今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲
2020年代を過ぎた現代の音楽シーンにおいて、もはや2000年代のヒット曲や名曲はクラシック・ナンバーとして記憶されていますよね。
たとえば1990年代のグランジやオルタナティブロックのように、時代を動かすような巨大なムーブメントこそ起きませんでしたが、インターネットの急速な普及に伴い、音楽との向き合い方そのものが変容した時代ならではの素晴らしい音楽やアーティストが多く生まれました。
そこで今回は、2000年代を代表する洋楽ロックのヒット曲や名曲をご紹介。
ロックというキーワードを軸としつつ、バラエティ豊かなラインアップでお届けします!
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今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲(51〜60)
You’re BeautifulJames Blunt

一目惚れの美しさと切なさを見事に描いた楽曲として、多くのリスナーの心を捉えて離さない一曲です。
2005年にリリースされ、10カ国でナンバーワンを獲得した本作は、ジェームス・ブラントさんのデビューアルバム『Back to Bedlam』からのシングルカットとして世界中で大ヒットしました。
表面的には純粋な愛の賛歌のように聞こえますが、実は希求不可能な愛への憧れを歌った、複雑で深い物語が隠されています。
ブラントさん自身の経験に基づいたこの曲は、美しさへの瞬間的な魅了と、それが手に入れられない悲しみを巧みに表現しています。
失恋の痛みを癒したい時や、切ない恋心を抱えている時に聴くのがおすすめです。
Free Fallin’John Mayer

心に染み入るメロディと深い歌詞が特徴的な本作は、ジョン・メイヤーさんの魅力が詰まった楽曲です。
自由を求める思いと、その代償としての孤独や後悔が見事に表現されていて、聴く人の心に寄り添います。
2007年のライブパフォーマンスで披露され、2008年にリリースされたライブアルバム『Where the Light Is』に収録されました。
世界中で高い評価を受け、オーストラリアではダブルプラチナ、英国ではゴールド認定を獲得しています。
人生の岐路に立つ時や、自分自身と向き合いたい時に聴くのがおすすめです。
メイヤーさんの渋い歌声とギターの音色が、あなたの心に響くことでしょう。
Club FootKasabian

強烈なギターリフと攻撃的なドラムビートが印象的なこの曲は、2000年代のロックシーンに新風を巻き起こしました。
孤立や中毒、暴力といったダークなテーマを扱いつつ、独特の歪んだベースサウンドと呼吸を切らすようなボーカルが絶妙に調和し、聴く者を強く惹きつけます。
2004年5月にリリースされ、イギリスのチャートで19位を記録。
その後2005年3月に再リリースされ、21位まで上昇しました。
ミュージックビデオは『時計じかけのオレンジ』を彷彿とさせるディストピア的な世界観で話題を呼びました。
激しいリズムと意味深な歌詞が織りなす独特の世界観は、現代社会への違和感や内なる葛藤を感じている人の心に強く響くはずです。
I’ll Be WaitingLenny Kravitz

2007年にリリースされたこの楽曲は、ロックの枠を超えた多様な音楽性で知られるレニー・クラヴィッツさんの真骨頂とも言える1曲です。
失われた愛を待ち続ける心情を、情感あふれるメロディと温かみのあるボーカルで表現しており、聴く人の心に深く響きます。
本作は、アルバム『It Is Time for a Love Revolution』のリードシングルとして発表され、映画『メイド・オブ・オナー』やドラマ『グレイズ・アナトミー』でも使用されるなど、幅広い層から支持を集めました。
失恋の痛手を癒したい時や、大切な人への想いを再確認したい時など、様々な場面で心の支えとなってくれる1曲です。
今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲(61〜70)
The Shock Of The LightningOasis

イギリスが誇るロック・バンド、Oasisが2008年に放った楽曲は、エネルギッシュなサウンドとキャッチーなメロディーが印象的な1曲です。
アルバム『Dig Out Your Soul』からのリード・シングルとして9月にリリースされ、UK チャートで3位を記録。
ノエル・ギャラガーさんの巧みな作詞作曲と、リアム・ギャラガーさんの力強いヴォーカルが見事に融合し、愛や自己発見といったテーマを鮮やかに描き出しています。
本作は、運転中やスポーツの際にもピッタリな、爽快感溢れるナンバー。
Oasisファンはもちろん、2000年代の洋楽ロックに興味がある方にもおすすめの1曲です。
Last ResortPapa Roach

自殺を考える友人をモチーフにした衝撃的な楽曲。
本作はパパ・ローチさんのデビューシングルとして、2000年3月に発表されました。
映画『Ready to Rumble』のサウンドトラックにも起用され、アルバム『Infest』にも収録。
米Billboard Hot 100で最高57位を記録するなど、商業的にも成功を収めています。
絶望や孤独、自己破壊的な衝動を赤裸々に歌い上げる歌詞は、精神的な苦痛に苦しむ人々への理解を深めるきっかけにもなりました。
ヌーメタルが好きな方はぜひチェックしてみてください。
Brick By Boring BrickParamore

2000年代のエモやポップ・パンクといったジャンルの盛り上がりは、世界的な人気を得たロック・バンドを多く輩出しましたよね。
アメリカはテネシー州出身、パワフルな女性ボーカリストのヘイリー・ウィリアムスさんを擁するパラモアは、フォール・アウト・ボーイやパニック・アット・ザ・ディスコと並んでその代表格といっても過言ではないでしょう。
そんな彼女たちが2009年にリリースして米英で大ヒットを記録したサード・アルバム『Brand New Eyes』に収録されている『Brick By Boring Brick』は、2010年代以降はロックやエモの枠内をこえたサウンドを展開する彼女たちにとって、初期の音楽性と洗練されたロック・バンドとしての姿が最高の形で表現された大名曲です!
ソリッドなギター、タイトなビート、ヘイリーさんの最高にチャーミングでエモーショナルな歌唱は本当に素晴らしく、とくに感動的な広がりを見せるサビの素晴らしさと絶妙なCメロのドラマチックさは特筆ものですね。
ちなみに人気ドラマ、ヴァンパイア・ダイアリーズの第1シーズン18話でも起用されていますよ。