今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲
2020年代を過ぎた現代の音楽シーンにおいて、もはや2000年代のヒット曲や名曲はクラシック・ナンバーとして記憶されていますよね。
たとえば1990年代のグランジやオルタナティブロックのように、時代を動かすような巨大なムーブメントこそ起きませんでしたが、インターネットの急速な普及に伴い、音楽との向き合い方そのものが変容した時代ならではの素晴らしい音楽やアーティストが多く生まれました。
そこで今回は、2000年代を代表する洋楽ロックのヒット曲や名曲をご紹介。
ロックというキーワードを軸としつつ、バラエティ豊かなラインアップでお届けします!
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今こそ聴きたい!2000年代洋楽ロックの名曲・ヒット曲(21〜30)
DualitySlipknot

アイオワ州出身の9人組ヘヴィメタルバンド、スリップノットの代表曲といえば、こちらの楽曲。
2004年にリリースされたアルバム『Vol. 3: (The Subliminal Verses)』に収録された本作は、世界中でヒットを記録しました。
英国のロック&メタルチャートでも1位を獲得。
ミュージックビデオは、バンドの故郷で撮影され、ファンたちが実際の家を破壊する様子が描かれています。
人間精神の光と闇を表現した歌詞は、内面の葛藤や苦悩を赤裸々に描き出しています。
ヘヴィな音楽が好きな方はもちろん、人間の複雑な感情に共感したい方にもオススメの1曲です。
Float OnModest Mouse

基本的には反商業主義であって、良くも悪くも内輪で完結しがちなインディ・ロックの価値観が変化したことも、00年代の音楽シーンの特徴と言えますが、モデスト・マウスのようなバンドが商業的な成功を収めたことは、まさに象徴的な出来事の1つですよね。
1990年代から活動し、熱心なUSインディーズのファンの間では知られた存在であったモデスト・マウスの名前を全国区へと知らしめるきっかけとなった、2004年にリリースされた通算4枚目のアルバム『Good News for People Who Love Bad News』のリード・トラック『Float On』は、そんなモデスト・マウスの独特の魅力が詰まった代表曲にして00年代の名曲です。
いかにもUSインディらしいひねくれた感性を軸とした、ストレートなポップスとは一線を画す楽曲でありながらも、極めてポップかつキャッチー、不思議と胸に響くメロディアスさがたまらない魅力を持ったナンバーですよ。
この曲を気に入った方は、ぜひアルバムも手に取って、モデスト・マウスのディープな魅力にはまってください!
No One KnowsQueens of the Stone Age

ストーナーロックやデザートロックと呼ばれるアンダーグラウンドな音楽ジャンルを出自としながらも、何にも似ていない独自のセンスで本国アメリカのみならず、ヨーロッパにおいても絶大な人気を誇るクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ。
マニアックな音楽性と商業的な成功を両立させ、シンプルなロックンロールの初期衝動、ギター・リフのカッコ良さやクールさを教えてくれる彼らの初期名曲にして、2000年代前半を象徴するようなクラブ・ヒットとなった『No One Knows』を紹介します。
あのフー・ファイターズのデイヴ・グロールさんがドラマーとして全面参加した、2002年のヒット・アルバム『Songs for the Deaf』のリード・トラックであり、一言では言い表せないような不思議な魅力の詰まった楽曲となっています。
楽曲の構造自体はシンプルな作りなのですが、先述したように似たような音を挙げるのが困難なほどの独自性があり、それでいて抜群にキャッチーで奇妙なポップネスが最高すぎますね。
一風変わったロックを聴きたい方にも、大推薦です!
Seven Nation ArmyThe White Stripes

ギターとドラムだけ、というロック・バンドとしては最小編成と呼べるスタイルで00年代のガレージ・ロック・リバイバルをけん引し、荒々しいギターのリフとタイトかつしなやかなドラムスで世界を制覇したザ・ホワイト・ストライプス。
赤と白と黒をビジュアル・モチーフとしたクールでスタイリッシュな雰囲気は、単なるロックンロール懐古主義とは一線を画すものがありましたよね。
デビュー当初から一部の音楽ファンの間では高く評価されてはおりましたが、知る人ぞ知る存在だった彼らの名前を世界的なものとした楽曲といえば、2003年にリリースされた『Seven Nation Army』でしょう。
あまりにも有名なメインのリフは一聴するとベースの音のように聴こえますが、これはワーミーペダルを使って1オクターブ下げたギターのプレイなのですね。
極限までシンプルでありながらも、一度聴いたら忘れられないほどの中毒性を誇る完ぺきなロック・ナンバーに見合ったカッコ良すぎるMVも、未見という方は必ずチェックしてみてください!
Second ChanceShinedown

アメリカ出身のロックバンド、シャインダウンは2001年の結成以来、ハードロックからオルタナティブメタルまで幅広い音楽性で人気を集めています。
デビューアルバム『Leave a Whisper』で注目を浴び、その後もヒット曲を連発。
特筆すべきは、リリースした全シングルがBillboardのMainstream Rockチャートのトップ5入りを果たした実績です。
2021年6月には同チャートの歴代最高アーティストに選ばれました。
バンドの魅力は、深い歌詞と多彩な音楽性、そして観客を巻き込むライブパフォーマンス。
ロック好きはもちろん、感動的な歌詞に共感したい方にもおすすめです。
One Step CloserLinkin Park

激しくも切実な想いを伝えるリンキン・パークの代表曲。
2000年のデビューアルバム『Hybrid Theory』に収録された本作は、フラストレーションや精神的な葛藤を赤裸々に表現しています。
プレッシャーに押しつぶされそうな心情が描かれており、聴き手の心に深く刻まれる力強いメッセージが込められています。
ミュージックビデオは地下鉄のトンネルで撮影され、バンドの熱いパフォーマンスが印象的。
ストレスを感じている人や、自分の感情と向き合いたい方にオススメの1曲です。
Consolation PrizesPhoenix

ガレージロックのルーツを感じさせるギターサウンドと、洗練されたポップセンスが融合したフランスのフェニックスによる意欲作。
2006年にアルバム『It’s Never Been Like That』から公開された本作は、60年代のガレージロックや80年代のポストパンクの要素を内包しながら、独自のスタイルを確立しています。
パリ市内で3夜にわたって撮影されたミュージックビデオも、バンドの演奏シーンと街の景観が見事に調和した作品になっています。
メロディアスな展開とダイナミックなアレンジメントが絶妙で、ドライブシーンやパーティーなど、アクティブなシチュエーションで聴きたくなる一曲。
音楽シーンに新風を吹き込んだ彼らの代表曲として、今もなお輝きを放っています。






