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60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲

ロック・ミュージックの基礎が形成された時代、1960年代。

現在のロック・ミュージックは、さまざまな音楽を組み合わせた、派生ジャンルが多く存在しています。

もちろん、どのジャンルもロックを根底としているのですが、それらの多くがもとをたどると1960年代に行き着きます。

今回はそんな1960年代のロック・シーンに多大な影響を与えた名曲をセレクトしました。

有名なアーティストやバンドが多く登場するので、ロックに詳しくない方もぜひチェックしてみてください!

60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲(51〜60)

Wild ThingThe Troggs

日本でもなじみ深い名曲、『Wild Thing』。

この曲は日本のメディアでメジャーリーグを特集した際に、必ず流れる非常に有名な曲です。

しかし、「確かにメロディーは一緒だけど、なんか違うんじゃないの?」と思った方も多いと思います。

そう、メジャーリーグを特集したときに流れるあの曲は、Xというバンドがカバーしたものなんですよね。

こちらの作品もトロッグスによるカバーなのですが、原曲よりも有名になった最初のカバーとして知られているので、今回ピックアップしてみました。

Sunshine of your loveCream

夜明けを待つように、愛する人との再会を心待ちにする想いを歌い上げた名曲が、イギリスのロックバンド、クリームから生まれました。

1967年11月に発売されたアルバム『Disraeli Gears』に収録された本作は、ジミ・ヘンドリックスのライブに触発されて生まれたベースラインから制作がスタート。

エリック・クラプトンさんの滑らかなギターソロと、インディアンビートを取り入れたジンジャー・ベイカーさんのドラムが絡み合い、独特の温かみのある世界観を作り上げています。

1968年1月にシングルカットされた本作は、アメリカのビルボードチャートで最高5位を記録。

映画やテレビでも数多く使用され、恋する気持ちに寄り添う珠玉のラブソングとして愛され続けています。

Bad Moon RisingCreedence Clearwater Revival

アメリカ南部の、サザンロックというジャンルのパイオニアとして知られているCreedence Clearwater Revivalの60年代の代表曲です。

アメリカ南部の、泥臭いブルースや、ブギーといったジャンルを押し出したロックという感じの、まさにサザンロックと言える曲ですね。

Suspicious MindsElvis Presley

Elvis Presley – Suspicious Minds (Official Music Video)
Suspicious MindsElvis Presley

耳に残る印象的なメロディと、魂を揺さぶるドラマチックなストーリー性が融合した名曲が、アメリカのロックンロールの帝王エルヴィス・プレスリーさんの代表作として輝きを放っています。

1969年8月にリリースされた本作は、7年ぶりとなる全米1位を獲得。

メンフィスのアメリカン・サウンド・スタジオで録音され、カントリーとロックを巧みに融合させたサウンドは、今なお色褪せることなく多くの人々の心を魅了し続けています。

愛と疑念が交錯する普遍的なテーマを、プレスリーさんならではの力強い歌唱で表現した壮大なナンバーは、失恋の痛手や人生の岐路に立つ時に寄り添ってくれる心の支えとなってくれるでしょう。

60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲(61〜70)

Time MachineGrand Funk Railroad

レッド・ツェッペリンの前座として演奏したにもかかわらず観客を大熱狂させたという逸話を残すバンド、グランド・ファンク・レイルロード。

この曲は、彼らが1969年にリリースした1stアルバムに収録された人気曲です。

シングルとしてもリリースされ、バンドの人気を決定付けるヒット曲となりました。

A Day In The LifeThe Beatles

『A Day in the Life』は世界的なロックバンドであるビートルズの名盤『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』のラストに収録されました。

ジョン・レノンさんは友人であるタラ・ブラウンさんの死を知って、この楽曲を書き始めたんだそうです。

冒頭の幻想的で寂し気なサウンドと中間部のポップなサウンドに別れていて、それぞれのパートを担当したジョンさんとポール・マッカートニーさんの魅力が生かされたアレンジが魅力的な作品です。

Nights In White SatinThe Moody Blues

シンフォニックロックの基礎を作りあげたロックバンド・ムーディーブルース。

彼らが1967年にリリースした『Nights In White Satin』は、ロックの進化を感じさせる唯一無二のサウンドが魅力です。

メロトロンやオーケストラサウンドなどを使用した美しいメロディーに仕上がっています。

プログレッシブロックとも言われた彼らのチャレンジ精神が光る楽曲です。

ヴァーブやオアシスなど、クラシカルなアレンジが光るUKロックを好む方は聴いてみてください。