RAG MusicRock
素敵なロック
search

60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲

ロック・ミュージックの基礎が形成された時代、1960年代。

現在のロック・ミュージックは、さまざまな音楽を組み合わせた、派生ジャンルが多く存在しています。

もちろん、どのジャンルもロックを根底としているのですが、それらの多くがもとをたどると1960年代に行き着きます。

今回はそんな1960年代のロック・シーンに多大な影響を与えた名曲をセレクトしました。

有名なアーティストやバンドが多く登場するので、ロックに詳しくない方もぜひチェックしてみてください!

もくじ

60年代の偉大な洋楽ロックの名曲・ヒット曲(1〜20)

Gimme ShelterThe Rolling Stones

The Rolling Stones – Gimme Shelter (Official Lyric Video)
Gimme ShelterThe Rolling Stones

伝説のロックバンドであるローリング・ストーンズが、ベトナム戦争とアメリカ社会の混乱に影響を受けて制作した名曲、『Gimme Shelter』です。

1969年にリリースされたアルバム『Let It Bleed』のオープニングを飾るナンバーで、キース・リチャーズさんの寂し気なギターイントロが印象的です。

アメリカのソウル歌手であるメリー・クレイトンさんがゲストで参加し、ミック・ジャガーさんとともにリードボーカルを務めています。

1993年にはチャリティ・アルバムとして『Gimme Shelter』のカバーを集めたアルバムもリリースされていますので、ぜひ聴き比べてみてはいかがでしょうか?

Dirty WaterThe Standells

The Standells – Dirty Water (Stereo)
Dirty WaterThe Standells

荒々しいギターリフと反抗精神に満ちた音楽性で知られるアメリカのガレージロックバンド、ザ・スタンデルズが1965年11月に放つ衝撃的な1曲。

プロデューサーのエド・コブさんが実体験したボストンでの強盗事件から着想を得た楽曲は、当時の社会風刺を巧みに織り込んだ傑作です。

シャープなギターサウンドとエネルギッシュなオルガンの融合が生み出す反骨精神あふれるメロディは、若者の心を鷲掴みにしました。

本作は、Billboard Hot 100で11位を記録する大ヒットとなり、現在でもボストン・レッドソックスやボストン・ブルーインズの勝利の際に流れる定番ソングとして愛されています。

反骨精神を持つすべての音楽ファンにお勧めの、ガレージロックの金字塔と言える1曲です。

House of the Rising SunThe Animals

The Animals – House of the Rising Sun (1964) ♫ 60+ YEARS 🎶⭐ ❤
House of the Rising SunThe Animals

イギリス出身の伝説的なバンド、アニマルズ。

1964年にリリースしたこの曲は、彼らの代表的な作品として有名です。

エリック・バードンさんの深みのあるボーカルとアラン・プライスさんのオルガン演奏が印象的ですね。

本作は、ニューオーリンズの街で人生を狂わせた若者の悲劇的な物語を描いています。

ギャンブルとアルコールに溺れた父親の後を追い、自らも同じ道を辿ってしまった主人公の後悔と警告のメッセージが込められています。

アニマルズは、この曲を一発録りで仕上げ、英米のチャートで1位を獲得しました。

フォークロックの先駆けとなった本作は、ちあきなおみさんなど多くのアーティストにカバーされ続けています。

Black BettyRam Jam

1970年代に生まれたロックバンド、ラム・ジャム。

彼らの代表曲が、こちらのアフリカ系アメリカ人の作業歌をアレンジした楽曲です。

ハードロックとブルースロックを融合させた独特なサウンドが魅力的で、キャッチーなリフが印象に残ります。

1977年6月にリリースされ、アメリカのシングルチャートで18位を記録。

イギリスやオーストラリアではトップ10入りを果たしました。

映画『デュークス・オブ・ハザード』のサウンドトラックにも採用されるなど、長年愛され続けている一曲です。

エネルギッシュな曲調なので、気分を高めたい時にぴったりですよ。

Louie LouieThe Kingsmen

オレゴン州ポートランド出身のガレージロックバンド、ザ・キングスメンが1963年に残した伝説的な1曲は、わずか数百ドルの予算で、たった1テイクで録音されました。

歯列矯正器具を装着したリードボーカルが不明瞭に歌うその歌声は、FBIが2年間にわたって調査を行うほど社会現象となりました。

アルバム『The Kingsmen in Person』に収録された本作は、チャート2位を記録し、6週間にわたってその座を維持。

その後、ローリング・ストーン誌の「世界を変えた40曲」で5位にランクインし、1999年にはグラミー賞の殿堂入りも果たしています。

シンプルなコード進行とリズム、荒々しくもエネルギッシュな演奏は、パンクロックやガレージロックの原点として、音楽の歴史に大きな足跡を残しました。

若々しい情熱とエネルギーにあふれる本作は、ロックの原点に触れたい音楽ファン必聴の1曲です。