティブエアプレイチャートで17位を記録。
ミュージックビデオにはSlashら豪華ゲストも登場し話題を呼びました。
青春時代を懐かしむ人や、人生の岐路に立つ人にぜひ聴いてほしい一曲です。
ClocksColdplay

2000年代のロック・シーンにおいて、最も成功したバンドとして真っ先に名前が挙げられるのが、イギリス出身のコールドプレイです。
2000年にデビュー・アルバムにして名盤『Parachutes』をリリースした彼らの歩みは、良し悪しはともかく、まさに00年代の英国ロック・シーンの1つの形といっても過言ではないでしょう。
デビュー当初から高い評価を受け、商業的な成功も収めていた彼らをスタジアム級の世界的なトップ・バンドへと押し上げるきっかけとなった、2003年のセカンド・アルバム『A Rush of Blood to the Head』に収められた『Clocks』は、印象的なピアノのフレーズがリフレインする、彼ららしい叙情性が存分に発揮された名曲です。
圧倒的に美しいメロディと繊細なアンサンブルはもちろん、タイトにビートを刻むドラムスが、雰囲気重視でなんとなくメロディアス、といったような楽曲とは一線を画す良いアクセントとなっておりますよね。
より壮大な音世界へと突入するサード・アルバム以降にはない、インディ・ロック的なナイーブさや慎ましやかな雰囲気が残っているというのもポイントです!
One Step CloserLinkin Park

激しくも切実な想いを伝えるリンキン・パークの代表曲。
2000年のデビューアルバム『Hybrid Theory』に収録された本作は、フラストレーションや精神的な葛藤を赤裸々に表現しています。
プレッシャーに押しつぶされそうな心情が描かれており、聴き手の心に深く刻まれる力強いメッセージが込められています。
ミュージックビデオは地下鉄のトンネルで撮影され、バンドの熱いパフォーマンスが印象的。
ストレスを感じている人や、自分の感情と向き合いたい方にオススメの1曲です。