今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲
2020年代を過ぎた現代の音楽シーンにおいて、もはや2000年代のヒット曲や名曲はクラシック・ナンバーとして記憶されていますよね。
たとえば1990年代のグランジやオルタナティブロックのように、時代を動かすような巨大なムーブメントこそ起きませんでしたが、インターネットの急速な普及に伴い、音楽との向き合い方そのものが変容した時代ならではの素晴らしい音楽やアーティストが多く生まれました。
そこで今回は、2000年代を代表する洋楽ロックのヒット曲や名曲をご紹介。
ロックというキーワードを軸としつつ、バラエティ豊かなラインアップでお届けします!
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今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲(1〜10)
Death on the stairsThe Libertines

リリースしたアルバムは現時点で3枚、決して世界中で大きな商業的成功を収めたわけではないにもかかわらず、2000年代が生んだイギリスで最も愛されるロック・バンドの1つがザ・リバティーンズです。
ピート・ドハーティさんとカール・バラーさんという2人のフロントマンを擁し、ストレートかつ荒々しいロック・サウンドとロマンチックなメロディ、知的かつ詩情豊かな歌詞は、まさにイギリスのロック・バンドとしか言いようのない魅力を持ち合わせているのです。
今回取り上げている、デビュー・アルバムの収録曲『Death on the stairs』はシングルカットされたわけではありませんが、ファンの間で人気の高い名曲です。
バンドにとっても大切な曲だそうで、1番をカールさんが、2番をピートさんがそれぞれリード・ボーカルを取るというスタイルも最高としか言いようがありません。
物語性があり、示唆に富んだ歌詞の素晴らしさも特筆ものですね。
なお、日本盤のみリリースされたミニ・アルバム『Don’t Look Back into the Sun』に収録された、元スウェードのバーナード・バトラーさんがプロデュースを手がけたバージョンが個人的には激推しです!
Knights Of CydoniaMuse

3ピースというシンプルな編成でありながら、時代のはやりなどを意に介さない独自のエピックなロック・サウンドで人気を博すMUSE。
1999年にデビュー・アルバムをリリースして以降、卓越した演奏技術を持ったメンバーによるMUSEサウンドは作品を発表するたびに進化し、本国イギリスのみならずアメリカのチャートも制覇、日本も含めて世界中で高い人気を誇る最強のロック・トリオの快進撃は2020年代の現在も変わらずに続いておりますよね。
そんなMUSEがアメリカで初めてチャートのトップ10入りを果たした、2006年リリースの名盤『Black Holes and Revelations』のラストを飾る楽曲『Knights of Cydonia』を紹介します。
MUSEにしか成し得ない壮大な音世界、ダイナミックなロック・サウンド、仰々しいほどにドラマチックな楽曲展開、シンガロング必至のメロディ、当時のMUSEが持っていた技術をすべて盛り込んだアンセミックなナンバー!
ライブではアンコールのラストで披露される機会も多く、楽曲を聴いているだけで1本の映画を観たような高揚感を得られますよ。
Last NiteThe Strokes

2000年代初頭、ロックンロール・リバイバルをけん引したザ・ストロークスがデビューした時の衝撃は今でも忘れられません。
シンプルかつクール極まりないガレージロック~ロックンロールを、あくまで懐古主義に陥らず、20歳そこそこのニューヨーカーたちによるみずみずしい感性で表現した彼らのスタイルは、似たようなバンドが続出するほどの影響を与えたのです。
彼らのブレイク後に「THE」の付いたバンドが山ほどデビューしたのですから、その影響力の強さが伺えるというものでしょう。
2020年代の現在も現役で、すっかり大物バンドとなった彼らの初期の名曲『Last Nite』は、2001年の大傑作デビュー・アルバム『Is This It』のシングル曲であり、バンドの初々しい魅力が詰まった、ザ・ストロークス・サウンドの基本形と言える超名曲!
フロントマン、ジュリアン・カサブランカスさんの独特のハスキーな歌声、少し気取ったようなニューヨーカーらしい歌詞も最高ですね。
今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲(11〜20)
Sk8er BoiAvril Lavigne

