今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲
2020年代を過ぎた現代の音楽シーンにおいて、もはや2000年代のヒット曲や名曲はクラシック・ナンバーとして記憶されていますよね。
たとえば1990年代のグランジやオルタナティブロックのように、時代を動かすような巨大なムーブメントこそ起きませんでしたが、インターネットの急速な普及に伴い、音楽との向き合い方そのものが変容した時代ならではの素晴らしい音楽やアーティストが多く生まれました。
そこで今回は、2000年代を代表する洋楽ロックのヒット曲や名曲をご紹介。
ロックというキーワードを軸としつつ、バラエティ豊かなラインアップでお届けします!
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今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲(1〜10)
1901Phoenix

2000年代の終わりを飾り、2010年代以降のバンドの道筋を決定付けたような、フランス出身のフェニックスによる名曲です!
2000年にデビューを果たした彼らは、世界中のあらゆる音楽ジャンルを絶妙にブレンドしたハイセンスな音楽性を持ち、足しげくレコード屋に通っているようなインディ・ロック・ファンの間で話題を集めました。
当時は知る人ぞ知るといった存在でしたが、作品をリリースするごとに評価を高め、2009年にリリースされた4枚目のアルバム『Wolfgang Amadeus Phoenix』がアメリカでも成功し、何とグラミー賞を受賞するなどの高い評価を受け、ようやく世界が彼らの音楽に追いついた感がありましたね。
同アルバムに収録され、ヒット・シングルとなった『1901』は、冒頭で触れたように彼らの代表曲の1つとして、ライブのハイライトとして必ず演奏される楽曲です。
洗練された最高のオシャレなディスコ・ポップといった趣で、それこそライブで体感すれば圧倒的な多幸感で満たされる素晴らしいアンセムです!
フランスなまりの英語の歌唱も、他のバンドにはない魅力ですよね。
実は決して明るい内容の歌詞ではないのですが、じめっとした雰囲気とならないのがフランス流儀のダンディズム!
Death on the stairsThe Libertines

リリースしたアルバムは現時点で3枚、決して世界中で大きな商業的成功を収めたわけではないにもかかわらず、2000年代が生んだイギリスで最も愛されるロック・バンドの1つがザ・リバティーンズです。
ピート・ドハーティさんとカール・バラーさんという2人のフロントマンを擁し、ストレートかつ荒々しいロック・サウンドとロマンチックなメロディ、知的かつ詩情豊かな歌詞は、まさにイギリスのロック・バンドとしか言いようのない魅力を持ち合わせているのです。
今回取り上げている、デビュー・アルバムの収録曲『Death on the stairs』はシングルカットされたわけではありませんが、ファンの間で人気の高い名曲です。
バンドにとっても大切な曲だそうで、1番をカールさんが、2番をピートさんがそれぞれリード・ボーカルを取るというスタイルも最高としか言いようがありません。
物語性があり、示唆に富んだ歌詞の素晴らしさも特筆ものですね。
なお、日本盤のみリリースされたミニ・アルバム『Don’t Look Back into the Sun』に収録された、元スウェードのバーナード・バトラーさんがプロデュースを手がけたバージョンが個人的には激推しです!
Knights Of CydoniaMuse

3ピースというシンプルな編成でありながら、時代のはやりなどを意に介さない独自のエピックなロック・サウンドで人気を博すMUSE。
1999年にデビュー・アルバムをリリースして以降、卓越した演奏技術を持ったメンバーによるMUSEサウンドは作品を発表するたびに進化し、本国イギリスのみならずアメリカのチャートも制覇、日本も含めて世界中で高い人気を誇る最強のロック・トリオの快進撃は2020年代の現在も変わらずに続いておりますよね。
そんなMUSEがアメリカで初めてチャートのトップ10入りを果たした、2006年リリースの名盤『Black Holes and Revelations』のラストを飾る楽曲『Knights of Cydonia』を紹介します。
MUSEにしか成し得ない壮大な音世界、ダイナミックなロック・サウンド、仰々しいほどにドラマチックな楽曲展開、シンガロング必至のメロディ、当時のMUSEが持っていた技術をすべて盛り込んだアンセミックなナンバー!
ライブではアンコールのラストで披露される機会も多く、楽曲を聴いているだけで1本の映画を観たような高揚感を得られますよ。
Sk8er BoiAvril Lavigne

今や若手アーティストから「エモ・クイーン」などと呼ばれて崇拝されている、カナダが生んだ最高のロック・プリンセスのアヴリル・ラヴィーンさん。
2002年に17歳という若さでリリースしたデビュー・アルバム『Let Go』が世界中で2,000万枚という驚異的な売上を記録、一躍トップ・スターの仲間入りを果たした彼女の美少女ぶり、不敵な表情を見せるジャケットに誘われるようにアルバムを購入した方は多くいらっしゃるのでは?
そんなアヴリルさんの初期の名曲と言えば、哀愁を帯びたメロディが切なく胸を打つ『Complicated』などが思い出されますが、今回は当時の彼女の快進撃を体現するようなアップテンポの名曲『Sk8er Boi』を紹介します。
爽快なポップ・パンク・サウンドと最高にキャッチーなメロディを聴けば、2000年代初頭へとタイムスリップしてしまいます。
いかにもロック向きな、アヴィリルさんのハスキーな声質もいいですよね。
ポップ・パンクのリバイバル・ブームがささやかれる2020年代、若い方がこの曲を聴いたら新鮮味を感じるかも?
Feel Good Inc.Gorillaz

今となっては、Vtuberなどの先駆け的な存在と言えるかもしれません。
イギリスを代表するロック・バンド、ブラーのフロントマンを務めるデーモン・アルバーンさんと、コミック・アーティストのジェイミー・ヒューレットさんがタッグを組んで、1998年より始まったプロジェクトのGorillaz。
2005年のiPodのCM曲としても有名な『Feel Good Inc.』は、そんなバーチャル・バンドとして世界で最も知られており、突出した商業的成功を誇るゴリラズの代表曲の1つ。
アメリカのヒップホップ・グループの大ベテラン、デ・ラ・ソウルをフィーチャーしており、ヒップホップ的なグルーブを軸とした先鋭的なポップ・ソングとして秀逸なクオリティを誇る、まさに00年代という時代が生んだ名曲ですね!
楽曲単体でも十二分に楽しめますが、ゴリラズというプロジェクト自体がコンセプチュアルなものであって、『天空の城ラピュタ』に影響を受けたというMVの素晴らしさ、詳細に設定されたキャラクターの背景なども合わせてチェックすれば楽しみも倍増しますよ!



