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60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲

ロック・ミュージックの基礎が形成された時代、1960年代。

現在のロック・ミュージックは、さまざまな音楽を組み合わせた、派生ジャンルが多く存在しています。

もちろん、どのジャンルもロックを根底としているのですが、それらの多くがもとをたどると1960年代に行き着きます。

今回はそんな1960年代のロック・シーンに多大な影響を与えた名曲をセレクトしました。

有名なアーティストやバンドが多く登場するので、ロックに詳しくない方もぜひチェックしてみてください!

もくじ

60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲(1〜20)

HushDeep Purple

Deep Purple – Hush (Official Music Video)
HushDeep Purple

『Hush』は日本でも人気のハードロック・バンドであるディープ・パープルの、1968年にリリースされたデビューアルバムのタイトル曲です。

シングルカットされると全米チャートでは第4位にランクインしました。

ビリー・ジョー・ロイヤルさんのカバーで、アルバムには『Hush』を含め数曲のカバー曲が収録されています。

『Hush』はまだハードロック路線に進む前のディープ・パープルを聴ける楽曲なので、『Burn』や『Highway Star』などと聴き比べても面白いと思います。

Good VibrationsThe Beach Boys

The Beach Boys – Good Vibrations (Official Music Video)
Good VibrationsThe Beach Boys

サーフ・ロックの代表的なバンドであるザ・ビーチ・ボーイズが、1966年にリリースしたシングル、『Good Vibrations』。

全米・全英チャートで第1位を獲得し、バンド最大のヒット曲となりました。

2010年には「ローリング・ストーン誌の選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」で第6位に選ばれ、第9回グラミー賞では最優秀ボーカル・グループ賞にノミネートされています。

バンドの魅力である爽やかなアメリカの西海岸サウンドに、ドゥーワップを感じさせる独特のコーラスが印象的ですよね。

Love StreetThe Doors

ボーカリストのジム・モリソンさん率いるドアーズが1968年にリリースしたシングル、『Love Street』。

同年リリースのアルバム『Waiting for the Sun』からシングルカットされました。

シングルとアルバムともにアメリカのビルボードチャートでは第1位を獲得しています。

ドアーズと言えばVOX・コンチネンタル・オルガンを使った独特のサウンドが印象的ですが、『Love Street』はアコースティックギターやピアノを使ったポップでメロディアスなサウンドに仕上げられています。

Lookin’ Out My Back DoorCreedence Clearwater Revival

Creedence Clearwater Revival – Lookin’ Out My Back Door
Lookin' Out My Back DoorCreedence Clearwater Revival

アメリカンロックの真髄を体現するクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル。

1970年7月にリリースされた本作は、アルバム『Cosmo’s Factory』に収録されています。

幻想的な世界観が広がる歌詞は、ジョン・フォガティさんが3歳の息子のために書いたものだそうです。

象やタンバリン、空飛ぶスプーンといったイメージは、Dr. Seussの物語からインスピレーションを得たとか。

当時の社会不安とは対照的な、楽観的なメッセージが込められているのも魅力ですね。

ポップなメロディと奇想天外な歌詞で、今でも多くの人々に親しまれています。

気分転換したい時やちょっと元気をもらいたい時にオススメの1曲です。

Walk on the Wild SideLou Reed

Lou Reed – Walk on the Wild Side (Official Audio)
Walk on the Wild SideLou Reed

1970年代のカウンターカルチャーを象徴する楽曲といえば、この1曲。

ルー・リードさんが1972年12月にリリースした『Transformer』に収録されています。

ニューヨークの裏社会で生きる人々を描いた歌詞は、当時としては大胆な内容でした。

デヴィッド・ボウイさんとミック・ロンソンさんがプロデュースを手がけており、印象的なツインベースラインが魅力です。

本作は世界的なヒットとなり、Billboard Hot 100で16位を記録。

画家、アンディ・ウォーホルさんの「The Factory」に集まった実在の人物をモデルにした歌詞は、社会の縁辺に生きる人々の生き様を描き出しています。

多様性を尊重する姿勢が感じられる1曲です。