今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲
2020年代を過ぎた現代の音楽シーンにおいて、もはや2000年代のヒット曲や名曲はクラシック・ナンバーとして記憶されていますよね。
たとえば1990年代のグランジやオルタナティブロックのように、時代を動かすような巨大なムーブメントこそ起きませんでしたが、インターネットの急速な普及に伴い、音楽との向き合い方そのものが変容した時代ならではの素晴らしい音楽やアーティストが多く生まれました。
そこで今回は、2000年代を代表する洋楽ロックのヒット曲や名曲をご紹介。
ロックというキーワードを軸としつつ、バラエティ豊かなラインアップでお届けします!
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今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲(71〜80)
She Will Be LovedMaroon 5

1990年代のミクスチャー的な感覚がさらに進化して、ロックやポップス、R&Bといった境界線が明確に崩れた時代が2000年代のロック・シーンの特徴の1つではないかと考えますが、もともとは高校生バンドとしてポップ・パンクを鳴らしていたマルーン5もまた、00年代という時代が要請したバンドだと言えるのではないでしょうか。
あまり洋楽に詳しくないという方であっても、その名は知っているというくらいの知名度を誇るマルーン5が生み出した多くの名曲の中でも、今回はせつないメロディと落ち着いたアンサンブルで魅せる『She Will Be Loved』を取り上げましょう。
フロントマン、アダム・レヴィーンさんの得意とする魅惑のファルセット・ボイスは、いつ聴いても良いですね。
日本ではCM曲として起用されたこともあり、知名度の高い楽曲です。
ちなみに『She Will Be Loved』が収録されている大傑作デビュー・アルバム『Songs About Jane』は、大半の楽曲がアダムさんの恋人だった「ジェーン」という女性について歌われたものであり、歌詞を読むことで当時のアダムさんの複雑な思いが感じ取れますよ。
おわりに
こうして2000年代の洋楽ロックを振り返ると、ガレージロックやサイケデリック、スタジアムが似合う壮大なハードロック、きらびやかなエレポップ、エモやポップ・パンクといった1960年代以降生まれた多くの音楽ジャンルの要素が、それぞれ00年代のフィルターを通してアップデートされた時代という気がします。
今や音楽史の一部となった00年代の洋楽ロックを、この機会に聴き直してみてはいかがですか?