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今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲

2020年代を過ぎた現代の音楽シーンにおいて、もはや2000年代のヒット曲や名曲はクラシック・ナンバーとして記憶されていますよね。

たとえば1990年代のグランジやオルタナティブロックのように、時代を動かすような巨大なムーブメントこそ起きませんでしたが、インターネットの急速な普及に伴い、音楽との向き合い方そのものが変容した時代ならではの素晴らしい音楽やアーティストが多く生まれました。

そこで今回は、2000年代を代表する洋楽ロックのヒット曲や名曲をご紹介。

ロックというキーワードを軸としつつ、バラエティ豊かなラインアップでお届けします!

今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲(11〜20)

Chop Suey!System Of A Down

System Of A Down – Chop Suey! (Official HD Video)
Chop Suey!System Of A Down

2000年代の洋楽ロックシーンに強烈な印象を残したヘヴィメタルバンド、システム・オブ・ア・ダウン。

一聴すれば忘れられない、荒々しくも緻密なサウンドと深遠なメッセージが詰まった本作は、セカンドアルバム『Toxicity』のリードシングルとして2001年9月にリリースされました。

自己反省や内なる葛藤をテーマに、激しいサウンドと印象的な歌詞が織りなす楽曲は、多くのリスナーの心に刺さり、モダンロックのチャートで7位を記録。

バンドの代表曲として今なお愛され続けています。

ストレス発散や自分と向き合いたいときにぴったりの1曲です。

KidsMGMT

MGMT – Kids (Official HD Video)
KidsMGMT

インターネットが発達して、音楽ジャンルにおける時系列などが意味を成さなくなった2000年代、過去の遺産と現代的な感性を通した新世代の音を鳴らし、まさに時代が生んだ申し子としてデビューを果たしたMGMT。

当時の音楽シーンを語る上で最も重要な土地の1つであるニューヨークはブルックリン出身ということも相まって、2007年の本格的なデビュー・アルバム『Oracular Spectacular』は大きな成功を収めました。

それなりに洋楽のインディ・ロックを聴いている方々には周知の存在ではありますが、サイケデリックでマニアックな音楽性と親しみやすいポップさを両立させた代表曲の1つ『Kids』は、多くの人に訴えかけるポピュラリティを持ったアンセム・ナンバーです!

当時はクラブでも大うけして、著名なDJなどが好んでプレイしていましたね。

メロディはもちろん、シンセで鳴らされる楽曲のメイン・フレーズの絶妙な哀愁具合とキャッチーさは、一度聴いたらずっと聴いていたくなるほどの魅力を持っていますよ。

ちなみに、この楽曲のMVはある意味衝撃的なもので、彼らの感性が一筋縄ではいかないものであることがよく分かる内容となっています。

グロテスクなものが嫌い、という方は要注意ですよ!

Hate to Say I Told You SoThe Hives

The Hives – Hate to Say I Told You So (Official Music Video)
Hate to Say I Told You SoThe Hives

スウェーデンの気鋭バンド、ザ・ハイヴスは、圧倒的なパワーと攻撃的なサウンドで、2000年代のガレージロック・シーンに鮮烈な一撃を放ちました。

アルバム『Veni Vidi Vicious』に収録された本作は、爆発的なギターリフと研ぎ澄まされたリズム隊が生み出す荒々しいグルーヴの上で、ハウリン・ペレさんの野太いボーカルが炸裂します。

2002年にはイギリスのシングルチャートで23位を記録し、映画『スパイダーマン』のサウンドトラックや、ビデオゲーム『Forza Horizon』にも採用。

その後ユニバーサル・ミュージックと1,000万ドルの契約を結ぶなど、バンドの飛躍的な成長の象徴となった一曲です。

パンクロックの初期衝動を今に伝える本作は、原点回帰を求めるロックファンの心を掴んで離しません。

I Write Sins Not TragediesPanic! At The Disco

Panic! At The Disco: I Write Sins Not Tragedies [OFFICIAL VIDEO]
I Write Sins Not TragediesPanic! At The Disco

結婚式で聞こえた衝撃的な会話から始まる物語は、ドラマチックな展開と共に深いメッセージを届けます。

サーカスのような独特の世界観と重厚なバロック・ポップの響きが、パニック・アット・ザ・ディスコの個性を見事に表現しています。

2006年2月にリリースされた本作は、デビューアルバム『A Fever You Can’t Sweat Out』の代表曲となり、ビルボードチャートで7位を記録する大ヒットとなりました。

MTVビデオ・ミュージック・アワードでの受賞も果たし、アメリカのエモ・シーンを代表する名曲として広く知られています。

冷静さと理性を保ちながらも激しい感情を抱える心情を巧みに描いた歌詞は、人生の岐路に立つ時や、大切な決断を迫られる場面で心に響くはずです。

Rock & Roll QueenThe Subways

The Subways – Rock & Roll Queen (Official Video)
Rock & Roll QueenThe Subways

イギリスのインディーロックシーンから飛び出したザ・サブウェイズが2005年6月にリリースした青春賛歌。

若さと情熱が溢れ出すエネルギッシュなギターリフと、力強いボーカルが印象的な一曲です。

デビューアルバム『Young for Eternity』からの代表曲として、UKチャートで22位を記録しました。

ハリウッド映画『ダイ・ハード4.0』や『ロックンローラ』のサウンドトラックに採用されたほか、人気ドラマ『The O.C.』では、バンド自身が出演して演奏するシーンも話題を呼びました。

2020年には15周年を記念して20か国語のバージョンを制作。

グラストンベリーやレディング&リーズなど、大型フェスでも定番となっている本作は、エネルギーを全開にしたい瞬間にぴったりの一曲です。

Kryptonite3 Doors Down

3 Doors Down – Kryptonite (Official Video)
Kryptonite3 Doors Down

2000年代洋楽ロックの代表格として、3ドアーズ・ダウンの初期の代表曲である『Kryptonite』は外せません。

本作は、デビューアルバム『The Better Life』に収録された彼らの出世作。

ポップロックという新しいジャンルのパイオニアとして、ロックファンのみならず幅広い層から支持を集めました。

人間の脆弱性や友情の大切さを、キャッチーなメロディーに乗せて歌い上げる姿勢は、まさに2000年代ロックの真骨頂。

この曲を聴くと、あの頃の熱い想いがよみがえってくるはずです。

今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲(21〜30)

C’mon C’monThe Von Bondies

The Von Bondies – C’mon C’mon (Video)
C'mon C'monThe Von Bondies

荒々しいギターと力強いリフが融合する、デトロイトのザ・ヴォン・ボンディーズさんの代表曲は、熱い思いと人間関係の葛藤を込めたエネルギッシュな一曲です。

2004年3月にリリースされたアルバム『Pawn Shoppe Heart』に収録されており、元トーキング・ヘッズのジェリー・ハリソンさんプロデュースにより洗練された音に仕上がっています。

人気ドラマ『Rescue Me』のオープニングテーマに起用され、ビデオゲーム『Burnout 3: Takedown』にも採用。

ビルボードのオルタナティヴ・ソングスチャートで25位を記録した本作は、ガレージロックの魅力を堪能したい方や、直球なロックサウンドに心惹かれる音楽ファンにお勧めの一曲です。