60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲
ロック・ミュージックの基礎が形成された時代、1960年代。
現在のロック・ミュージックは、さまざまな音楽を組み合わせた、派生ジャンルが多く存在しています。
もちろん、どのジャンルもロックを根底としているのですが、それらの多くがもとをたどると1960年代に行き着きます。
今回はそんな1960年代のロック・シーンに多大な影響を与えた名曲をセレクトしました。
有名なアーティストやバンドが多く登場するので、ロックに詳しくない方もぜひチェックしてみてください!
60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲(21〜30)
Born to Be WildSteppenwolf

現在でもロック・マニアから圧倒的な支持を集めるバンド、ステッペンウルフ。
全世界で2500万枚以上のレコードを売り上げており、当時としては珍しかった激しいサウンドは、その後のバンドにも大きな影響を与えました。
そんな彼らの名曲が、こちらの『Born to Be Wild』。
日本でも多くのメディアで使用されている名曲ですので、若い方でも聞き覚えがあると思います。
渋さとヤンチャな雰囲気が混じった、粋な構成に注目!
Surfin’ USAThe Beach Boys

夏場になるとどこからともなく流れてくるメロディ、ザ・ビーチ・ボーイズの名曲です。
タイトルは知らなくても曲は知っている、という若い人もいるかもしれません。
同名のアルバム「サーフィン・U.S.A.」の冒頭を飾るこの曲は大ヒットし、バンドの代表曲となりました。
60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲(31〜40)
You Really Got MeThe Kinks

1960年代のロックは、ロックと言っても今のような激しさを持った曲は多くありませんでした。
そんな1960年代のロックに大きな影響を与えたバンドが、こちらのキンクス。
当時としては珍しかった、ひずみの効いた渋いロックサウンドは、現在のロックにも通ずる部分がありますね。
そんなキンクスの名曲が、こちらの『You Really Got Me』。
ひずみの効いたギターとほどよい激しさが印象的な名曲です。
ぜひチェックしてみてください。
Gimme Some Lovin’The Spencer Davis Group

1960年代のイギリス音楽シーンを代表するスペンサー・デイヴィス・グループによる青春の躍動感を存分に詰め込んだR&Bナンバーです。
才能溢れるスティーヴ・ウィンウッドさんの圧倒的な歌唱力と、高揚感あふれるオルガンの演奏が融合し、心を揺さぶる壮大なサウンドを生み出しています。
1966年10月にリリースされたこの楽曲は、イギリスで2位、アメリカで7位を記録する大ヒットとなりました。
映画『ブルース・ブラザース』での使用により再び注目を集め、ローリング・ストーン誌の「史上最高の500曲」にも選出。
ドライブや気分転換、心を奮い立たせたい時にぴったりの、パワフルかつポジティブな名曲として長く愛され続けています。
Bus StopThe Hollies

雨に濡れたバス停で始まる出会いと恋を描いた心温まるラブストーリー。
イギリスのザ・ホリーズから1966年6月に公開された作品で、美しい3声のハーモニーとキャッチーなメロディが織りなす珠玉のポップチューンです。
グレアム・グールドマンさんの卓越した作詞作曲センスと、バンドの個性が見事に調和した本作は、全英・全米チャートで5位を記録。
2023年8月からテレビ朝日系列で放送されたドラマ『何曜日に生まれたの』の主題歌としても使用され、新たな世代の心も掴みました。
日常の何気ない瞬間に訪れる恋の予感や胸の高鳴りを優しく包み込む、まさに60年代ブリティッシュポップの真髄といえる一曲です。
21st Century Schizoid ManKing Crimson

プログレッシブロックというジャンルの中でも、特に日本で人気の高い、プログレの代表的なバンド、King Crimsonの代表曲です。
何と言っても、ホーンセクションなども入った壮大で、スケールの大きい楽曲は、今でも圧巻です。
Train Kept On RollinYardbirds

イングランド出身のロックバンド、ヤードバーズ。
レッド・ツェッペリンの母体となったバンドで、1992年からは再結成を果たしています。
音楽性は非常に幅広く、ブルース・ロック、フォーク・ロック、サイケデリック・ロック、プログレッシヴ・ロックを得意としています。
そんな彼らの名曲が、こちらの『Train Kept On Rollin』。
ブルースの特色が非常に強い作品で、陽気なロックサウンドのなかに渋いブルースのエッセンスが感じられます。