60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲
ロック・ミュージックの基礎が形成された時代、1960年代。
現在のロック・ミュージックは、さまざまな音楽を組み合わせた、派生ジャンルが多く存在しています。
もちろん、どのジャンルもロックを根底としているのですが、それらの多くがもとをたどると1960年代に行き着きます。
今回はそんな1960年代のロック・シーンに多大な影響を与えた名曲をセレクトしました。
有名なアーティストやバンドが多く登場するので、ロックに詳しくない方もぜひチェックしてみてください!
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60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲(1〜10)
Love StreetThe Doors

ボーカリストのジム・モリソンさん率いるドアーズが1968年にリリースしたシングル、『Love Street』。
同年リリースのアルバム『Waiting for the Sun』からシングルカットされました。
シングルとアルバムともにアメリカのビルボードチャートでは第1位を獲得しています。
ドアーズと言えばVOX・コンチネンタル・オルガンを使った独特のサウンドが印象的ですが、『Love Street』はアコースティックギターやピアノを使ったポップでメロディアスなサウンドに仕上げられています。
Lookin’ Out My Back DoorCreedence Clearwater Revival

アメリカンロックの真髄を体現するクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル。
1970年7月にリリースされた本作は、アルバム『Cosmo’s Factory』に収録されています。
幻想的な世界観が広がる歌詞は、ジョン・フォガティさんが3歳の息子のために書いたものだそうです。
象やタンバリン、空飛ぶスプーンといったイメージは、Dr. Seussの物語からインスピレーションを得たとか。
当時の社会不安とは対照的な、楽観的なメッセージが込められているのも魅力ですね。
ポップなメロディと奇想天外な歌詞で、今でも多くの人々に親しまれています。
気分転換したい時やちょっと元気をもらいたい時にオススメの1曲です。
Walk on the Wild SideLou Reed

1970年代のカウンターカルチャーを象徴する楽曲といえば、この1曲。
ルー・リードさんが1972年12月にリリースした『Transformer』に収録されています。
ニューヨークの裏社会で生きる人々を描いた歌詞は、当時としては大胆な内容でした。
デヴィッド・ボウイさんとミック・ロンソンさんがプロデュースを手がけており、印象的なツインベースラインが魅力です。
本作は世界的なヒットとなり、Billboard Hot 100で16位を記録。
画家、アンディ・ウォーホルさんの「The Factory」に集まった実在の人物をモデルにした歌詞は、社会の縁辺に生きる人々の生き様を描き出しています。
多様性を尊重する姿勢が感じられる1曲です。
60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲(11〜20)
Gimme ShelterThe Rolling Stones

伝説のロックバンドであるローリング・ストーンズが、ベトナム戦争とアメリカ社会の混乱に影響を受けて制作した名曲、『Gimme Shelter』です。
1969年にリリースされたアルバム『Let It Bleed』のオープニングを飾るナンバーで、キース・リチャーズさんの寂し気なギターイントロが印象的です。
アメリカのソウル歌手であるメリー・クレイトンさんがゲストで参加し、ミック・ジャガーさんとともにリードボーカルを務めています。
1993年にはチャリティ・アルバムとして『Gimme Shelter』のカバーを集めたアルバムもリリースされていますので、ぜひ聴き比べてみてはいかがでしょうか?
RevolutionThe Beatles

1960年代末、政治的・社会的混乱の中で生まれた楽曲です。
ジョン・レノンさんが瞑想中に得たアイデアをもとに、非暴力的な社会変革を訴える内容に仕上げられています。
『Hey Jude』のB面として1968年にリリースされ、米ビルボードで12位、豪州とNZでは1位を記録しました。
3つのバージョンが存在し、『ホワイト・アルバム』収録のスローなアレンジ、ハードロックなシングル版、そして実験的な音響コラージュと、多様な表現が楽しめます。
社会への問題意識を持ちつつ、平和的な解決を望む方にオススメの1曲です。
Black BettyRam Jam

1970年代に生まれたロックバンド、ラム・ジャム。
彼らの代表曲が、こちらのアフリカ系アメリカ人の作業歌をアレンジした楽曲です。
ハードロックとブルースロックを融合させた独特なサウンドが魅力的で、キャッチーなリフが印象に残ります。
1977年6月にリリースされ、アメリカのシングルチャートで18位を記録。
イギリスやオーストラリアではトップ10入りを果たしました。
映画『デュークス・オブ・ハザード』のサウンドトラックにも採用されるなど、長年愛され続けている一曲です。
エネルギッシュな曲調なので、気分を高めたい時にぴったりですよ。
Space OddityDavid Bowie

宇宙飛行士メジャー・トムの物語を描いた、デビッド・ボウイさんの楽曲。
孤独や存在の空虚さを宇宙の広大さに例え、当時の宇宙競争と科学的進歩への犠牲を象徴する作品として解釈されています。
1969年7月、アポロ11号の月面着陸直前にリリースされ、BBCは月面着陸の報道中にこの曲を流しました。
宇宙や科学技術への関心が高まる中で、カナダの宇宙飛行士クリス・ハドフィールドさんが国際宇宙ステーションからカバーバージョンを録音し、大きな話題を呼びました。
宇宙や孤独をテーマにした音楽に興味がある方にオススメの一曲です。