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60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲

ロック・ミュージックの基礎が形成された時代、1960年代。

現在のロック・ミュージックは、さまざまな音楽を組み合わせた、派生ジャンルが多く存在しています。

もちろん、どのジャンルもロックを根底としているのですが、それらの多くがもとをたどると1960年代に行き着きます。

今回はそんな1960年代のロック・シーンに多大な影響を与えた名曲をセレクトしました。

有名なアーティストやバンドが多く登場するので、ロックに詳しくない方もぜひチェックしてみてください!

60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲(41〜50)

Strawberry Fields ForeverThe Beatles

1960年代を代表するイギリスのロックバンド、ビートルズが贈る夢のような音響世界。

リヴァプールにある救世軍の孤児院での思い出をもとに、ジョン・レノンさんが紡ぎ出した珠玉のメロディは、幻想的なサウンドと融合し、まるで万華鏡のように色彩豊かに広がります。

1967年2月、ポール・マッカートニーさんが奏でるメロトロンの幽玄な響きと共に、「ペニー・レイン」との両A面シングルとしてリリースされました。

本作は、異なるテンポとキーの2つのテイクを見事に組み合わせた革新的な録音技術でも話題を呼び、後のサイケデリック・ロックに多大な影響を与えました。

静かな夜、心を解き放ちたい時におすすめの一曲です。

懐かしい記憶に浸りながら、夢見心地な音の旅へと誘ってくれることでしょう。

Wouldn’t It Be NiceThe Beach Boys

若い恋人たちの純粋な願いを歌ったアメリカのザ・ビーチ・ボーイズによる青春ラブソング。

1966年7月に発売され、アルバム『Pet Sounds』のオープニングを飾った本作は、結婚して一緒に暮らすことへの切なる思いを、美しいハーモニーと洗練されたアレンジで表現しています。

待ち遠しさと焦がれる気持ちが胸を打つ歌詞は、若さゆえに叶わない恋の本質を見事に切り取っています。

2004年の映画『50回目のファースト・キス』の主題歌にも起用され、世代を超えて愛される魅力を放っています。

恋人への想いが募る夜や、大切な人との思い出に浸りたい時に聴きたい一曲です。

Don’t Let Me Be MisunderstoodThe Animals

The Animals “Don’t Let Me Be Misunderstood” on The Ed Sullivan Show
Don't Let Me Be MisunderstoodThe Animals

1960年代のブリティッシュ・ロック黄金期を代表するバンド、アニマルズが放つ珠玉のブルースロック作品。

イギリス・ニューカッスル出身の彼らが、ニーナ・シモンさんのジャズ曲を大胆にロックへと昇華させました。

エリック・バードンさんの力強いボーカルと情熱的な演奏が織りなす本作は、1965年のリリース後、イギリスで3位、アメリカで15位を記録する国際的なヒットとなりました。

2003年には映画『キル・ビル Vol.1』のクライマックスシーンでサンタ・エスメラルダ版が使用され、再び脚光を浴びています。

ブルース・スプリングスティーンさんの『Badlands』にも影響を与えたとされる、ブルースロックの金字塔。

力強いメッセージと普遍的なテーマを持つ本作は、心に響く名曲を求める音楽ファンにぴったりの一曲です。

Riders on the StormThe Doors

The Doors – Riders on the Storm (Official Audio)
Riders on the StormThe Doors

60年代を代表するロックバンド、ドアーズの代表曲といえば、多くの人がこの作品を思い浮かべるのではないでしょうか。

1971年4月にリリースされた本作は、アルバム『L.A. Woman』に収録され、ジム・モリソンさんの深い洞察力とバンドの音楽性が見事に融合した曲として高く評価されています。

雨音と雷鳴を模したサウンドエフェクトが印象的で、生命の儚さや人間の内なる葛藤を描いた歌詞は、多くのリスナーの心に響きます。

映画やテレビドラマでも使用されるなど、その影響力は今も衰えていません。

深い哲学的なテーマを持つ本作は、人生の意味を考えたい時にぴったりの一曲です。

Sunday MorningVelvet Underground

The Velvet Underground, Nico – Sunday Morning
Sunday MorningVelvet Underground

アンディ・ウォーホルによるバナナのジャケットがあまりにも有名な、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの1stアルバムの冒頭を飾る楽曲です。

このアルバムは、発売当初はヒットしなかったものの、徐々に評価を高め、ロックの名盤としての地位を確立しました。

ボーカルのルー・リードの、荒削りながら洗練された才能が感じられる一曲です。

Mr. Tambourine ManThe Byrds

The Byrds – Mr. Tambourine Man (Audio)
Mr. Tambourine ManThe Byrds

ロサンゼルス出身の偉大なロックバンド、バーズ。

ポップ・ロック、カントリー・ロック、フォーク・ポップといったジャンルを得意としており、特にフォーク・ロックにおいては後のバンドやアーティストに大きな影響を与えました。

そんなバーズの名曲が、こちらの『Mr. Tambourine Man』。

1965年にリリースされた名曲で、フォークとカントリー・ミュージックの中間のようなメロディーに、クラシカルなロックテイストを加えた、非常に心地良い1曲です。

Happy TogetherThe Turtles

素朴な恋心を爽やかに歌い上げた、1960年代を代表するサンシャインポップの名曲です。

アメリカを拠点に活動したザ・タートルズが1967年2月に発売したこの楽曲は、甘く切ない想いを明るく華やかなサウンドで表現しました。

オーボエのソロで始まり、サビでは印象的な転調を見せる洗練された楽曲構成が光ります。

本作は全米チャートで3週連続1位を獲得し、バンドのシグネチャーソングとなりました。

映画『イマジン・ミー&ユー』や『ミニオンズ』でも使用され、その普遍的な魅力は世代を超えて支持されています。

爽やかな陽気さと切ない恋心が絶妙なバランスで描かれた本作は、春や夏のドライブミュージックとしてもぴったりです。