【傑作選】洋楽ロックの名曲まとめ
「ロックという言葉は洋楽から教わった」という音楽リスナーの皆さま、世代を問わず多くいらっしゃるのではないでしょうか。
どのような時代であっても変わることのない洋楽ロックの素晴らしさをお伝えすべく、今回の記事では60年以上に及ぶロックの歴史の中で生まれた珠玉の名曲をピックアップ、これから洋楽ロックを聴いてみたいという方に向けた最高のロックソングたちをまとめてお届けします!
こういった記事は往年の名曲に集中しがちですが、2000年代以降のアーティストも含めたラインアップでお届けしていますから、昔はロックを聴いていたけど……という方もぜひチェックしてみてくださいね。
【傑作選】洋楽ロックの名曲まとめ(11〜20)
Around The WorldRed Hot Chili Peppers

確実に世界最強レベルのロックバンドと言っていいであろうレッドホットチリペッパーズ。
この曲は小気味よいジョン・フルシアンテさんのギターにアンソニー・キーディスさんの歯切れのよいラップが絡み、メンバー間のトラブルを越え世界中を巡った思いをファンキーに力強く歌い上げる人生賛歌。
開放的なサウンドでストリートからフロア、とてつもない大きな会場まですべての音楽リスナーを揺らすとんでもない1曲です。
ジャンルがどうのこうのを完全に超えた世界観を見せつけます。
BrianstormArctic Monkeys

ギターとベースがユニゾンしたリフが印象的なこちらは、イギリスのロックバンド、アークティック・モンキーズが2007年にリリースした『Brainstorm』という曲です。
2002年に結成したアークティック・モンキーズ。
結成移行、着実にライブをこなし、いつしかイギリスメディアからは「オアシス以来の衝撃」と言われるほどになっていました。
そんな彼らは2012年に開催されたロンドンオリンピックの開会式で演奏を披露し、現代のイギリスを代表するロックバンドとして世界中に知られるようになりました。
『Brainstorm』はそんな彼らの名作アルバム『Favourite Worst Nightmare』に収録されている名曲です。
ZITTI E BUONIMåneskin

ロックの新時代を切り開く、イタリアの新星バンドによる力強い一曲です。
2021年3月にリリースされたこの楽曲は、サンレモ音楽祭とユーロビジョン・ソング・コンテストで優勝を果たし、ヨーロッパ中の注目を集めました。
自己表現と社会の固定観念への挑戦をテーマに、グラムロックとインディーロックを融合させた独自のサウンドが魅力です。
Måneskinの2ndアルバム『Teatro d’ira: Vol. I』に収録されており、全英ロック&メタルシングルチャートで7週連続1位を記録するなど、各国で大きな反響を呼びました。
本作は、自分らしさを大切にしたい人や、社会の期待に縛られず生きたいと思っている人におすすめです。
DrownBring Me The Horizon

今や世界的なバンドへと成長したイギリスのブリング・ミー・ザ・ホライズンのこの楽曲は、孤独や絶望と闘う人々の心に寄り添う、魂を揺さぶるメッセージを届けています。
2014年10月にリリースされた本作は、バンドの音楽性の転換点となり、メタルコアからよりメロディックな要素を取り入れた新たな境地を開拓しました。
アルバム『That’s the Spirit』のリードシングルとしても採用され、UKシングルチャートでトップ20入りを果たす快挙を成し遂げています。
心の奥底にある感情を吐露するような歌詞は、苦しみの中にいる人々の心の支えとなり、希望の光を灯す一曲となっているでしょう。
ReptiliaThe Strokes

2000年代の洋楽ロックシーンを語る上で欠かせない出来事として、当時を知る音楽ファンであればガレージロック・リバイバルと呼ばれるムーブメントを思い出される方は多くいらっしゃるでしょう。
古き良きシンプルなガレージロックや後のポストパンクといったジャンルを2000年代の感性でアップデートさせたようなサウンドでシーンを席巻、2020年代の現在も活躍する名バンドを多く生み出しました。
その中でも唯一無二のカリスマ・バンドとして多くのミュージシャンからリスペクトされているのが、ニューヨーク出身のザ・ストロークスです。
彼らのブレイクがきっかけでニューヨークで活躍するバンドやアーティストが1つのステータスとなるほどのシンボリックな存在であり、その影響力は今も全く衰えることはないですよね。
そんな彼らの抜群にかっこいいロックンロールの醍醐味を味わえる大名曲が、2003年に発表された『Reptilia』です。
ファンの間でも人気の高い楽曲であり、タイトなリズムに導かれてメロディと同じくらい印象的なギターのリフがかき鳴らされる瞬間はいつ聴いても最高ですね!
今や00年代ロックのクラシックな名曲といっても過言ではない、洋楽ロック史に残るキラーチューンと言えましょう。
We Are the ChampionsQueen

1977年に発表され、世界中のリスナーを魅了したこの楽曲。
勝利を讃える力強いサビと、フレディ・マーキュリーさんの情熱的なボーカルが心を揺さぶります。
スポーツの世界でも愛され、1994年のFIFAワールドカップでは公式テーマソングに選ばれました。
クイーンの代表曲の一つとして、今なお多くの人々に親しまれています。
本作は、勝利の喜びや達成感を分かち合いたい時にぴったり。
ライブや大会の締めくくりに聴けば、きっと心が躍るはずです。
輝かしい瞬間を共有したい仲間と一緒に聴くのもおすすめですよ。
【傑作選】洋楽ロックの名曲まとめ(21〜30)
Purple HazeJimi Hendrix

ギタリストであれば知らない人はいないであろう伝説的なギタリスト、ジミ・ヘンドリックスさんの代表曲の一つ。
自身2枚目のシングル曲として発表された楽曲で、イントロ後すぐに「ジミヘンコード」または「ヘンドリックスコード」と呼ばれる「dominant 7 # 9」というコードを使っていることでも有名なナンバーですね。
またギターソロでは現在では当たり前となったオクターバーという、音を1オクターブ上げるエフェクターが使用されており、ロックギターの基礎となる古典的なテクニックや表現方法がちりばめられています。
ボーカル、ギターともにエモーショナルなジミ・ヘンドリックスさんのプレイを堪能できる楽曲です。