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60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲

ロック・ミュージックの基礎が形成された時代、1960年代。

現在のロック・ミュージックは、さまざまな音楽を組み合わせた、派生ジャンルが多く存在しています。

もちろん、どのジャンルもロックを根底としているのですが、それらの多くがもとをたどると1960年代に行き着きます。

今回はそんな1960年代のロック・シーンに多大な影響を与えた名曲をセレクトしました。

有名なアーティストやバンドが多く登場するので、ロックに詳しくない方もぜひチェックしてみてください!

もくじ

60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲(21〜40)

RevolutionThe Beatles

1960年代末、政治的・社会的混乱の中で生まれた楽曲です。

ジョン・レノンさんが瞑想中に得たアイデアをもとに、非暴力的な社会変革を訴える内容に仕上げられています。

『Hey Jude』のB面として1968年にリリースされ、米ビルボードで12位、豪州とNZでは1位を記録しました。

3つのバージョンが存在し、『ホワイト・アルバム』収録のスローなアレンジ、ハードロックなシングル版、そして実験的な音響コラージュと、多様な表現が楽しめます。

社会への問題意識を持ちつつ、平和的な解決を望む方にオススメの1曲です。

Don’t Let Me Be MisunderstoodThe Animals

The Animals “Don’t Let Me Be Misunderstood” on The Ed Sullivan Show
Don't Let Me Be MisunderstoodThe Animals

1960年代のブリティッシュ・ロック黄金期を代表するバンド、アニマルズが放つ珠玉のブルースロック作品。

イギリス・ニューカッスル出身の彼らが、ニーナ・シモンさんのジャズ曲を大胆にロックへと昇華させました。

エリック・バードンさんの力強いボーカルと情熱的な演奏が織りなす本作は、1965年のリリース後、イギリスで3位、アメリカで15位を記録する国際的なヒットとなりました。

2003年には映画『キル・ビル Vol.1』のクライマックスシーンでサンタ・エスメラルダ版が使用され、再び脚光を浴びています。

ブルース・スプリングスティーンさんの『Badlands』にも影響を与えたとされる、ブルースロックの金字塔。

力強いメッセージと普遍的なテーマを持つ本作は、心に響く名曲を求める音楽ファンにぴったりの一曲です。

Gimme Some Lovin’The Spencer Davis Group

1960年代のイギリス音楽シーンを代表するスペンサー・デイヴィス・グループによる青春の躍動感を存分に詰め込んだR&Bナンバーです。

才能溢れるスティーヴ・ウィンウッドさんの圧倒的な歌唱力と、高揚感あふれるオルガンの演奏が融合し、心を揺さぶる壮大なサウンドを生み出しています。

1966年10月にリリースされたこの楽曲は、イギリスで2位、アメリカで7位を記録する大ヒットとなりました。

映画『ブルース・ブラザース』での使用により再び注目を集め、ローリング・ストーン誌の「史上最高の500曲」にも選出。

ドライブや気分転換、心を奮い立たせたい時にぴったりの、パワフルかつポジティブな名曲として長く愛され続けています。

Let’s Live For TodayThe Grass Roots

The Grass Roots – Let’s Live For Today – [STEREO]
Let's Live For TodayThe Grass Roots

アメリカのロックバンド、ザ・グラス・ルーツのサイケデリックな魅力が凝縮された名曲です。

1967年5月に発売されたこの楽曲は、フォークロックとブルー・アイド・ソウルを巧みに融合させた先進的なサウンドメイクで、米ビルボード・ホット100で8位を記録する大ヒットとなりました。

ロブ・グリルさんの情熱的なリードボーカルと爽快なコーラスワークが心を揺さぶり、当時のベトナム戦争下の若者たちの心情を代弁する作品として、多くの共感を集めました。

青春時代の切なさや希望を歌ったメッセージは、時代を超えて普遍的な魅力を放ち続けています。

アルバム『Let’s Live For Today』の表題曲として収録され、200万枚以上のセールスを記録したこの不朽の名作は、プレイリストに欠かせない一曲といえます。

(Don’t Fear) The ReaperBlue Oyster Cult

Blue Oyster Cult – (Don’t Fear) The Reaper (Audio)
(Don't Fear) The ReaperBlue Oyster Cult

1976年にリリースされた本作は、死と永遠の愛をテーマにした、ブルー・オイスター・カルトの名曲です。

ゴシックなストーリーテリングと特徴的なギターラインが魅力的で、死を恐れることなく受け入れるべきというメッセージが込められています。

アルバム『Agents of Fortune』に収録され、ビルボードホット100で12位を記録。

さらに、ローリングストーン誌の「史上最高の500曲」にも選ばれるなど、高い評価を受けています。

本作は、スティーヴン・キングさんの小説『ザ・スタンド』のインスピレーション源にもなりました。

人生について深く考えたい時や、心に響く音楽を求めている方にぴったりですね。