今や若手アーティストから「エモ・クイーン」などと呼ばれて崇拝されている、カナダが生んだ最高のロック・プリンセスのアヴリル・ラヴィーンさん。
2002年に17歳という若さでリリースしたデビュー・アルバム『Let Go』が世界中で2,000万枚という驚異的な売上を記録、一躍トップ・スターの仲間入りを果たした彼女の美少女ぶり、不敵な表情を見せるジャケットに誘われるようにアルバムを購入した方は多くいらっしゃるのでは?
そんなアヴリルさんの初期の名曲と言えば、哀愁を帯びたメロディが切なく胸を打つ『Complicated』などが思い出されますが、今回は当時の彼女の快進撃を体現するようなアップテンポの名曲『Sk8er Boi』を紹介します。
爽快なポップ・パンク・サウンドと最高にキャッチーなメロディを聴けば、2000年代初頭へとタイムスリップしてしまいます。
いかにもロック向きな、アヴィリルさんのハスキーな声質もいいですよね。
ポップ・パンクのリバイバル・ブームがささやかれる2020年代、若い方がこの曲を聴いたら新鮮味を感じるかも?
Chop Suey!System Of A Down

2000年代の洋楽ロックシーンに強烈な印象を残したヘヴィメタルバンド、システム・オブ・ア・ダウン。
一聴すれば忘れられない、荒々しくも緻密なサウンドと深遠なメッセージが詰まった本作は、セカンドアルバム『Toxicity』のリードシングルとして2001年9月にリリースされました。
自己反省や内なる葛藤をテーマに、激しいサウンドと印象的な歌詞が織りなす楽曲は、多くのリスナーの心に刺さり、モダンロックのチャートで7位を記録。
バンドの代表曲として今なお愛され続けています。
ストレス発散や自分と向き合いたいときにぴったりの1曲です。
Freak On a LeashKorn

ニューメタルの代表格として知られるコーンの楽曲です。
1998年のアルバム『Follow the Leader』に収録されたこの曲は、バンドの新しい方向性を示す作品となりました。
ダウンチューニングされたギターやグルーヴィーなリズム、そしてジョナサン・デイビスさんの独特な歌唱が特徴的です。
歌詞は個人的な苦悩や社会への反発を表現しており、多くのリスナーの共感を呼んでいます。
1999年4月にリリースされたこの楽曲は、ビルボードチャートで上位にランクインし、オーストラリアではゴールド認定を受けました。
ミュージックビデオも話題を呼び、MTVビデオミュージックアワードやグラミー賞を受賞しています。
本作は、内面の葛藤や社会からの疎外感を感じている人にオススメです。
Wake UpArcade Fire

多種多様な00年代ロックの中でも、カナダはモントリオール出身のアーケイド・ファイアがデビューした時の衝撃を覚えている方は、当時をよく知る音楽ファンであれば多くいらっしゃるのでは?
2004年に名門インディーズ・レーベルのマージ・レコードからリリースされたデビュー・アルバム『Funeral』は、00年代インディ・ロックの流れを変える名盤として2020年代を過ぎた現在も高く評価されている作品です。
今回取り上げている楽曲『Wake Up』は、まさに彼らの音楽性を端的に表現したようなアンセミックな大名曲!
オルタナティブ・ロックを軸としながらも、クラシックの要素を大胆に取り入れてバイオリンやチェロ、ホルンにハープといった楽器を駆使し、複雑かつ壮大に展開していく音世界は、まるで1つの映画を見たような音楽的体験をリスナーに与えてくれます。
ライブ映像で確認できるオーディエンスの大合唱振りは圧巻の一言ですから、興味を持たれた方は一度は見てほしいですね!






