60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲
ロック・ミュージックの基礎が形成された時代、1960年代。
現在のロック・ミュージックは、さまざまな音楽を組み合わせた、派生ジャンルが多く存在しています。
もちろん、どのジャンルもロックを根底としているのですが、それらの多くがもとをたどると1960年代に行き着きます。
今回はそんな1960年代のロック・シーンに多大な影響を与えた名曲をセレクトしました。
有名なアーティストやバンドが多く登場するので、ロックに詳しくない方もぜひチェックしてみてください!
60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲(31〜40)
Sunshine of your loveCream

夜明けを待つように、愛する人との再会を心待ちにする想いを歌い上げた名曲が、イギリスのロックバンド、クリームから生まれました。
1967年11月に発売されたアルバム『Disraeli Gears』に収録された本作は、ジミ・ヘンドリックスのライブに触発されて生まれたベースラインから制作がスタート。
エリック・クラプトンさんの滑らかなギターソロと、インディアンビートを取り入れたジンジャー・ベイカーさんのドラムが絡み合い、独特の温かみのある世界観を作り上げています。
1968年1月にシングルカットされた本作は、アメリカのビルボードチャートで最高5位を記録。
映画やテレビでも数多く使用され、恋する気持ちに寄り添う珠玉のラブソングとして愛され続けています。
Won’t Get Fooled AgainThe Who

革命的なアート・ロックの金字塔として、世界中のロックファンを魅了した1曲です。
イギリスのロックバンド、ザ・フーによる本作は、壮大なシンセサイザーのリフレインと力強いギターサウンドが印象的な8分を超える大作。
1971年6月にシングルとして世に送り出され、同年8月にはアルバム『Who’s Next』の締めくくりを飾りました。
英国チャートで9位、米ビルボードで15位を記録する快挙を達成。
1971年2月のロンドン・ヤング・ヴィック・シアターでの初披露以来、ライブの定番曲として愛され続けています。
緊張感と解放感が交錯する壮大なサウンドスケープは、人生の岐路に立ったとき、または新たな一歩を踏み出そうとするときに聴くのがおすすめです。
Happy TogetherThe Turtles

素朴な恋心を爽やかに歌い上げた、1960年代を代表するサンシャインポップの名曲です。
アメリカを拠点に活動したザ・タートルズが1967年2月に発売したこの楽曲は、甘く切ない想いを明るく華やかなサウンドで表現しました。
オーボエのソロで始まり、サビでは印象的な転調を見せる洗練された楽曲構成が光ります。
本作は全米チャートで3週連続1位を獲得し、バンドのシグネチャーソングとなりました。
映画『イマジン・ミー&ユー』や『ミニオンズ』でも使用され、その普遍的な魅力は世代を超えて支持されています。
爽やかな陽気さと切ない恋心が絶妙なバランスで描かれた本作は、春や夏のドライブミュージックとしてもぴったりです。
A Whiter Shade of PaleProcol Harum

1960年代から1970年代にかけて活躍したイギリス出身のロックバンド、プロコル・ハルム。
当時のロックバンドとして非常に個性的で、彼らの音楽性にはクラシックやブルースといったブラック・ミュージックと古典音楽の要素が加えられていました。
こちらの『A Whiter Shade of Pale』は、そんな彼らの名前を世界的なものにしたデビュー・シングルで、1967年にリリースされました。
キーボードの印象が強い演奏とソウルフルなボーカルが魅力的な名曲です。
The House of the Rising SunThe Animals

サイケデリック・ロック・シーンに大きな影響を与えたロックバンド、アニマルズ。
ブリティッシュ・インヴェイジョンと呼ばれる、イギリス文化がアメリカでブームになったムーブメントを代表するバンドとして知られており、渡米後にさらなる人気を集めました。
そんな彼らの名曲が、こちらの『The House of the Rising Sun』。
元はアメリカの伝統的なフォーク・ソングなのですが、彼らのアレンジによって渋い雰囲気に仕上げられています。
60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲(41〜50)
Daydream BelieverThe Monkees

忌野清志郎がひきいる、ザ・タイマーズが日本語でカバーしたことで聴いたことのある方も多いのではないでしょうか?
アイドルのような存在のポップロックバンドとして売りだされていたThe Monkeesですが、このヒット曲によって歴史に残るバンドとなったのではないでしょう。
You Keep Me Hanging OnVanilla Fudge

ハードロックやヘヴィメタルの源流の一つと言われている、60年代のロックバンドがヴァニラ・ファッジです。
後にジェフ・ベックとともにベック・ボガート&アピスを結成する、ベースのティム・ボガートとドラムのカーマイン・アピスの演奏は強烈の一言。
演奏のパワフルさが伝わってきますね。