60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲
ロック・ミュージックの基礎が形成された時代、1960年代。
現在のロック・ミュージックは、さまざまな音楽を組み合わせた、派生ジャンルが多く存在しています。
もちろん、どのジャンルもロックを根底としているのですが、それらの多くがもとをたどると1960年代に行き着きます。
今回はそんな1960年代のロック・シーンに多大な影響を与えた名曲をセレクトしました。
有名なアーティストやバンドが多く登場するので、ロックに詳しくない方もぜひチェックしてみてください!
- 60年代バンドの革新的サウンドと歴史を彩る名曲を探る
- 懐かしのあの頃へ…60年代の洋楽名曲・ヒット曲
- 【50~60年代】ロックンロールの名曲まとめ
- 70年代は洋楽ロック黄金期!おすすめの名曲・ヒット曲
- 【傑作選】洋楽ロックの名曲まとめ
- 【名盤揃い】70年代懐かしの洋楽ヒット曲
- 【60代】人気の洋楽ランキング【世代別】
- 60年代伝説の邦楽ロックの名曲・ヒット曲
- 【ロックンロールの原点!】まずは聴きたいロカビリーの名曲・人気曲
- 1960年代を彩った洋楽の名バラード!輝きを失わない名曲たち
- 60代の女性におすすめの洋楽。世界の名曲、人気曲
- グループ・サウンズの名曲。懐かしのGSヒット曲
- 60年代懐かしの邦楽ポップスの名曲・ヒット曲
60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲(41〜50)
Mr. Tambourine ManThe Byrds

ロサンゼルス出身の偉大なロックバンド、バーズ。
ポップ・ロック、カントリー・ロック、フォーク・ポップといったジャンルを得意としており、特にフォーク・ロックにおいては後のバンドやアーティストに大きな影響を与えました。
そんなバーズの名曲が、こちらの『Mr. Tambourine Man』。
1965年にリリースされた名曲で、フォークとカントリー・ミュージックの中間のようなメロディーに、クラシカルなロックテイストを加えた、非常に心地良い1曲です。
Break On Through (To The Other Side)The Doors

アメリカを代表するサイケデリックロックバンド、ザ・ドアーズのデビュー作は、オルガンとギターが織りなす幻想的なサウンドと、ジム・モリソンさんのカリスマ的な歌声が印象的な一曲です。
洗練されたブルースロックのリズムに、ボサノバの要素を巧みに取り入れた革新的なドラムビートが、60年代のサイケデリックムーブメントを象徴する名演となっています。
本作は1967年1月にデビューアルバム『The Doors』のオープニングを飾り、その後映画『フォレスト・ガンプ』でも使用されるなど、時代を超えて愛され続けています。
音楽を通じて新しい世界への扉を開こうとする彼らの意志が込められた楽曲は、心の解放を求める全ての音楽ファンにお勧めの一曲です。
Louie LouieThe Kingsmen

オレゴン州ポートランド出身のガレージロックバンド、ザ・キングスメンが1963年に残した伝説的な1曲は、わずか数百ドルの予算で、たった1テイクで録音されました。
歯列矯正器具を装着したリードボーカルが不明瞭に歌うその歌声は、FBIが2年間にわたって調査を行うほど社会現象となりました。
アルバム『The Kingsmen in Person』に収録された本作は、チャート2位を記録し、6週間にわたってその座を維持。
その後、ローリング・ストーン誌の「世界を変えた40曲」で5位にランクインし、1999年にはグラミー賞の殿堂入りも果たしています。
シンプルなコード進行とリズム、荒々しくもエネルギッシュな演奏は、パンクロックやガレージロックの原点として、音楽の歴史に大きな足跡を残しました。
若々しい情熱とエネルギーにあふれる本作は、ロックの原点に触れたい音楽ファン必聴の1曲です。
Dirty WaterThe Standells

荒々しいギターリフと反抗精神に満ちた音楽性で知られるアメリカのガレージロックバンド、ザ・スタンデルズが1965年11月に放つ衝撃的な1曲。
プロデューサーのエド・コブさんが実体験したボストンでの強盗事件から着想を得た楽曲は、当時の社会風刺を巧みに織り込んだ傑作です。
シャープなギターサウンドとエネルギッシュなオルガンの融合が生み出す反骨精神あふれるメロディは、若者の心を鷲掴みにしました。
本作は、Billboard Hot 100で11位を記録する大ヒットとなり、現在でもボストン・レッドソックスやボストン・ブルーインズの勝利の際に流れる定番ソングとして愛されています。
反骨精神を持つすべての音楽ファンにお勧めの、ガレージロックの金字塔と言える1曲です。
I Wanna Be Your DogThe Stooges

ボーカルのイギー・ポップがひきいる、1960年後半を代表するガレージロックバンド、The Stoogesの代表曲です。
荒々しく、勢いのあるサウンドがまさにガレージロックという感じですね。
後のパンクロックに多大な影響を与えたと言われるのも納得ですね。
Let’s Live For TodayThe Grass Roots

アメリカのロックバンド、ザ・グラス・ルーツのサイケデリックな魅力が凝縮された名曲です。
1967年5月に発売されたこの楽曲は、フォークロックとブルー・アイド・ソウルを巧みに融合させた先進的なサウンドメイクで、米ビルボード・ホット100で8位を記録する大ヒットとなりました。
ロブ・グリルさんの情熱的なリードボーカルと爽快なコーラスワークが心を揺さぶり、当時のベトナム戦争下の若者たちの心情を代弁する作品として、多くの共感を集めました。
青春時代の切なさや希望を歌ったメッセージは、時代を超えて普遍的な魅力を放ち続けています。
アルバム『Let’s Live For Today』の表題曲として収録され、200万枚以上のセールスを記録したこの不朽の名作は、プレイリストに欠かせない一曲といえます。
Wouldn’t It Be NiceThe Beach Boys

若い恋人たちの純粋な願いを歌ったアメリカのザ・ビーチ・ボーイズによる青春ラブソング。
1966年7月に発売され、アルバム『Pet Sounds』のオープニングを飾った本作は、結婚して一緒に暮らすことへの切なる思いを、美しいハーモニーと洗練されたアレンジで表現しています。
待ち遠しさと焦がれる気持ちが胸を打つ歌詞は、若さゆえに叶わない恋の本質を見事に切り取っています。
2004年の映画『50回目のファースト・キス』の主題歌にも起用され、世代を超えて愛される魅力を放っています。
恋人への想いが募る夜や、大切な人との思い出に浸りたい時に聴きたい一曲です。





